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2010年11月16日

SONYのRolly(ローリー)を買いました

眠れない夜にふと、音がほしいと思いました。

  • 最高級の音はいらない、クリアな音であればOK。
  • 枕のそばに置いて楽しみたい。
  • 目覚まし時計を叩いて止めるような、おおざっぱな操作で使えるとありがたい。
  • 手のひらにしっくり握れるくらいの大きさがベスト。
  • 使ってて楽しい、気持ちいい、というのはかなり重要かも……

Rolly (ローリー) はソニーが発売したmp3小型音楽プレイヤーです。
新製品ではなくて既に生産終了品。TVで宣伝しなかったので初めて見る人もいるでしょうか。一方で大きな電気店で、くるくる踊っている姿★ を見かけた人もいるはずです。「ああ、あれね。もう生産終了?そりゃそうでしょう、あれであの値段じゃあね……」というのが、Rollyを知る大方の所感だったはず。

私が実際に触ってみた感触としては、Rollyの使いごこちは……強いていえば昭和時代のポータブルラジカセにいちばん近いのでした。なっつかしー。

ipodの例を出すまでもなく、今や小型化・多機能化競争のまっただ中です。胸ポケットに収まる薄いプレート1枚で音楽も電話もインターネットもゲームも、あれもこれもなんでもかんでも。

なのに今さらポータブルラジカセ。ウォークマンですらない、ポータブルラジカセ。こんな時代遅れの製品が4万円もするのですから、常識ある購買者はみんなそっぽを向きました。早々と生産終了したのもうなづけます。

しかし、日本の人口が1億もいればピンポイントでニーズにマッチする奇特な人も出てくるわけで……つまり私。もう一目惚れです。そうそうこれが欲しかった。

いざ購入を決めてみれば、とっくに生産終了で取りよせ不可能。あわててamazonと楽天を探しまわって、なんとか本体と必要なアクセサリを日本中からかき集めたのでした、ふう。

★ くるくる踊る
そうそう、Rollyは踊るんです。音楽を再生しながら、それに合わせて左右のボンネットをぱたぱた開閉したり、前後にごろごろ動いたり。特にくるくるっと独楽のように回るスピードは相当のもので、名前の由来になりました。見慣れるとなんだか人間が踊っているように見えてくるのが不思議。

Rollyに任せて好きに踊らせることもできますし、ユーザが細かく振りつけすることもできます。そういう楽しみ方もできます。ベタは塗れないけど、歌って踊れるやつなんです。

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2010年11月12日

ポケットサックスの吹き方 補足9

ザフーン・ポケットサックス(Xaphoon Pocket Sax)は手軽にサックス気分を楽しめる新しい楽器です。ポケットサックスの吹き方、補足その9。リードはすこしくらい曲がっている方が演奏しやすいです。

» ポケットサックスを吹いてみました

リードが曲がるという現象

ポケットサックスにプラスチックリードを付けっぱなしにしていると、だんだんリードが曲がってきます。これはどうもポケットサックス特有の現象のようです。

Legereのプラスチックリードは数年前から発売されていて、ユーザーはもちろん、本物のサックスの演奏者が大多数でしょうが。「リードが曲がった」という話はとんと聞きません。一方で、一人のポケットサックス演奏者が「曲がった」とブログに書いていました。私もポケットサックスに付けたリードを2本曲げました。なんだかポケットサックスを吹いている人ばかりです。

なぜ曲がる?

だんだんリードが曲がってくるのは、ポケットサックスの形状に原因があるかもしれません。ポケットサックスのマウスピースの形状は、サックスのそれよりも大きく曲がっているのです。下唇でぎゅうぎゅう押さえつけながら演奏すれば、リードに無理な力が加わって、次第に曲がってしまうのかもしれません。

あるいは唇でくわえる位置が悪いのかもしれません。マウスピースを思いきり深くくわえれば――あまり曲がっていない部分をくわえれば――リードを曲げてしまうこともないでしょう。(でもそれだと、キーキー鳴って演奏できないのですが……)

あるいは一度に長い時間吹きすぎたのでしょうか。あんまり長い時間続けて吹きつづけると、さすがのプラリードもくたびれて、弱くなってしまうかもしれません。そこをぐいぐい唇で締めつけると曲がってしまうのかもしれません。だから、ある程度の時間吹いたら、別のリードに取りかえて休ませるとよいのかもしれません。

すこしくらい曲がっている方が演奏しやすい

リードが曲がってしまうのは一概に悪いこととも言えません。リードが曲がるにつれて、だんだん鳴らしやすくなり艶やかな音色になってきます。だから私は、リードはすこし曲がっている方が好きです。こなれた感じというか。

どんどんリードが曲がるほど、どんどん鳴らしやすくなり艶やかな音色になっていきますが……度を超すと最後にはマウスピースにぴったり貼りついて鳴らなくなってしまいます。
絶好のポイントがどこかにあります。

リードケースに収めて曲がりを戻す?

新しいリードは硬くて息がすっぽ抜けます。だから最初はわざと、ポケットサックスに付けっぱなしにしたままにします。吹いているうち、だんだんリードが曲がって吹きやすくなってきます。「最近なんだかすごくいい音!?」と思ったら、ストップ。以降はポケットサックスを吹かないときは、リードを取りはずしてリードケースに収めるようにしてみてはいかがでしょうか。

リードケースは平たいので、曲がったリードをまっすぐに戻すような負荷をかけます。つまり、それ以上曲がるのを防止する効果があります。曲がりすぎてダメになったリードでも、リードケースに数日収めておくと、ある程度は元に戻ることが確認されています。

このへん、私も今、実践している最中でして。だからこれで上手くいくのかどうか分かりません。結局、最後には使い物にならなくなるまで曲がってしまうのかもしれません……
そうでないことを祈りながら。

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2010年11月03日

ハピドラムについて

投稿者:あゆみさん

初めまして。ハピドラムの購入を考えています。カイサドラムは5段階の音階
なのでハープの楽譜を参考に出来るとありますが、ハピドラムは何か参考に出
来る楽譜はありますか?


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竹笛にデコパしました

エリックさんの竹笛にデコパ★してみました。
どうでしょうか、私としては申し分のない仕上がりです。

これ1本に延べ3時間以上かかったと思います。
マスキングして白ペンキをスプレーして、デコパッチペーパーを貼って、ニスを塗って。我を忘れて没頭していたら時間なんてすぐに経ってしまいました。しわが寄らないようにペーパーを貼るのにちょっとした熟練が必要です。貼りかさねたペーパーの継ぎ目の模様にも気を配りました。

これはほんとうに遊びでやりました。
もしこれをお店で販売しようとすると、笛の本体価格に3時間分の人件費を合わせて販売価格は15,000円ほどになります。……とても私にはこれが15,000円の笛には見えません、これでは売れません。

笛を作って売って食う、というのはすごいことですよ。
考えてみてください、あなたの収入があなたの作る笛の売り上げだけだったとしたら。

笛の材料代、工具代、工房の家賃や光熱費、自動車の税金とガソリン代。家族を食わせて学校に行かせて団らんして楽しんで。税金を払って保険料を払って老後の貯金や年金を蓄えて。これらをぜんぶ、何年も何年も、ひたすらあなたの作る笛の売り上げだけで賄うとしたら……。あなたはどんな笛を作るでしょうか。あなたはそれをいくらで売るでしょうか。

できるだけ素早くたくさん製作する、でも一線の品質は遵守する。できるだけ原価を安く抑えて納得のいく販売価格に設定する。解のないジレンマを抱えて、でも投げださない。それを成し遂げた者だけが職人として生き残ることができます。

だから私は彼らを尊敬しています。

★ デコパッチ

デコパッチ (Decopatch) は、薄い半透明のペーパーにいろんな模様をプリントした手芸材料です。家具や小物にぺたぺたと糊を塗って、ちぎったペーパーを貼りつけていくと、カラフルなポップアートが出来上がります。
» デコパッチ・ジャパン

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2010年10月31日

インディアンフルートにデコパしました

なんとなく自分の竹笛を眺めているうち、とつぜん(デコパしたいっ)という衝動に駆られました。

デコパッチ (Decopatch) は、薄い半透明のペーパーにいろんな模様をプリントした手芸材料です。家具や小物にぺたぺたと糊を塗って、ちぎったペーパーを貼りつけていくと、カラフルなポップアートが出来上がります。最近では自分の携帯やiphoneにデコパするのが流行っているとか。

ちなみに専用の水性糊は、乾くと耐水性になります。念を入れて上から専用のニス(水性、乾くと耐水性)を塗っておけば、日常の使用に申し分のない強度になるそうです。さすがに水洗いはできませんが、お煎餅を入れる皿などの用途ならOK。

» デコパッチ・ジャパン

とまあ以上がデコパッチの説明で、さっそく自分の笛――エリックさんの横笛・G管・無地――にデコパするわけですが。いきなりぶっつけ本番で失敗する愚は犯しませんよ。不良品の笛★を倉庫からひっぱりだして試しにデコパしてみました。……試して正解。2本失敗して、写真はわりとよく出来た3本目です。竹のインディアンフルートですねー。

うーん配色はこんなもんですか。
デコパッチシートを貼る箇所に白ペンキをスプレーしました。デコパッチペーパーは半透明ですから、貼った表面の色が透けて見えます。竹は明るい色ですから、そのまま貼っても大丈夫かと試してみましたが……手を抜いた印象になったので却下。しかし下地を真っ白に塗ったおかげで、くどいほど鮮やかな色合いになりました。もともとケバい仕上がりです、デコパッチは。

写真ではわかりづらいですが、手に取ってみるとペーパーがしわだらけです。いい加減に作業するとペーパーにしわが寄って、いかにも「なんかてきとーに貼りつけました」という安っぽい印象になります。(それを味にする作風もあるのですが。)本番は一本のしわもない、まるでエナメルでペイントしたかのように仕上げてみせます。

★ 不良品の笛

てみる屋では世界中の工房から楽器を試しに一つ買ってみて、良ければ卸売りしていただけるよう交渉します。たいていの工房は職人気質で良心的ですが、いつも当たりを引くわけではありません。これはどこの工房だったか「私たちは私たちの品質に誇りを持っている」と謳っていたのでとても期待して購入したら、まるで夏休みの工作のような代物でした……誇りを持っているからといって、よい品質とは限らないのですね。

てみる屋で販売しているエリックさんの竹笛は、量産していて品質もよい。こういう工房はなかなか少ないです。

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2010年10月30日

フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました

最近、フヤラを触るように心がけています。
フヤラはまったく売れないのでずっとほったらかしにしてきました。売れないのは8万円という価格もさることながら、私がきちんと売っていないことにも原因があります。そもそも私自身、フヤラのことをしっかり把握できていないので、売りこみようがない。せめて1年に1本くらいは売れるように、(出来ることはしよう)と決心しました。

フヤラはスロバキアの羊飼い達の笛です。
全長1.7m、世界最大のオーバートーンフルートです。オーバートーンフルートは、指穴が一つもなく、息の強弱だけでメロディーを演奏する珍しい笛たちの総称ですが、フヤラには補助的に3つの指穴があります。(ってもオクターブの半分以上の音を、指穴を全部ふさいだ状態で鳴らします。)

フヤラの演奏表現は独特です。こういうのはCDやYouTube動画をイヤになるほど繰りかし聴いて覚えるしかないのですが、まだ覚悟が決まっていません。しばらく好きに吹いて、愛着がわいたらきちんと練習します。フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました。
» フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました

…音を追いかけるのに精一杯といった感じ。(本場の演奏はぜんぜん違いますよ。)

フヤラは立ち姿勢で演奏するものです。
一方で私はいつも座ってリラックスして笛を演奏しますから、立って演奏するとなんだかヘンに気合いが入ってよろしくない。

鍵盤ハーモニカのチューブを吹口に付けて延長して、膝の上に横置きにして演奏できるようにしました。うん、なかなかいい感じですよ。ほっとします。

こういう些細な工夫でやる気が違ってくるものです。

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2010年10月29日

アメージンググレースの演奏

投稿者:笹岡元信さん

始めまして、インディアンフルートの音色にすっかり虜になりました。購入を
検討していますが
愚問なのですが5音で実際吹けるのか納得できないのです(実際の演奏を聞いて
いるのに)。楽譜か何か購入時でも添付していただけますか
因みにビッグベアかトライヤルEを購入予定ですがよろしく


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2010年10月17日

鷲の骨の笛演奏 『もののけ姫』

イーグル・ボーン・ホイッスル(鷲の骨の笛)は、死んだ鷲の翼の骨をくりぬいて指穴をあけた笛です。イーグル・ボーン・ホイッスルでジブリ音楽『もののけ姫』を吹いてみました。
運指も載せています、必要であれば動画を一時停止して見てください。

長さは14cm、小さな笛です。鷲がなくような甲高い、哀愁のこもった音がします。北米のインディアンたちはこの笛を、儀式や狩りの合図に、あるいは仕事の合間の楽しみに吹いたのでした。

リコーダーやオカリナと同じで吹けば鳴ります。今一つ不正確なピッチを息の強弱でコントロールしながら演奏するあたりも、オカリナによく似ています。音階はインディアンフルートと同じ音階――ラドレミソラド――なので、高い音のインディアンフルートと思って演奏すればいいです。そもそも最初はふつうのインディアンフルートで試聴サンプルを作りはじめたのですが、あいにく原曲のイメージに合うような高い音のフルートがなくて、代わりに試しにイーグル・ボーン・ホイッスルを使ってみたらぴったりでした。

本物の鷲は絶滅危惧種で、捕らえることはおろか見かけることすら稀になりました。だからこれは実は、陶器製のレプリカです。強い材質ではないので、落とすとペキっと逝きます。下げ紐を首から下げて使ってください、もともとアクセサリです。っても見かけは骨ですから、人間様よりもむしろ犬小屋のワンちゃんに似合いそうで……これは……ファッションを選びます。

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2010年10月12日

ドングリ拾い

多摩モノレールの玉川上水駅より徒歩約1分。玉川上水沿いのほそい道は、古い街路樹でうっそうとしています。

10月、路面が見えなくなるほど枯れ葉の散った道を急いでいると、なにかごろごろしたものを踏んだ感触と、バリバリと砕ける音がしました。見れば、まるまると太った大きなドングリがたくさん落ちていました。となりのトトロに出てきたような、りっぱなドングリでした。

若い母親につきそわれて、小さな女の子がしゃがみこんで遊んでいました。ちょうどメイと同じ年頃でしょうか。一生懸命にドングリを拾うほほえましい光景をあとにして、急ぐ私の後ろで、ついに女の子の誇らしげな声が聞こえたのでした。

「みつけたーっ」
そうそう。それがちょうどトトロがおみやげにくれた、
「クリーっ」
クリじゃねええええっ!!

私はつっこみをこらえましたが、保護者たる母親は聞き流すわけにはいかなかったようで、
「クリだよぅーっ、クリぃーっ!」
と頑なに主張する女の子の叫びが後ろに遠く聞こえていました……
人はこうして少しずつ現実を知っていくのですね。

帰り道で気づいたのですが、
少し離れたところにほんとうにクリの木が生えていました。道に捨てられたたくさんのイガイガはみんな三つに割られて、空っぽでした。中身は残さず道沿いの住人が取って帰ったのでしょう。

……ちょっと離れた場所でしたが、彼女はほんとうにクリの実を拾っていたのかもしれません。今となってはわかりません。
» 多摩モノレール玉川上水駅

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2010年10月11日

管の選び方

投稿者:ヤスさん

結婚式披露宴の余興で何かやってくれないかと友人から言われ、この機会にず
っと欲しかったアーストーンの木管フルートを購入して演奏しようかと考えて
います。
中島みゆきさん作、バンクバンドカバーの「糸」を演奏したいのですが、
この曲を吹くためには何管が最適でしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=FK696A0RVYc


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