SONYのRolly(ローリー)を買いました
眠れない夜にふと、音がほしいと思いました。
- 最高級の音はいらない、クリアな音であればOK。
- 枕のそばに置いて楽しみたい。
- 目覚まし時計を叩いて止めるような、おおざっぱな操作で使えるとありがたい。
- 手のひらにしっくり握れるくらいの大きさがベスト。
- 使ってて楽しい、気持ちいい、というのはかなり重要かも……
Rolly (ローリー) はソニーが発売したmp3小型音楽プレイヤーです。
新製品ではなくて既に生産終了品。TVで宣伝しなかったので初めて見る人もいるでしょうか。一方で大きな電気店で、くるくる踊っている姿★ を見かけた人もいるはずです。「ああ、あれね。もう生産終了?そりゃそうでしょう、あれであの値段じゃあね……」というのが、Rollyを知る大方の所感だったはず。
私が実際に触ってみた感触としては、Rollyの使いごこちは……強いていえば昭和時代のポータブルラジカセにいちばん近いのでした。なっつかしー。
ipodの例を出すまでもなく、今や小型化・多機能化競争のまっただ中です。胸ポケットに収まる薄いプレート1枚で音楽も電話もインターネットもゲームも、あれもこれもなんでもかんでも。
なのに今さらポータブルラジカセ。ウォークマンですらない、ポータブルラジカセ。こんな時代遅れの製品が4万円もするのですから、常識ある購買者はみんなそっぽを向きました。早々と生産終了したのもうなづけます。
しかし、日本の人口が1億もいればピンポイントでニーズにマッチする奇特な人も出てくるわけで……つまり私。もう一目惚れです。そうそうこれが欲しかった。
いざ購入を決めてみれば、とっくに生産終了で取りよせ不可能。あわててamazonと楽天を探しまわって、なんとか本体と必要なアクセサリを日本中からかき集めたのでした、ふう。
★ くるくる踊る
そうそう、Rollyは踊るんです。音楽を再生しながら、それに合わせて左右のボンネットをぱたぱた開閉したり、前後にごろごろ動いたり。特にくるくるっと独楽のように回るスピードは相当のもので、名前の由来になりました。見慣れるとなんだか人間が踊っているように見えてくるのが不思議。
Rollyに任せて好きに踊らせることもできますし、ユーザが細かく振りつけすることもできます。そういう楽しみ方もできます。ベタは塗れないけど、歌って踊れるやつなんです。
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋