思索の笛の運指
思索の笛はうちの店の定番商品ではありませんが、買っていただいたのになんのフォローもないというのもアレなので、運指表だけでもアップしておきます。あ、基本的な鳴らし方はふつうの横笛と同じです。横笛の吹き方についてはこちらをご覧ください。
» 横笛の吹き方(過去の記事)
下から二つ目の音が基本の音
エリックさんの説明によると、思索の笛はいちばん下の指穴をあけた、下から二つ目の音が基本の音だそうです。演奏はこの音から始まってこの音で終わります。(基本であってぜったいに守らなければならない、というものではありませんよ。)
運指はいちばん下の指穴をあけっぱなしで、以下のようになります。
2オクターブ目は、上の三つの指穴(左手の指穴)が利かなくなりますので、強く吹いて倍音を出して代わりにするとよいです。
いちばん下の指穴は曲の終わりに使う
いちばん下の指穴は曲の途中で一息つくところ、曲の終わりなどで、音と音の間にはさむように鳴らすそうです。指穴をぜんぶふさいでぴー~~っと吹いて、基本の音にもどしてぴー~~っと吹いて終わる、みたいな。
とにかく音のニュアンスを憶えて自分なりの決めフレーズを編みだしてください。
» 思索の笛について(過去の記事)
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋
コメント
厚かましくもお願いしてこの笛を購入したのは私です。一人のためにフォローしてくださってありがとうございます。
いや~とても素晴らしい。深い音色ですね。自由の利かない変わった音階だけど、インディアンフルートのように結構フィーリングでもいけてしまいます。徒然なるままに鳴らして楽しんでいますよ。
投稿者: いま~じゅ太郎 | 2008年06月12日 01:29
いま~じゅ太郎さん、どうもです。
コメントをいただいたのは二度目でしょうか。つか誰だか今わかりました、今後ともよろしくお願いします。
思索の笛とインディアンフルートは設計思想が似ています、「吹いておもしろい音を厳選して集めました」という…これがダイアトニックの本質だと思っています。逆に「使いそうな音をありったけ集めました」というのがクロマチック。
思索の笛をフィーリングで吹いて、そのうち曲ができたらぜひ聴かせてくださいね。
投稿者: すだれ | 2008年06月12日 06:52