新宿ノーズフルート友の会ブログ
楽器があればもっと楽しい毎日
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こんばんは、米倉です。
早いもので、年が明けたと思ったらもう2月になってしまいましたね。
立春を迎えちょっと暖かくなりましたが、また寒くなるらしいので体調管理にはお気
をつけください。
さて、2月のディジュリドゥ吹こう会のお知らせです。
今月は南市民センターが保守点検のため、いつもの南市民センターではなく博多市民
センターでの開催となっておりますのでご注意ください。
●2月の福岡ディジュリドゥ吹こう会
日時 2/25(月)18:00〜21:00
場所 福岡市博多市民センター音楽室(博多区山王1丁目13-10)
参加費 施設使用料1,700円を参加人数で割ります。
市営地下鉄…地下鉄1号線「東比恵駅」下車徒歩15分
西鉄バス…天神方面から「山王公園前」下車徒歩3分
博多駅方面から「山王公園前」下車徒歩3分
ご参加お待ちしてます!
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週末から今まで延々とパソコンの復旧作業をしていました。
注文メールも商品配送もほったらかしです。パソコンが動かないと何一つ分かりませんし、一切の事務処理ができませんから、仕方ありません。
クラッシュは突然にやってきます。
いつもと同じようにパソコンの電源を落として……そしてもう、二度と立ち上がることはありませんでした。ハードディスクのブート領域が破損したらしいことは、黒い起動画面に無情に光るエラーメッセージで分かるのですが。残念、私の力量では、OSを再インストールするしかありません。ハードディスクが全体的に傷んでいる可能性もあるので、新品と交換です。
前日までのデータがきれいに残っているのが救いでした。
仕事で使うパソコンですから、毎日自動でバックアップ★1 するように、スケジュールしておいたのでした。クラッシュして初めて分かるバックアップの有り難み。みなさんもパソコンのデータは頻繁にバックアップしましょうね。
パソコンの復旧は一日作業になります。
とはいえ長年の感覚で(深夜過ぎには再びお客さんのメールに返事できるだろう)と楽観していましたが。月曜日の夜になってもまだソフトウェアのインストールが終わないのでした。
それらは主に音楽関連のソフトウェアでした。リアル音源のソフトウェアシンセサイザはギガバイト単位のサンプリングデータを抱えているので、インストールするの時間がかかります。更にその後のアクティベート手続きも「ほんとうにユーザに使ってもらう気があるのか」と疑うほど煩雑で、途中で躓き何度も試行錯誤ました。結局、1つをインストールするのにそれぞれ小一時間かかったのでした。
図らずパソコンのオーバーホールをすることになったので、新しいハードディスクを2台購入してRAID0★ を組んでみることにしました。挑戦する、というほど大げさなことではありませんが、RAID0を組むのは、20年以上のパソコンを使ってきて初めての経験です。途中で2度ほど「説明書のとおりになってねぇ!?」という場面がありましたが、概ねつつがなく作業は完了しました。
音楽ソフトもビデオ編集ソフトも、ハードディスクから大量データを高速に連続して読みだす性能が要求されます。RAID0を導入したことにより、宣伝動画の製作作業が少しは快適になるはずと期待しています。
★1 自動でバックアップ
定期的なデータのバックアップは、実はWindowsには昔から標準で用意されている機能です。一度スケジュールを組んでしまえば、三日坊主にならずデータをバックアップすることができます。みなさんもパソコンのデータをバックアップしましょう。
★2 RAID0(レイドゼロ)
複数台のハードディスクに対して同時に読み書きする仕掛け。データを切り分けてそれぞれのハードディスクに同時に読み書きするので、理屈では、用意したハードディスクの数だけ読み書きが速くなります。
音楽ソフトやビデオ編集ソフトは、ハードディスクから大量データを高速に連続して読みだしながら音楽を演奏したり動画を表示したりします。なのでハードディスクの読み書きが速くなるだけで、ソフトウェアの性能はかなり向上します。
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先日、カリンバを入手したばかりの者です。
まだ一週間経っていませんが、大きな古時計はこなせるようになりました。
楽器が特殊なので、なかなか合う譜面がない...と思っていたのですが、発見しました!
ホルンのデュエット譜がぴったりでした。
こちらで購入させて頂いたカリンバも、ホルンも同じF譜なので転調いらずです。ホルン吹きの私としては嬉しい偶然です。
今は丸山勉先生監修の「ファンタスティック・デュエット」のチム・チム・チェリーを練習中です!
譜面によっては音域が足りないものもありますが(ホルンは4オクターブ程出ます)、新しい譜面に挑戦したい方におすすめです。
長文になってしまいすみませんでした。
素晴らしい楽器との出会いに感謝し、今後も皆様の音楽が豊かなものでありますよう祈りつつ。
こるの
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JFilterはMFX規格のプラグインです。
CakewalkやSONARなどで使うことができるソフトウェアのMIDIエフェクタです。MIDIのエフェクタですから、つまりMIDIデータ――平たく言うと音符データを加工するものですが……
JFilter自体は、なにか固有の機能を持っているエフェクタではありません。JFilterはユーザが用意したプログラムに従ってMIDIデータを加工します。プログラミング言語はJavascript★1 です。
ええっと結局、なにができるのでしょう。
なんでもできますよ、それこそプログラム次第です。全体的に音符の長さを延ばしてレガート風味にするといった単純なことから、和音からアルペジオを作ったり、メロディに細かなアーティキュレーションを追加したり。理屈の上では自動作曲だってできるはずなのです……どれだけプログラムを書かなければならないか、ちょっと想像できませんが。
今ちょうど製作している音楽作品の中で、トルコのウードという弦楽器を伴奏に使いたいと思いました。私は打ち込みが苦手ですから、ここで新しくMIDIデータを打ち込むなんて勘弁してほしいところです。できるだけ既存のMIDIデータで間に合わせたいところです。難しいことは期待しません。例えばベースのメロディーに沿って、じゃんじゃかとギターのようにかき鳴らしてくれるだけでいいです。なのでベースとギターの演奏を掛け合わせて、ウード用のMIDIデータを生成することにしました。
結果だけ報告しますね。
下の試聴サンプルの1が、基になったベースとギターのMIDIデータです。どんな演奏か、TTS-1というソフトウェアシンセサイザで鳴らしてみました。そしてもう一つの2が、掛け合わせた結果のMIDIデータです。EMM-Knagalisというソフトウェアシンセサイザで鳴らしてみました。なるほど、それっぽい感じです。
» 1.基になったベースとギターの演奏
» 2.かけ算した結果のウードの演奏
初めて使うにしては、十分な結果だと判断しています。
いざプログラムが完成してみると、実はこれは「2つの楽器の演奏を掛け算する」という、極めて汎用的な機能に仕上がっていました。今回はベースのメロディーをじゃんじゃか演奏しましたが、例えばボーカルに合わせてじゃんじゃか演奏させることだってできますよ。プログラミングするのに2時間ほどかかりましたが、この機能は今後の音楽作品を製作するときにも使うでしょうから、十分に取り返せます。
先に説明したように、JFilterが何をするかはプログラム次第です。
ギターのメロディーに細かなアーティキュレーションを追加するとか。ベースのメロディーをチェロ用に調整するとか。させたいことはたくさんあります。確かにプログラムを書くのに時間がかかります。しかし一度書いてしまえば、その後の音楽作品を製作する際に、作業時間を大幅に短縮することができます。まったくブラボーなMIDIプラグインなのです。
★1 Javascript
Javascriptは、ホームページを自作するときに使うプログラミング言語として知られています。一時期ものすごく流行って、マウスカーソルを追いかけるようにキラキラ星を飛ばしたり、文字列を電光掲示板のようにスクロールさせたりなど、無意味にケバいホームページが乱立する原因になりました。
そんな経緯から、私はJavascriptを子供だましなプログラム言語だと認識していましたが。今回改めて勉強してみると、実は美しいプログラミング言語なのでした。一つ賢くなりました。
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先日ネットで注文させていただきました者です。
本当は紫の本体が欲しかったのですが、吹き口が白というので、汚れが心配で吹き口が黒の茶色のほうを注文しました。
そこで質問です。紫の本体に黒の吹き口への取り替えは可能でしょうか?あと吹き口はどの程度汚れるものなのでしょうか?気にならない程度なら、やはり紫にしようかと迷っています。
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遅まきながら、ソニーミュージックからモニタリング・イヤホンが発売されていることを知り、速攻で入手しました。私はこれを普段用に使うつもりです。以前、他メーカーのイヤパッドでずっと音楽を聴いていて、耳の感覚をおかしくしたという経験があります。私は仕事上、耳の感覚がフラットでなければなりません。「普段に使える、業務用のヘッドホンと同等なイヤホンがあったらなあ」と常々望んでいたのでした。
MDR-CD900STはソニーミュージックが販売している業務用のモニタリング・ヘッドホンです。
もちろんソニーミュージックのスタジオでエンジニアたちがマジモンで仕事で使っている品です。MDR-CD900STで聞くCDの音はつまり、エンジニアたちが現場で聞いている音そのもの★1 です。
CDを製作したエンジニアたちはみんな、この音を聞いて、最終マスタリングにGOを出した、ということなのです。
MDR-CD900STはソニーミュージックのスタジオ以外の現場でも評価され、ついに業界標準と言われるようになりました。MDR-CD900STは発売された20年前から現在に至るまで何一つ変更が加わることなく、オーディオ業界のメートル原器★2 として在りつづけています。
リスナーは自分が最高と信じている音で好きに音楽を聴けばいいですよ。
しかし、現場のエンジニアたちはそういうわけにはいきません。みんなで同じ音を聞いていなければ仕事になりません。例えば「CDの最初のマスタです。チェックをお願いします。」といって、試し焼きしたCDを出張先の責任者に送付したとします。このとき責任者が1,980円の玩具のようなイヤホンで聞いたとしたらどうでしょうか……彼がどんな評価を下すにしろ、参考にならないことは明らかです。
MDR-CD900STの音は、エンジニアたちが現場で聞いている音そのものです。
それはアマチュアが自宅で音楽作品を製作する場合にもいえて、つまり、MDR-CD900STで聞きながら仕上げた音楽作品は、業界標準の音になります。御利益として、どんなスピーカやイヤホンで再生してもそれなりに聞ける音になります。
以前の私の作品は、再生するスピーカやイヤホンの種類によって極端に(場合によっては耐えられないほど)音が歪んでいましたが。単純にMDR-CD900STを使うようにしただけで、その問題は大幅に改善されましたとさ。どれだけ私がMDR-CD900STに入れ込んでいるか、分かるってものでしょう。
MDR-CD900STは業務用ですから、長い間、市販されていませんでした。今はアマチュアでも自由に購入することができます。金さえ出せば誰でも業界標準を音を聞くことができるようになりました。私は良い時代に生まれたと思っています。
やっと本題。
ヘッドホンMDR-CD900STは長く業界標準として在りましたが、ここに至ってイヤホンの必要性がクローズアップされてきました。野外での録音作業など、フットワークを要求される現場で、ライトに使えるモニタリング・イヤホンがあれば重宝するでしょう。
MDR-EX800STは、再びソニーミュージックが時代の要求に応えて発売した、業務用のモニタリング・イヤホンです。
現場のエンジニアから徹底的にダメ出しを食らいながら完成させたというイヤホンMDR-EX800STには、コンシューマ用なら「まあいいか」で済まされる個体差が許されません。最後の最後の工程では一つずつ、人が耳で聞きながら手で微調整しているそうです。
イヤホンMDR-EX800STはヘッドホンMDR-CD900STと同様に、現場の音を忠実に再現します。
今、私はこの原稿を書きながらタンジェリン・ドリーム★3 なんぞを聞いていますが。うん、私の耳では双方の区別が付きません。形状の異なる別種の製品なのに、まったく同じ音がするなんて……考えてみればすごい技術ですよ。
私は仕事で音楽作品を製作するので、耳の感覚をフラットにしておかなければなりません。MDR-EX800STは普段用のイヤホンとして安心して使えます。
» イヤホンMDR-EX800STのページ(ソニーミュージック)
★ エンジニアたちが現場で聞いている音
実際にはスタジオには必ず、精密に調整されたリスニングルームがあって、基本はそこのスピーカで再生した音を聞きながら作業しているそうです。しかしながら望ましいリスニング環境にいないときや、上の例のように遠方どうしで確認し合うときなどに、ヘッドホンMDR-CD900STは最後の拠り所になります。
また、最終判断はリスニングルームのスピーカの音で決定するにしろ、作業のときどきで、ヘッドホンMDR-CD900STでモニタリングするそうです。少なくとも、このヘッドホンで聞いて気づくような異常(高音のざらつきなど)は放置しておけない、とのこと。
★2 オーディオ業界のメートル原器
標準(スタンダード)の価値は、その妥当性ではなく、みんながそれを標準だと認めた、という事実そのものにあります。標準は標準だからこそ標準なのです。
私は子どもの頃、初めて手にした1メートル物差しをかざして(大きすぎるなあ……70cmくらいが1メートルだと便利だろうに、なぜこれが1メートルなんだろう)などと考えたことがあります。これがいかにも子どもっぽいナンセンスであることは、誰でもわかることでしょう。
Amazon.co.jpのレビューに「ほんとうは低音に乏しい」「作り物っぽい音」などのコメントも散見されますが。なんの意味もありませんし議論にもなりません。個人の所感なんてどうでもいい。ヘッドホンMDR-CD900STで聞く音が業界標準の音、フラットな音なのです。
★3 タンジェリン・ドリーム
私は自分の耳の感覚がおかしくならないように、イヤホンMDR-EX800STを使うようにしました。が、癖の強い音楽ばかり聞いていると、それはそれで偏ってしまいます。個人的には梶浦さんやダークウェイブなどの音楽が大好物なのですが。総じて高音域が強いので、長く聞いていると耳が高音寄りになります。
耳の感覚を元に戻すために、低音から高音までまんべんなく聞こえる――ある意味なんの特徴もない音楽をたびたび聞きます。その一つがタンジェリン・ドリームです。この選択が妥当かどうかは微妙ですが……私にとってはタンジェリン・ドリームの曲は、フラットに聞こえます。
ほんとうは毒にも薬にもならないイージーリスニングを聞くのがいちばんよいのでしょうが。さすがにそれは耐えられそうにありません。
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