-- 楽譜置き場・試聴室 --

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2008年09月09日

『いつも何度でも』を竹笛で吹いてみました

『いつも何度でも』は…説明はいらないでしょう。
スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』の主題歌です。木村弓が歌う素直で美しいメロディーが印象的です。ライアーというあまり馴染みのない竪琴がこれの伴奏に使われたことにより、日本で知られるようになりました。

いつも何度でも竹笛で吹いてみました

曲について

著作権保護のため、動画としてYouTubeにアップしています。同理由により歌詞や楽譜は公開できません。

笛は、エリックさんの横笛G管を使いました。1オクターブ目の音ばかり使うので音は出しやすいです。

曲想がクラシック風なのでコンサートフルートっぽく吹いてみたところ、これがたいへん難しかった。慣れないタンギングもつらかった。

曲の出だしは「ドレミドソーミレーソーレー ドラミードシー」です。おっと後は自分の耳でコピーしてくださいね。『千と千尋の神隠し』の主題歌の他にもジブリの曲は楽譜がたくさん出版されていますから、手頃なのを買ってくるといいです。
» 横笛の吹き方は過去の記事をご覧ください
» 横笛はこちらで入手できます

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2008年07月04日

横笛で吹くグリーンスリーヴス

グリーンスリーブスは16世紀ごろから英国で歌われている民謡です。作者不詳。別れてしまった『緑の袖』なる女性への想いを歌っていますが、これが誰のことかは不明。ヘンリー8世が恋人のアン・ブーリン(後の王妃)のため作曲したとも、名もない娼婦のことだとも。
» グリーンスリーヴスを試聴する
» 楽譜はこちら(pdfファイル)

ルネサンスフルートによる演奏

» ルネサンスフルートの吹き方はこちら(過去の記事)

楽譜は#やbができるだけ少なくなるようにイ短調で表記しています。といっても試聴用の音源はLowDのルネサンスフルートで吹いたのでロ短調になっています。(Dキーの笛はドの音を吹くとレの音が鳴ります。)Cキーの笛で吹けばそのままイ短調、Gキーの笛ならホ短調になるでしょう。そんなものです。

ファとソの音に半音が付いたり付かなかったりと忙しい。(サビの部分って転調している気がしますが、どうなんでしょう。)こんなものと割りきって丸ごと運指を覚えるのがいいです。オクターブ上の高音も使うので、きれいに出せるように練習しておく必要があります。私はあいかわらず苦手です。

ご自分でmidiを演奏される方へ

今回の音源のソースでよろしければ使ってください。
未加工のソースなので当然、そのままでは聞けたものではありませんよ。なお前述したようにLowDのフルートで吹いたので、ロ短調にしています。
» グリーンスリーヴスのMIDI(未加工ソース)

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2008年05月21日

インディアンフルートの演奏サンプルと楽譜 03

緩慢なる闘い(かんまんなるたたかい)

» 演奏サンプル
» 楽譜はこちら(pdfファイル)

映画や小説の主人公の生きざまは、私たちに勇気を与えてくれます。波瀾万丈の人生、次から次へと襲いかかる絶体絶命の危機。厳しい運命に怯まず立ちむかう彼ら彼女らの姿は、私たちに生きる勇気を奮い起こさせます。

…でも、
その勇気は実は、あんまり役に立ちません。日本に暮らす多くの人にとって人生は平穏で、かわりばえのない毎日がえんえんと死ぬまで続くものです。「世の中つまんないぜ!」なんて知ったふうに吐きすてる人がいますが。それこそが人生です、身にしみて分かれ。私たちの闘いは、この平穏でつまらない人生をけっして見限らないこと。かわりばえのない日常に踏みとどまること。

なーんて、こっ恥ずかしいテーマですがインディアンフルートならさまになります。胸を張り、高らかに、直球ど真ん中どうどうと演奏しましょう。おおきく二つのフレーズでできていて演奏サンプルではそれぞれ二回ずつくりかえして吹いています。単純な曲なので装飾音やビブラートでごてごてに飾りたててください。

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2008年04月11日

横笛で吹く千の風になって

ご存じ「千の風になって」です。作者不詳の詩『Do not stand at my grave and weep』を新井満が日本語に訳詩、作曲した歌です。2006年にNHK紅白歌合戦に出場した秋川雅史が歌ったことで一般的に知られるようになりました。
» 千の風になってを試聴する

「千の風になって」の楽譜は配布フリー?らしいのですが決定的な証拠を探しだせず、配布を断念しました。以下のサイトに歌詞とメロディー譜がアップされていますので、ご覧ください。
» うたごえサークル「おけら」(注:表示するといきなりMIDI演奏がはじまります)

ルネサンスフルートによる演奏

» ルネサンスフルートの吹き方はこちら(過去の記事)

上の試聴用の音源は『Gキーのルネサンスフルート』で吹いています。
「千の風になって」をルネサンスフルートで演奏する場合は、2オクターブ目のかなり高い音まで使うことになります。オクターブ下の音から上の音へぽんとあがる箇所もあるので、きれいに高音を出せるように練習しておく必要があります。

私は…2オクターブ目がどうにも苦手なので、今回のデモ演奏を作成するにあたり、さんざんリテイクしてそれでもダメで、使える部分をつぎはぎしてなんとか形にしました。(デスクトップミュージックばんざいです。)

ファの運指に注意。笛によってはこの運指ではファ#のような音になることもあります。その場合は指穴をもう一つふさぎます。だめなら、さらにもう一つふさぎます。要はどうにかこうにかしてファの音を出します、ということです。

「千の風になって」は人間の声にあてて作曲した独特の癖があります。「泣かないでください」「眠ってなんかいません」の箇所のように同じ音がだだだと続くところがあります。人の声なら歌詞があるのできれいに聞こえますが、たとえばピアノなんかで考えなしに同じ鍵をだだだだと連打するとなんともみっともなく聞こえます。

笛の場合は人の声に近いせいか同じ音を続けてもあまり違和感ないのですが、念のため、同じ音のつなぎ目を一カ所、装飾音におきかえて演奏してみました。(が、要らぬ工夫だった気もします。)

ご自分でmidiを演奏される方へ

今回の音源のソースでよろしければ使ってください。
未加工のソースなので当然、そのままでは聞けたものではありませんよ。なお私のルネサンスフルートは音が少し低いので、midiの音も全体的に少し高さを下げて使いました。
» 千の風になってのMIDI(未加工ソース)

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2008年02月11日

横笛で吹くスカボロフェア

「スカボローの市場へ行くんだったらあの娘によろしく言ってくれ。俺はあいつのことを本当に好きだったんだ…」からはじまる、有名なスカボロフェアです。1960年代の英国民謡歌手マーチン・カーシーがアレンジした民謡をサイモンとガーファンクルが歌って世界中に知られるようになりました。
» スカボロフェアを試聴する

歌詞と対訳がウィキペディアにアップされていました。
» ウィキペディア-スカボロー・フェア-

なおサイモン&ガーファンクル版では、長い歌詞のうちからいくつかを抜粋して歌っているようです。またメロディーの背後に入るオブリガートには反戦的なメッセージがこもっていて、ベトナム反戦運動が盛んだった時代を反映しています。

ルネサンスフルートによる演奏

» ルネサンスフルートの吹き方はこちら(過去の記事)

上の試聴用の音源は『Gキーのルネサンスフルート』で吹いています。
スカボロフェアの演奏は比較的簡単です、基本的に短いフレーズの繰りかえしで覚えやすい。サイモン&ガーファンクル版を聴いていると曲が進むに連れてメロディーが少しずつアレンジされたりしますので、そのへんは耳で確認してください。

運指は以下のとおりです、ほとんど下のオクターブだけ使います。ファ#なのに注意。楽譜はハ長調で表記していますが、原曲はEm(ホ短調)でした。

» 楽譜はこちら

ご自分でmidiを演奏される方へ

今回の音源のソースでよろしければ使ってください。
未加工のソースなので当然、そのままでは聞けたものではありませんよ。なお私のルネサンスフルートは音が少し低いので、midiの音も全体的に少し高さを下げて使いました。
» スカボロフェアのMIDI(未加工ソース)

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2008年01月13日

インディアンフルートの演奏サンプルと楽譜 02

大きな石の町

大きな石の町とは南米ペルーの町クスコのこと。クスコはインカ帝国の首都でもありました。

その昔、北アメリカのインディアンたちは中央アメリカのマヤ族・アステカ族と交易していたことがわかっています。

もっと広い世界を見てみたいと、中にはずっと南まで旅したインディアンもいたことでしょう。アンデス山脈までたどり着いた彼は、初めて見る大都市に目を見張ったにちがいありません。

長い旅を終えて帰った彼は子孫に話しました。
「そこは道も家もすべて大きな石でできていて、人はみんな虹のように色とりどりの服を着ていた。私がその町にたどり着いたとき、ちょうどお祭りだった。大きな広場に大勢の人が集まって踊っていた。額飾りや首飾りが太陽のようにきらきらと美しかった。あれはたしかこんな曲だったか…」

» こんな曲
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ちなみに彼が見たのは羊飼いの踊りです。 » 原曲はこんなの。
…うろ覚えなのでずいぶん違った曲になっています。

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2007年09月03日

インディアンフルートの演奏サンプルと楽譜 01

誰とも約束のない休日

"誰とも約束のない休日"とは、ふくやまけいこさんの著作「ゼリービーンズ」の冒頭で、ヒロインのアメリア・イアハートがベッドの上で寝タバコしながらつぶやくセリフです。今日は一日まったく自由、さて何をしようか……そんな満ち足りた平穏な朝も、呼び鈴けたたましく登場する女の子、エリノア・スミスによってぶち壊しになり、そのまま一夏の同居生活が始まる、というお話でした。どんな内容だったかおぼろげですが、この"誰とも約束のない休日"というセリフだけ妙に心に残っています。

» こんな曲
» 楽譜はこちら

運指表を見てのとおり、使う音域がオクターブ内なのでふつうのインディアンフルートでムリなく吹けるはずです。

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