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2009年02月24日

モハヴェの笛

コヨーテオールドマンさんからいろいろ笛が届きました。

あさってにプログラムの納品なのでほんとうは小包をあける暇もないのですが。
ほら外国からの荷物は受けとったらすぐに中を検分しないと危ないっていいますし…わあきれいな笛。あいかわらず不思議な縄文模様です、ほんとにどうやって付けてるんでしょうねー。唇に笛を当てた感触もなかなかです。指穴を押えて…ん、しっくりきます。縦吹きの笛はむつかしいってみんな言いますけどまあ実際にむつしいですけど、慣れると息づかいがそのまま音に変わるような感じが気持ちいいんですよ。

ほんとうは納品のために明日は徹夜かなーってくらいやばいんですけど。
でもやっぱりきちんと鳴るかどうか確認しておくべきだと思うんですよ。
ですよねー。

モハヴェの笛

» モハヴェの笛を吹いてみました

北米西端のモハヴェ川流域に住むインディアンたちが1880年ごろまで吹いていた笛です。
木管に4つの指穴をあけただけの素朴な笛です。音階はラシドレミで、哀しい音がします。試聴サンプルはこれでも明るく吹いているほう。

1800年代というと、アメリカ合衆国が”文字も読めない土人たち”を文明社会に帰属させようと躍起になっていた時代です。
多くのインディアン文化が失われました。

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バンブーアルケミーD管

投稿者:J・Sさん

最近、ずっと同G管ばかり練習していたんですが久しぶりにD管も練習しよう
と吹いてみたら全く吹けなくなってしまいました。
以前はなんとか「ドレミファソラシ」までいけたんですが今は上から3つまで
の音しか吹けません。不思議でしょうがなく色々試行錯誤しているんですが・
・・。G管に慣れすぎてD管が吹けなくなるなんてないですよね?(笑)

P・S
グリーンスリーブスは後回しにして今はスカボロウ・フェアを練習しています
。何とか形になってきました。ありがとうございました。


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2009年02月21日

カイサの箱はとても大きい

ドイツからカイサドラムが届きました。
これでもう何度目か、すでに感慨はありません。大きな荷物なのでむしろ「うわ来たか」って感じで、速攻で送り状を書いてクロネコに押しつけます。二日後にはこれがお客さんの玄関にどすんとお届けになるわけで、お客さんもてきぱき進めてもらった方がうれしいだろうと思いますし。

最近はドイツからの荷物が早く届きます。
いや早いというほどもなくふつうに、なんですが。

2/10にドイツ銀行に送金して、2/21に荷物が到着しました。送金の手続き完了に数日かかることをさっ引くと、二週間たらずで到着するなら立派なものです。初回の荷物の遅れはなんだったんだろう。最初にうんと困らせておけば後でふつうに振る舞っても好感してもらえるという策略でしょうか、やるなドイツ郵政省。
ツンとデレは8:2が黄金比ですよ?っとこの場合ツンが8もあったら困りものです。

» カイサドラムの音(五音階Fキー)

単に年末だったから、という話もあります。外国の年末年始の浮かれ加減は勤勉な日本人の想像を越えているそうで、「年末に外国と輸出入するな」という忠告を聞いたことがあります。
今年の年末は気をつけておきます。

私もカイサドラムがほしいです。
夏までにはてみる屋の備品として一つ手元に置きたい。

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2009年02月20日

横笛にまつわる話をいくつか

エリックさんのアイリッシュフルートを販売再開しました

エリックさんの製作する竹笛は世界中から注文が殺到していて、特にLowD管―アイリッシュフルート―は材料の長い竹が不足してしまい、2008年6月からずっと仕入れを断られていました。今も状況は好転していないのですが「少数なら…」という条件でなんとか受けつけてもらいました。久しぶりに見るエリックさんのLowD管です。うん、いいできです。吹くと気持ちのよい音がします。えいやと7,8本入荷しましたが、予約だけでなくなりそうな売れゆきです。

「少数なら…」と渋っていたのに7,8本の注文に快く応じるとは、どいういう算数なのでしょうか。7,8本って少数なのでしょうか。こんな感じで販売していきます。私は大丈夫だと思ってますが、先行き不安な人は今のうちに入手しておいてくださいまし。
» エリックさんの横笛のカタログ

バンブーアルケミーのLowD管を吹いてみました

エンヤの、これはなんでしょうか。記憶をたよりに吹いてみました

» バンブーアルケミーのLowD管を吹いてみました

調べてみたらエンヤの『イヴニングフォール』でした。CD『ウォーターマーク』に納められている曲なのですが、私はこのCDをずいぶん前になくしたままです。どうりで聴いたことがあるわりに出所がわからなかったはずです。

バンブーアルケミーの横笛はおとなしい音色ですけど、これもよい笛です。人気が今ひとつなのはエリックさんのようにネットで派手に宣伝していないのが問題なのかも。プログラミングの仕事が一息ついたらこの曲をYouTubeにアップしようかなと考えています。まずはダウンロードサービスからお手本用に『ウォーターマーク』の全曲を入手しました。(ちゃんとお金を払いましたよ。)

エンヤの曲はゆっくりで簡単なわりに美しいので、笛の練習にちょうどよいです。
「このくらいなら私でも?」という気になります。

横笛用のカポがおすすめ

ギターにカポという道具があります。ギターのネックにがっちり固定して全体的に音を高くしたり低くしたりします。ま、低くはできないんですけど。

6穴の横笛にもカポがありまして、スケールを変えることができます。
上の『イヴニングフォール』はほんとうは左手人差指をひんぱんに半穴あけするので演奏が大変なんですが、カポを付けるとふつうにすらすら吹けます。そのぶん演奏表現に気を配ることができて便利ですよ、5月くらいまでにてみる屋で販売したいです。
上級者には必要のない道具ですが、私は使います。らくだし。

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2009年02月17日

カリンバを自分でチューニングする

カリンバのキーは金属の棒で押さえて留めているだけです。だから弾いているうちに音程がずれてきます。特に子どもに持たせるとキーをぐいぐい曲げて弾くのでよくずれます。てみる屋で販売しているハンドオルゴールは頑丈に作られているのでそれはないかと思っていましたが、1年も遊んでいるとさすがにずれてくるようです。

カリンバは自分でチューニングすることができます。

  1. キーの留めている側の端をラジオペンチでつかみます。
  2. その反対側の端を指でつかみます。
  3. そうしてキーの両端をぐいと上に持ちあげると、キーが台座から浮いて前後に動くようになります。
  4. そのままキーを前後に動かしてチューニングします。
  5. キーは長いほど音が低くなり、短いほど高くなります。

この作業には電子チューナーがほしいところです。街の楽器店で電子チューナーを買ってくるといいでしょう。2,000円くらいのシンプルなやつで十分です。ラジオペンチは金物屋か、今なら100円ショップで売ってたりします。

雑貨屋で売っている安物のカリンバも、きちんとチューニングすれば見違えるほどきれいに響くようになりますよ。街で見かけたら買って帰ってチャレンジしてください。

てみる屋で販売したハンドオルゴール、カリンバについては、てみる屋でチューニングします。
ご近所であれば直接こちらに持ちこんでいただくか、あるいは郵送で送ってください。
(郵送の場合は往復の送料をご負担ください。)

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お客さんのハピドラム演奏

先日ハピドラムを買ってくださったお客さんがYouTubeに動画をアップてくれました。
私が売った楽器でほんとうに遊んでくれているんだという実感がわいて、うれしいかぎりです。マイクのせいで音質が良くないとのこと。たしかに音を拾い損ねている感はありますが、ポーンと響く音色がハピらしい雰囲気を伝えています。
「ガムランのようだ」とはよく聞く評価ですけど。だれかが「水琴窟のようだ」と言いました。これも言い得て妙なたとえです。

Jai played the HAPI drum by my hands

Jai played the HAPI drum by malets

他人の演奏を観るのは純粋に面白いです。
最近の私はハピドラムを音程感のある打楽器として使っていますが。彼は私と演奏スタイルがあきらかに違います、曲を弾こうとしている。
「私もYouTubeにアップしました」という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。このブログで紹介させてください。

あそれと、
付属のスティックで力いっぱい叩くとハピドラムがヘコみます。
気をつけてください。っても演奏が白熱してくるとつい力が入ってしまいますから。付属のスティックは使わない方がいいと思います…

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2009年02月13日

インディアンフルートのワークショップ in埼玉

すだれです。
北海道のブルーレイバンクリエーションが川越のあけぼのホールでインディアンフ
ルートのワークショップを開催します。間近でインディアンフルートの演奏を見て聞
いて習えるまたとないチャンスです。

【ラブフルート・ワークショップ】
日時:3/20〜21(二日間)
  (3/20は10:00 〜 17:00
   3/21は 9:00 〜16:00)
場所:あけぼのホール
講師:SHO(ブルーレイバンクリエーション)     ウェブサイトhttp://www1.ocn.
ne.jp/~raven444/
参加費:2日間で¥30、000    (どちらか1日のみでの参加は¥17、0
00)
  早期お申し込みの場合、割引有りの予定
詳細は風使いの小屋ブログ版で http://windshamanwf.blog34.fc2.com/

内容:  準備された様々な樹木でできたラブフルート (ネイティブアメリカンのフ
ルート)を実際に吹きながら、 自己の奥深くに触れる、樹木と対話する、宇宙と調
和する、 といったことを体験的に学びます。  ラブフルートが作成されるために
は、鳥が、風が種を運び、 太陽や雲や雨が樹木をはぐくみ、人の手に届けることが
必要で、 その樹木を魂かけて笛に加工する人の手が必要です。  そこには数え切れ
ないほどの命が関わるという恵みがあり、 ラブが関わっているのです。  そのフ
ルートを自分の中心とつながりながら吹くことで ネイティブの人々がどのように自
然とあい対してきたか、 どのように内なる調和を保ってきたか、 どのように自分以
外の人と交感してきたか、 どのように世界と自分の関係を結んできたかをかいま見
る機会になり、 それはまた人類がなぜ笛を吹いてきたかということを知る機会にも
なるでしょう。

講師紹介:SHO (ブルーレイバン・クリエーション)  音楽に関わる様々な心の旅
のなかでラブフルートと出会い、 今は北海道の恵庭市でラブフルートの作成と演奏
活動を行っている。 ラブフルートは全てオーダーメイドで、依頼主との深い対話を
通して 世界に一本しかない、依頼主のためだけの楽器づくりを行っている。  演奏
を通して、音楽自体のすばらしさにとどまらず、 自分自身を活きるとはどういうこ
とか、 自然と触れあうというのはどういうことか、 といった深いテーマが伝わって
くるかのようだ。

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【あけぼのホール】
〒350-1124
埼玉県川越市新宿町5-21-6
049-245-2875
http://akebono-abacus.com/
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2009年02月10日

倍音楽器、ラッパ 4

倍音を強調して音程を出すラッパは、倍音に含まれない音程を出すことができません。ドレミファを不足なく演奏するために、なんとかして管の長さを変えて倍音の並びを変えてやる必要がありました。

あつめてみた

一番てっとりばやい解決はへたな細工をしないで、長さの違うラッパを必要なだけ集めてしまうことです。出したい音程に応じてラッパを取っかえ引っかえします。

図はマール社出版『楽器』から転載しました。「南アメリカの大トランペット」と説明があるだけで、ネットで調べてみましたがそれ以上の詳細は分かりません。でもこれだけの長さがあればかなり豊かな倍音が出るはずなので、2オクターブ以上出るのではないでしょうか。

つっこみどころ満載なこのラッパはマルチベルトロンボーンというそうです。サキソホンの発明者アントニー・J・サックスの作。音源のないのが残念。

なおマルチベルトロンボーンは浜松楽器博物館で実物を見ることができます。楽器の好きな人なら2時間は時間をつぶせるお薦め所、JR浜松駅のすぐそばです。
»浜松楽器博物館

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2009年02月06日

ダン・ゴッシのマウスボウ

世界最古の弦楽器マウスボウ

世界最古の弦楽器は弓です。あの弓矢の弓です。
弓を弾くとビーンと鳴るのは誰でも知っているとおりで、調子よく指で弾いたり棒で叩いたりすれば楽器になります。弓には共鳴胴がありません。だから弓の端を口でくわえて口の中で音を響かせます。弓を棒きれで叩きながら口の中をいろいろ動かすと、ひよひよと笛のような音がします。倍音です。

歴史の早い段階で人類は弓に複数の弦を張ることを思いつき、こうしてハープは急速に進化を遂げていきました。一方のマウスボウは歴史の中に埋もれてしまい、今では少数の文化でほそぼそと使われているのみです。

ダン・ゴッシのマウスボウ

北アメリカ合衆国は実は、マウスボウを今に伝える希少な国です。
アパラチアン・マウスボウといって、北アメリカインディアン由来の原始的な楽器。しかしこれの魅力に取り憑かれた男がいました。ダン・ゴッシです。もっと演奏しやすいようにもっと大きな音に。弦の振動を薄い共鳴板で増幅することにより口から発する倍音をより大きく鮮明に響かせる仕掛けは、彼の15年にわたる研究と改良の集大成です。

» ダンゴッシのマウスボウを弾いてみました

鳴っているのはたった一本の弦なのですが…とてもそうには聞こえません。
途中で「ライラライラライ」と聞こえるのはあれは別に私が歌っているわけはなくて、マウスボウの音です。のどの奥に共鳴させるとこんな、ロボットが歌っているような音がします。

ハワイに移住したダン・ゴッシさんは製作意欲まんまんのようなので、てみる屋で近いうちに販売できるのではと考えています。商談してみます。

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2009年02月04日

横笛

投稿者:J・Sさん

最近やっと指使いが慣れてきたので、そろそろ好きな曲の練習をやり始めまし
た。
曲は「グリーンスリーブス」です。楽譜も手に入れたのですが、なかなか思う
ように吹けません。二つある運指のうち2つめの方で吹いているんですが、ミ
の音が足りなくなってしまいます。
コツやヒントがあったら是非教えてください。


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