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2012年10月25日

マスタバスにコンプとEQを差しっぱなし 1

私はDAW★1 で音楽作品を製作するとき、早い段階からマスタバス★2 にコプレッサとイコライザを差して作業します。以前は「ミックスダウンしてmp3ファイルにすれば完成」という段になってから差していましたが、それだとせっかく調整した楽器の音量バランスが狂ってしまって、また一からやり直しになってしまうのでした。

イコライザは最初に差す

イコライザ★3 はイの一番に差します。DAWを起動したら何はさておきマスタバスにイコライザを差します。マスタバスに差したイコライザは、曲全体の質感・肌触り・色温度といった印象を強力に決定づけます。例えば黄色いセロファンを通してみた世界はなんだかノスタルジックに見えますし、青いセロファンを通してみれば、それが何であれ寒々とした印象を受けるでしょう。そんな感じです。

音楽作品をまったくイコライザで調整しないと、独特の素人臭さが残ります。マスタバスに差したイコライザで、低音と高音をほんの少しだけ持ちあげると、プロっぽい鮮やかでシャープな印象りになります。やり過ぎるとギスギスするので、ほんの少しです。

わざと素人臭い作品、ローファイな雰囲気の音楽作品を作るにしても、まずはマスタバスのイコライザでシャープに調整します。その上で高音を削ったりしてローファイな音を作ります。こうすると「プロの音楽製作環境を使ってわざと素人臭い雰囲気に仕上げた作品」みたいなニュアンスに仕上がります。「分かっててやってるんですよ、わざとですよ。」というメタ情報の演出は重要です。

私が使っているイコライザはLP-64 EQという、SONARのオマケです。

最初はプリセットに用意されていたセッティングをそのまま使いました。そして音楽作品を製作するたびに「ちょっと高音が強すぎるか」「低音が足りないな」などと微調整を積みかさねてきました。こうして鍛えた?セッティングは今や私の財産です。まあこれくらい、差しあげてもいいのですが……それこそ私と同じLP-64 EQを持っていないと使えませんし。

それより重要なのは、その手順ですよ。
まずはプリセットのセッティングをそのまま使う。ちょっとだけ微調整してみる。そのセッティングを次の作品でも使い回して★4 更に微調整する。そうしてそうして最終的に自分だけの完璧?なセッティングを作りあげます。

コンプレッサの話は次回にしますね。

★1 DAW
DTM(パソコン音楽)をするための中心的な音楽ソフトのこと。それこそ生楽器の録音からMIDI音符の打ちこみ、アレンジ・ミックスダウンからMP3ファイルの作成まで、すべてをこなす総合音楽ソフトのことです。

★2 マスタバス
DAWではピアノやギターなど、いろんな楽器の音の流れを混ぜあわせて一つの音楽作品にまとめ上げます。小さな小川が集まって大きな川になり、それらが一つの河口に流れこむようなイメージです。マスタバスはその河口、音の最終出口にあたります。ピアノの流れだけに差したエフェクタはピアノの音だけに影響を与えますが、マスタバスに差したエフェクタはそれこそすべての楽器の音に影響を与えます。つまり音楽作品全体に影響を与えます。

★3 イコライザ
楽器の音の特定の周波数――低音域や高音域を選択的に大きくしたり小さくしたりするエフェクタです。ものすごく大ざっぱな話として、高音域を大きくすると鮮やかに聞こえ、小さくすると曇って聞こえます。低音域を大きくすると迫力のある音に聞こえ、小さくすると軽い音に聞こえます。

イコライザの使い道は広範囲で、それだけで何冊も本が出るほどです。また使い道に応じて特化したいろんな種類があります。最近では入力された音を解析して自動的にセッティングを変えていくような製品もあります。シンバルがパシーンと鳴った瞬間に低音域をぐいと持ち上げてバランスを取る、というような。

イコライザは料理でいえば塩味のようなもので、華々しい効果はありませんが使い方の上手下手は音楽作品のクオリティに直結します。私もイコライザを極めるべく日々工夫を続けています。

★4 設定を使い回まわす
一般的な話として、VSTやVSTi(ソフトウエアのエフェクタやシンセサイザー)は、設定したツマミの位置やボタンの位置をファイルとして書きだすことができます。そしてそれを後で読みこんで同じ設定を使い回すことができます。

苦労して音楽作品を完成させたら、面倒でもマスタバスに差したエフェクタの設定などはファイルに書きだして、次の作品でも使い回すといいです。

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2012年10月19日

津軽びいどろのオイルランプ

最近、オイルランプにはまっています。
先日はムラエのチビっちゃいオイルランプを紹介しました。これは『秋風』と名付けられた津軽びいどろのオイルランプです。

私にとって秋という季節は紅葉の印象なのか、赤色のイメージがあります。だからこのオイルランプがなぜ秋風なのか、最初はなんだかピンと来ませんでしたが……記念撮影をしているうちになんとなく分かってきました。小高い丘にて見上げれば抜けるような青い空に羊雲の群れと、見下ろせば西日に染まりつつある下町の雑多な風景。それを360度魚眼レンズで撮ったような、丸ごとガラス球に閉じこめたような、そんなふうに見えてきます。なるほどこれは確かに『秋』だと思います。手のひらの中の秋です。
» 津軽びいどろのランプ

これも仕事と言えなくもない

このブログは音楽や楽器に関連した話題を集めたブログです。
ですからこのような関係のない記事は増えすぎないように自粛します。というのが前提ではありますが、これはこれで写真撮影の練習になるので、仕事の一部だと言えなくもない。(私にとって金属やガラスはあまり馴染みのない素材です。)だから楽器以外の物を撮影するのも、まったく暇つぶしの無駄遊びというわけではないでしょう。

あるいは雑貨屋になっていたかも

私はまずは変わった物・珍しい物が好きです。
きらきら光ったり音が鳴ったり自分で動いたりしたら完璧です。退職して次はネットショップをしようと思いついたとき、厳密に言えば何の店でもよかったのです。しかしながらインテリアショップや小物・雑貨店は、既に大手のライバル店がいくつも先行していて、その中でとても生き残れそうになかった。だからもう少し競争率の低そうな商品――変わった楽器・珍しい楽器を売って生活することを選びました。今でも小さな玩具とかこのようなオイルランプなどには心を動かされます。あるいは私は玩具屋とか雑貨屋になっていたかもしれません。

結局、楽器屋で正解だったと思ってます。
雑貨屋だと楽器の演奏スキルや音楽作品の製作スキルがまったく活かされませんからね。

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2012年10月18日

インディアンフルートを飾ってみた

カイオワラブフルートはエリックさんが製作している竹製のインディアンフルートです。
それを買ってくれたお客さん――Chamaさんがこんな写真を送ってくれました。

おお美しい!黒いボディに原色の麻紐が映えます。これは思いつきの勝利ですね、造作自体は誰でも真似できそうですよ。ぜひぜひみなさんも自分のカイオワラブフルートをいろいろ飾りたててみてください。

Chamaさんは甲府を拠点に活動しているマルチタレントです。フォトグラファー、ライター、ミュージシャン、イベントプランナー……他に何があったかな、とにかく一人でなんでもこなします。彼が運営しているBARはミュージシャンやアーティストの社交場として賑わっています。いろいろ情報交換したい方、そこまでなくても興味ある方はぜひぜひ覗いてみてください↓
» ピザ・コーヒーのおいしいお店 カフェフリーバード
» Chama-Facebook

ふつうのインディアンフルートの吹き方についてはこちら。
» ウェブサイト 『インディアンフルートの吹き方』

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» インディアンフルートの販売は世界楽器てみる屋 ―日本に通じる音色―

初めまして。鼻笛が当たったhiderunです。

ここに投稿する皆様は、相当本格的に演奏に入れこんでいる方々が多いようですね。

私は普通に、いろんなジャンルの音楽を聴いて楽しんできた者です。
子どもの頃、ピアノが6年、フルート独学3年(吹奏楽部2年在籍)、その他、ボンゴを
はじめ、小物のパーカッション類などを10代からぼちぼち集めて、現在の仕事である
障がい児の教育・療育の現場で楽しく生かしています。
職場外に、音楽療法やリトミックの勉強をしている音楽専科の友人達がおり、それぞれ
に異なる珍しい楽器を手に入れては情報交換をしています。
マレーシアに長期滞在した人を通してアンクロン一式買って船便で送ってもらってデン!
と部屋に置いている人たちもいたりして。

世界楽器てみる屋さんにいきあたったのは今年のこと。
楽器と音の情報が十分に得られるので、短い期間に4つ購入させていただきました。
それまでに持っていたフルスやプサルタ、それにこちらで知った情報から、HAPIドラム
やイボドラムも複数手に入れて、まぁ何とか聴ける音が出せるものは、子ども達や同僚
に楽しんでもらっています。
子どもによって、受容できる音色、好きな音色、触りたい楽器が少しずつ異なるのが
面白いところです。

さて、鼻笛ですが、すだれさんが吹いておられる「ヒストリア」のテーマを吹いてみようと
聴きながらやってみたところ、しばらくは高音域が全くでなくて、どうやったらいいのか
コツが分かりませんでしたが、時間をおいてトライしたら、今日上の方の音も出せる様
になり、一通りメロディーが追っかけられるようになりました(^-^)v。

ということで投稿させていただきました。
動画を出せるほどの演奏者でないですが、また、楽しいエピソードに出会えたら書き
込みをさせていただきますね。

うどん県 骨付鳥市 hiderun

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2012年10月15日

ムラエのオイルランプ

オイルランプを探していて見つけた、チビっちゃいランプです。一目で気に入ってカートボタンをポチりました。ついでの勢いで別のショップで陶器のホルダーまで購入しました。ただ純粋に火を灯してみたかった★ のですよ。揺れる炎をずっと見ていたい夜もあります。

透きとおったガラス容器と輝く真鍮の口金、ガラス繊維で出来た真っ白な芯。付属のすこし紫がかったランプオイルを満たすとほんとうに美しいです。買ってよかった、満足です。これも一旦火をつけたなら、芯は煤で真っ黒になり口金は焼けて鈍い錆色に染まり果てるでしょう。この輝きは買ったばかりの今だけの輝きです。せっかくですから記念撮影しました。

ティーキャンドル用のホルダーが使えます

このムラエのオイルランプは、一般的なティーキャンドルと同じ直径です。だからティーキャンドル用のホルダーが使えます。ただし高さが3倍近くあるので、背の低いホルダーだと、炎が上からはみ出たりホルダー自身を焼いたりするでしょう。背の高いデザインのホルダーがよいです。

芯の太さは3mmあって、ティーキャンドルの芯より何倍も太いです。点灯してみるとさすがにティーキャンドルよりもずっと明るいです。手紙だって読めるでしょう。ホルダーに収めると、穴から漏れる光が壁や天井にくっきり映りました。

» ムラエのオイルランプ・ルナックスミニ
» 陶器キャンドルホルダー・辰巳窯

★ 火を灯してみたかった
ここで、キャンドルやランプがまったくエコに叶わないのは百も承知です。ふつうに蛍光灯の豆球の方がずっと明るいですし、それなら電気代だって一ヶ月で数円未満でしょう。またキャンドルやランプを製作するために工場を動かした電気代や、商品の運送に燃やしたガソリンの量を想像するだに、明らかに割のあわない話です。

火を灯してみたいから火を灯す。現代の日本におけるキャンドルやランプの価値は、そんなところにあります。

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2012年10月13日

インディアンフルート『聖母マリアの七つの喜び』

1人で合奏ができるダブル・インディアンフルートです。
『聖母マリアの7つの喜び』を演奏しました。運指は動画を一旦停止しながらご確認ください。

曲について

『聖母マリアの七つの喜び』は古い歌なので、メロディーの異なるバージョンが存在します。私が初めて聞いたのはアイルランドのドネゴール郡に伝わるバージョンでした。静かで神聖な雰囲気の曲で、一発で気に入りました。しかしながら世間で知られているのはむしろ、スィング気味の脳天気な曲調のバージョンです。それを知っている人は(なんでこんな曲をインディアンフルートで吹くのだろう?)と敬遠するかもしれません……今回は非常に損な選曲をしてしまいました。

七つの喜び、ということはご明察のとおり、1番から7番まで歌があります。とはいえ笛で同じフレーズを7回もくりかえすとさすがに飽きるでしょうから、4番までしか演奏してません。

楽器について

アステカ族の末裔、ナッシュ・タベワが製作したダブル・インディアンフルートで演奏しています。

インディアンフルートは北米インディアンに伝わる笛です。ダブル・インディアンフルートはそれの改造版で、2本の笛を1本に束ねた笛です。同時に2つの音を出せるので1人で合奏ができます。石器・土器しかなかった昔のインディアンたちがこんなゴツい笛を吹いていたはずもない。ダブル・インディアンフルートは高い工業技術によってのみ製作可能な、20世紀末に生まれた新しい楽器です。

……なんて堅苦しいことを言わずに、吹いてみると意外にこれがインディアンな雰囲気なのですよ。インディアンフルートを嗜む人なら(一本は欲しいな)と憧れる楽器です。

演奏方法について

『聖母マリアの七つの喜び』の運指は演奏動画に載せています。一時停止しながらご確認ください。

左側の管は、6つの指穴ぜんぶを使います。レザーバンドは外してください。右手側の管は、下の2つの指穴しか使いません。3つあるうちのいちばん上の穴は、耳栓で塞ぎます。

動画を見てのとおり、右手で左右両側の管の指穴をいっしょに押さえる箇所があります。なので同じダブル・インディアンフルートでも、枝切りハサミのようにAの形になっているタイプでは演奏できません。

『聖母マリアの七つの喜び』の曲自体は、短くて覚えやすい易しい曲です。ふつうのインディアンフルートで吹いてもいい感じですよ。

作品について

製作途中に(なんだかヴァンゲリスみたい……)と意識した瞬間、変なスイッチが入ってしまって「ヴァンゲリスならこんな音を使うよね」「ここはこんな感じにするよね」とますますヴァンゲリスっぽくなってしまいました。

おかげで曲のインパクトを表現する新しい方法を学びました。
今までは楽器の音を大きくすることで表現していましたが、今回は楽器の数そのものを増やして表現しています。今まではドラムやピアノの音をばあんと強く鳴らしていましたが。今回は「じゃーん」「どどぉおん」と別の大きな音を追加することで表現しています。

ユニゾンも、実は今回やったのが初めてです。
思いかえしてみれば、過去に一度もユニゾンをやったことがなかったのでした。

このへんの知識は、たくさんの楽器を使ってシンフォニックな表現をするのに重要な気がします。次回作でも引きつづき研究してみます。

製作ノートは製作中に書くもの

この文章は伴奏が出来上がった段階で、ファミレスで食後のコーヒーを飲みながら書きとめたものです。今までは作品に関する説明などは、演奏動画をネットに投函した後になって考えていました。しかしそれだと気持ちはもう済んでしまった事になっているので、どうにも頭が回りませんでした。このように、製作工程の途中途中で気づいたことを書きとめておけばよかったのです。

ふつうのインディアンフルートの吹き方についてはこちら。
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2012年10月11日

テレソン工房のウドゥドラム

ウドゥドラムは、西アフリカのナイジェリアに伝わる陶器で出来た太鼓です。
外観は大きな壺の胴に500円玉くらいの丸穴を開けただけのシンプルなものですが。これがちょっと侮れません。胴体を叩くとカンカンという高音が鳴り、穴を叩くとボインボインという非常にユニークな低音★1 が鳴ります。ウドゥドラムが入るとどんな曲でもとたんにエスニック風になってしまうという、主張の強い楽器です。下はウドゥドラムを使った音楽作品★2 の例。

ウドゥドラムは、大きな陶器の壺を作れるなら誰でも作れますから、今では世界中の工房やメーカーが製作しています。

テレソン工房は一押し

テレソン工房は、フランスでウドゥドラムを専門に製作している工房です。写真に見るとおり、伝統的な壺形からいろいろやり過ぎなデザインまで、たくさんのモデルを製作しています。
» !!! 販売開始しました !!! ウドゥドラムのカタログページはこちらです。

ウドゥドラムは高音が命です。あのユニークな低音は、実は誰がどう作っても出来ます。それに対して高音は、胴の素材や造作により神経質な影響を受けます。胴の出来が悪いとペチペチしたり、ゴツゴツと学校の机を叩いているような音になります。

テレソン工房のウドゥドラムの胴は、薄くて硬くて均一です。叩くとカンカンと乾いた気持ちのよい音がします。

テレソン工房のウドゥドラムは、一品ずつの手作りではありますが、工業的な手法を採用しているようです。そのため安定した品質のウドゥドラムを短期間で製作できるようです。そして価格も工業製品並みに安価に抑えてあります。

販売に向けて動きはじめました

「すごく良いウドゥを見つけた!」と、このブログで紹介したのがもう2年以上も前のこと。当時はすぐにでも販売開始するつもりで、工房と商談を進めていました。工房も非常に乗り気な返事でした。

が……なんの理由だったか、そのまま何もせずずるずると今日に至ります。

その間「まだ販売しないのか」というお客さんの催促をいただいてまして。はい、ここらで本腰を入れて販売開始します。既に工房に対して、ご無沙汰の挨拶と2種類のウドゥドラムを注文しておきました。

以降の状況は、この記事にコメントをつける形で報告していきます。気になる人は一週間に一度くらい覗いてみてくださいまし。
» !!! 販売開始しました !!! ウドゥドラムのカタログページはこちらです。

★1 ユニークな低音
「あ、この音知ってる!」という人がいるかもしれませんね。でもそれはきっと別の楽器、インドのタブラ(正確にはタブラ&バヤ)です。インドのタブラはマスターするのに長い年月の修行が必要です。しかしウドゥは誰が叩いてもこの音がするので、知っている人は”なんちゃってタブラ”としていろいろ重宝に使っています。

★2 ウドゥドラムを使った音楽作品
ウドゥドラムは、手に持って叩いたときの音は非常に魅力的なのですが。録音した音は、何かの間違いでは!?と疑うほどショボくなります。録音したウドゥドラムの音を迫力あるように聞かせるには、相当のアレンジ・スキルが必要ですよ。アマチュアのYouTube動画などで迫力あるウドゥドラムの音を聞いたら、(この人は相当アレンジの腕がいいな)と察してあげてください。私も明確にやり方が分かったらブログで説明します。

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2012年10月10日

デュエットオカリナの演奏動画を紹介させてください

N.C.Wデュエットオカリナを吹いているオカリナ太郎と申します。

以前、デュエットオカリナ用楽譜などを公開しているブログを紹介させていただきました。今回はデュエットオカリナの演奏動画の紹介をさせてください。

デュエットオカリナの演奏動画は徐々に増やしておりますが、その中で比較的ウケが良かったものを3つほど…

「となりのトトロ」


「涙そうそう」


「きよしこの夜」


この他にもデュエットオカリナの演奏動画を YouTube、ニコニコ動画で公開しておりまして、もし興味がありましたらご覧いただけると幸いです。

YouTube→ http://www.youtube.com/user/ocarinaTaro1974/videos
ニコニコ動画→ http://www.nicovideo.jp/user/28537529/video

また、動画中に楽譜と運指表(N.C.W.デュエットオカリナ用)を埋め込んでいるものもありますが、一部、私のブログでもN.C.W.デュエットオカリナ用運指表付き楽譜を公開しています。こちらも興味がありましたら合わせてご覧ください。

オカリナ太郎ブログ「オカリナ三昧」
http://ocarinataro.blogspot.jp/

デュエットオカリナに関する情報はなかなか少なく、自分からもなるべく情報を発信していきたいと考えております。発信している情報が多少なりともどなたかの参考となるようでしたらうれしいです。

以上です。よろしくお願いします。

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2012年10月08日

イーグル・ボーン・ホイッスル『テルーの唄』

イーグル・ボーン・ホイッスルは北米インディアンに伝わる鷲の骨で出来た笛です。イーグル・ボーン・ホイッスルでジブリ映画『ゲド戦記』の曲『テルーの歌』を吹いてみました。運指も載せています。動画を一時停止しながら確認してください。

イーグル・ボーン・ホイッスルはコンサートピッチではありません。私の持っている笛はC#少し高めピッチですが、他の笛はまた違っているでしょう。伴奏はMIDI打ち込みで鳴らしていますから、どんなピッチでも問題なしですが。現実のピアノで伴奏するのはつらいと思います。微細なチューニングができる電子キーボードやギターで伴奏することをお勧めします。

録音した笛の音は聞こえにくい

笛の音は純度が高い(倍音が少ない)ので、録音すると聞こえにくくなります。スペクトラムアナライザを見ながら音量を調節すると、伴奏に埋もれて聞きとりづらくなります。よく聞こえるように調節すると、今度は聞いているうち耳が痛くなってきます。イーグル・ボーン・ホイッスルのように甲高い音の笛は、いっそう音量バランスを取りにくいです。音楽作品で笛の音をきれいに聞かせることは、私の初期の頃からの課題です。ピースの足りないパズルを完成させるような努力を延々と続けています。いろいろ分かったら別の記事で説明します。
正直、人間の声の高さに近い楽器が音量バランスを取りやすいです……

間奏に入る風の音について

間奏とエンディングに風の音が入ります。他にも尺八のような音や鐘の音などいろいろ重ねて、映画のワンシーンのような印象を表現してみました。

技術的には至極簡単でした。Forest KingdomというVSTiと使えば誰でもできます。ファンタジー系音楽を作るためのスタータキットみたいなVSTiでして、最初からこのような出来合のプリセットがたくさん用意されています。それを一つ一つ順に当てはめて鳴らしてみて、いちばんふさわしい音(風の音系)を選んだだけです。

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2012年10月07日

10月のディジュリドゥ吹こう会とキャンプのお知らせ

こんにちは米倉です。
爽やかな季節となりました。
アウトドアシーズンですね。今日はキャンプ情報もあります!

では今月のディジュリドゥ吹こう会のお知らせです。
ぜひご参加ください!

●10月の福岡ディジュリドゥ吹こう会
日時 10/22(月)18:00〜21:00
場所 福岡市南市民センター音楽室(南区塩原2丁目8-2)
参加費 施設使用料1,700円を参加人数で割ります。

●ディジュ会メンバーしゅうさんからキャンプのお誘いです!
参加希望者はお返事お願いします!
(私は残念ながら参加できません。。)

10/13,14 篠栗町の米の山(若杉山)でキャンプしますよ。
バーベキュー、ピザ、コーヒー、野菜煮込みなど。

会費2000円でお願いします。
o(^▽^)o

キャンプ場につき、トイレ、炊事場あります。
女性専用テント立てます。

星空が綺麗。
キャンプファイヤーを囲んで歌います。

持って来るものは会費と毛布とタオルケットぐらいかな。
デスょ〜。 o(^▽^)o

ぜひ来てくださいな〜
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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