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2010年12月29日

妖怪クロネコピンポン

朝、ピンポーンという呼び鈴の音に飛び起きます。
クロネコか郵便か、商品を運んできたのでしょう。

明け方まで仕事をしていました。
ついさっき寝ついたばかりのぼんやりした頭で玄関にたどり着き、ドアを開けますが。 誰もいません。 …いたずら…?かと思いましたが、朝の6時にそれはない。 それどころか朝の6時ではクロネコも郵便もありえません。

妖怪クロネコピンポンです。
姿がなく、住人の寝ついている時分にピンポンダッシュするはた迷惑な妖怪です。 一説によると身体が無いので実際にチャイムのボタンを押しているわけではなく、 「ぴん、ぽおーん」と戸口で口まねしているのだとか。

目をつけられたのか一時期しょっちゅう出没して、悩まされましたが。 じきに本物のピンポンと区別がつくようになりました。 偽ピンポンは少し音に元気がないのです。 偽ピンポンを無視するようになってから、いつのまにかやって来ないようになりました。
今まですっかり忘れてました。

そしたら最近、もっとおもしろいことが起こっていることに気がつきました。
予知です。(続く)

楽器があればもっと楽しい毎日
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ポケットサックスの吹き方 補足10

ザフーン・ポケットサックス(Xaphoon Pocket Sax)は手軽にサックス気分を楽しめる新しい楽器です。ポケットサックスの吹き方、補足その10。出だしをウッ!と力んで吹くとサックスっぽく聞こえます。

» ポケットサックスを吹いてみました

ポケットサックスは笛です

サックスみたいな音がする?ところから”サックス”と名づけられていますが、ポケットサックスは笛です。「まるでサックスみたいっ」という驚嘆の声と同じくらい、「サックスの音に聞こえない、これはクラリネットだね」と揶揄する声もよく聞きます。それは仕方ない、材質や構造はむしろクラリネットに近いのですから。

ポケットサックスは20世紀末にハワイで生まれた新しい楽器です。もともとは子どもの玩具の笛でした。背負うべき伝統も守るべき作法もありません。どのように吹いてもOKです。もちろんクラリネットのように吹いてもOKなのです。とはいえ「俺は『サックスの音がする』と聞いたから買ったんだっ」という人もいるでしょうし、そういう人は仕方ない、自力でサックスっぽく吹くしかありません。

音の形で楽器の印象が決まる

ピアノはピアノの音、オルガンはオルガンの音、ラッパはラッパの音がします。聞き間違えようがない。なぜか。「音色が違う」と答えるのがふつうですが、厳密に言うと、人間は音色でなく”音の形”で聞き分けています。音の形というのは、時間が経つにつれて音の大きさがどのように変わっていくか、ということです。

身近な楽器の音の形を、大きく3種類に分けてみました。右の図をご覧ください。

一つはピアノやギター、太鼓などのタイプです。ここではA型と言っておきます。これらの楽器の音は、いきなりマックスまでガツンと音が出て、後は小さくなっていく一方です。図の見方は分かりますか。コンコンという短い音、ポーンという長い音。いろいろあるでしょうが、たしかにみんなこんな音の形の楽器です。

もう一つは笛やオルガンなど、ここでB型としたタイプです。ブーと鳴り始めてブゥと鳴り終わる。オルガンはまさにこんな感じの音です。リコーダーやオカリナもこんな感じでしょう。笛でも尺八などの音は、大きくなったり小さくなったり複雑な動きをするのですが、まあ同じタイプに含めます。

最後はラッパやサックスなど、ここでC型としたタイプです。先のAとBを合わせたような形です。出だしにパアンと大きな音が出て、後は少し小さな音がプーと続きます。少々単純に誇張して説明していますが、なかなかそれぞれの楽器のタイプを捉えていると思いませんか。

音の出だしをウッ!と力んで吹く

さて、サックスの音に聞こえたりクラリネットだったりのポケットサックスですが。音の形を見るとクラリネットはB型でサックスはC型です。ですからサックスっぽく聞こえてほしいなら、C型のように、いささか大げさに吹けばいいわけです。つまり音の出だしをパアンと大きくしてやる。「フー、フー、」とふつうの笛を吹くように一本調子に吹くのでなく「ウッ!、ウッ!フーッ」のように音の出だしを力んで吹くと、サックスっぽく聞こえます。

ぜんぶ「ウッ!、ウッ!」やると、それはそれでマンガチックでおかしいので、たとえば、フレーズの出だしだけウッ!と力んで吹きはじめて、あとはすらすらっと吹く。他には(ここもかな?)と思うところをウッ!っと力んで吹く。

私はそんな感じに吹いています。
そこそこ成功していると実感しています。私のポケットサックスの音を、楽器に疎いふつうの人が聴いたら「サックスじゃない?」と言んじゃないかな。もちろん実際に本物を演奏している人はだませませんよ、そんなこと最初から目的にしていません。

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2010年12月28日

リトルミンストレル・ハープについて

投稿者:石上 聖子さん

初めまして!このハープの事を知るのが遅く;もう手に入らないとの事;;凄
く残念です;
どこかで手に入れる事は出来ませんでしょうか?;中古でも構わないのですが
;;
とても素敵な音色と音の温度感♪魅了されてしまいました。


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2010年12月27日

やっぱりあった!

日オカリナの師匠が6穴ホイッスルの話をしてくれました。これは絶対に簾
さんのところにあると思って来たらヤッパリ〜♪
左手のピアニストが居る様に、右手や左手だけのオカリナスト(違う?)が居
てもいいですよね。
私は脳内出血で半身麻痺の母の為に右手だけで吹けるオカリナを購入したので
すが、息の問題があって無理でした(T T)


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2010年12月23日

横笛の低い音が出ません

投稿者:歌さん

エリックさんの横笛G管を吹いておりますが1オクターブ目の指穴3つ塞いだ音
までは音が出るのですがそれより低い音が出ません。指穴4つ塞いだぐらいな
らば小さい音は出るのですが5・6と塞いでいくとほとんどスースー言う風の
音になってしまいます。こういった症状は横笛初心者にはよくあるのでしょう
か?何かコツがあったら教えてください。


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2010年12月16日

G管フルートについて

投稿者:歌の本さん

以前LowDのエリックさんの横笛を購入しました。しかしなかなか感覚が掴めず
あまり吹かないまま棚の肥やしになっておりましたが、この度真剣に取り組も
うと思うに至りました。しかしLowDはでかすぎてなかなか吹きこなすのが難し
いのでGキーを購入して慣れてからLowDを吹こうと思うのですが小さい笛のほう
が音を出しにくいと言うようなことはありませんか?特別注文したアイスエイ
ジフルートの横笛はとてもサイズが小さかったのですが、これは一週間音出し
練習してもまったく音が出なかったものですから。G管もそうではないといいん
ですが。。そういうことがなければ購入を考えますが。スターリーナイトがい
いですねー。


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アイ・ラヴ・ミュージック

右の三文字はなんて書いてるのか分かりますか?
って下に答えを書いちゃってますけど、アルファベットで "I LovE muSIc" (私は音楽を愛する) と書いてあります。これは英語なんです。

New English calligraphy (新英文書法) という、中国の芸術家シュ・ビンが考案した英語の書き方で、アルファベットabcd…をそれぞれ漢字の偏(へん)と旁(つくり)のように綴って、一見それらしいが……中国人も日本人も読めない偽漢字にしてしまいます。

中国は英国から植民地同然の扱いを受けたり、長い間ホンコン島を取られたり、そんな歴史があります。英語という言語にも日本人には察しがたい確執がありそうで、だからこれは中国人ならではアイデアじゃないかと、私は思うのですがどうでしょうか。

私は一時期、この新英文書法にハマってずいぶん練習しました。今でもふと(あれ、どう綴るんだろう?)と気になり、資料を探すことがあります。が、たまに思いだして探すので、資料を見つけだすのがたいへんです。だからこうして、ブログの記事にまとめておくことを思いつきました。記事にしておけば、すぐにワード検索できるでしょう。

だからこれは「こんなおもしろい事がありますよ」とみなさんに紹介する記事ではなくて、自分の為のメモ書きなのです。

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2010年12月13日

ポケットサックス演奏 『FF4 愛のテーマ』

ザフーン・ポケットサックスでFF4の『愛のテーマ』を吹いてみました。

ザフーン・ポケットサックス (Xaphoon Pocket Sax) は20世紀末にハワイのマウイ島で生まれた新しい楽器です。もともとは竹で作られた子供の玩具でしたが、改良されて大人も楽しめる楽器になりました。 サックスみたい?な音がするので”サックス”と名づけられましたが、サックスではありません。クラリネットやオーボエと同じ、笛の仲間です。

愛のテーマについて

『愛のテーマ』はスーパーファミコンのゲームFF4(ファイナル・ファンタジー4)で使われたBGMです。2005年から小学校の音楽の教科書に採用されたので、比較的よく知られたゲーム音楽でしょう。

なお私がここで演奏したのは原曲―ゲームで実際に使われたBGM―ではなく、CD『ファイナルファンタジー ヴォーカルコレクションズⅠ―祈り―』に収められている版のアレンジ(タイトル:光の中へ)です。原曲よりもサビパートが8小節長くなっています。大木里紗が歌っている。

私はFFは6から始めたので、『愛のテーマ』はこちらを正として覚えていました。この試聴サンプルを作るため、念のためYouTubeの動画を確認したら「どの動画もサビパートが尻切れトンボ!?」だったので、驚いたです。

この試聴サンプルについて

いつもの手順です。CDを BAND-IN-A-BOX に読みこませてコード進行を逆算し、伴奏を自動演奏させてmidiファイルとして出力したものを、録音したポケットサックスの音といっしょに SONAR 8.5 PRODUCER でアレンジ、ミックスダウンしました。

まさか一発でこんなにきれいな演奏が取れるはずもなく、50分間くりかえし延々と吹きつづけた中から、きれいに演奏できた箇所を切りとり継ぎはぎして完成させました。上手な人が吹けばここまで出来ますよ、という宣伝なのですから、これでいいです。演奏の腕がなくても忍耐力があればそこそこの作品を完成させることができる。いい時代になりました。

著作権料支払義務を回避するため、動画にしてYouTubeに投函しました。
この曲の運指は動画の中でスライドショーしています。一旦停止しながらご確認ください。

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2010年12月09日

「つまりサックスってこんな感じ」というのを持つために

「つまりサックスってこんな感じ」というのを持つというのは、難しいことではありません。どんな人でもおぼろげながら持っているものです。

例えば、友だちのお子さんから「サックスってどんなの?」と尋ねられたとします。あなたは今までTVなどで見てきたサックスを演奏する姿や、ぱあんと鳴る自己主張の強い音色を思いだしながら、いろいろと説明するでしょう。その今まさに思いだしているサックスを演奏する姿や音が、あなたの「つまりサックスってこんな感じ」です。そんな大したものじゃない。何度かサックスを見聞きしたことのある人なら、ふつうに持っているものでしょう。

ただし、自分でもサックスを演奏しようとなると、もっとしっかり厳密に「こんな感じ」というのを持つ必要があります。

好き/嫌いが最初の手がかりです。
この曲は好き、これは嫌い。この曲の中でもここのフレーズは最高にかっこいい。この人の演奏の右に出る人はいないと思う。逆に、サックスでこんな演奏しても冴えないよなーとか。無数の好き/嫌いの線引きが、いつかサックスの輪郭を浮き彫りにします。
あなたが感じる好き/嫌いです。他人から教わるものではありません。

相違点/類似点を見つけるのも手がかりになります。
フルートではよく今のようなフレーズを吹くけど、サックスでは聞いたことがないよな。今のサックスの吹き方は他のいろんな曲でもよく聞くぞ、確かにこういうのっていかにもサックスっぽい気がする。この人のこういう吹き方は他では聞いたことがない、これってかっこいいのかなあ、とか。無数の線引きがいつかサックスの輪郭を浮き彫りにします。
あなたの目に映る相違点/類似点です。他人から教わるものではありません。

結局、たくさん聴くのがよい、ということになります。
「たくさんお金を使え」とは言っていません。今ならYouTubeでいくらでもサックス演奏を観ることができます。街の有線放送でサックスの音が聞こえたら注意深く耳を澄ませばいいです。TVドラマやコマーシャルのBGMに使われた数秒のフレーズがすごかったりします。

「つまりサックスってこんな感じ」という、万人がみなYESとうなずく普遍的で一般的なものを探し求めるほど、同時に、自分の個性をナイフのように鋭く尖らせることになるという。その逆説がおもしろい。

あ、だからポケットサックス(というか楽器全般)も同じです。

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2010年12月08日

カイサドラムの新音階-COSMA-

2010年にリリースされたカイサドラムの新しい音階、COSMAを叩いてみました。
» カイサドラムのCOSMA音階を叩いてみました

  • 前半の音階デモは、マイクで録音したままの未加工の音です。
  • 後半の演奏デモは、マルチバンドコンプレッサといくつかのエコーとリバーブを使って加工しました。

カイサドラムはドイツのアフロトン社が製作している鋼鉄製のパーカッション(打楽器)です。中華鍋を逆さにしたような外観で、円盤の表面にぐるりと等間隔にならんだ凹みを素手で叩くと、スチールパンのようなガムランのような音がします。

カイサドラムは音楽的な知識がなくてもリズム感さえあれば叩いて楽しめるように、音階に工夫を凝らしています。そのため勢いにまかせて適当に叩いてもなんとなく曲になって聞こえてくれます。5種類の音階が用意されていて、バリ島音階やアラビア音階など、音階それぞれに独特の雰囲気があります。2010年に新しく3つの音階が追加されました。

  • 'Cosma' F-Dur-major
  • Akebono A-Moll-minor-Pentatonik
  • D-Pentatonik

個人的には興味はありましたが、 しかし私の店には、経済的にも置き場的にもこれ以上カイサドラムの在庫を抱える余裕がありません。従ってネットショップのカタログでも告知していませんでしたが。

お客さんの一人が直々にCOSMAを指定してきたので、ついに入荷しました。
荷を開け、カイサドラムに凹みや傷や塗装剥げの無いことを確認し、問題のないことを確かめるため試奏してみましたら…これがなんとも魅力的な音階じゃないですか!
イマジネーション降臨!思わず記念に試聴サンプルを作ってしまうほど気にいりました。
(当のお客さんには事後に快く承諾を頂きました、感謝。)

がんばってうちの店でも在庫を抱えるつもりです。
たぶんこのCOSMAがカイサドラムのフラグシップになるんじゃないかなと、思ってます。

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