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ひとりでに鳴るモノ その4

水琴窟

水琴窟(すいきんくつ)は江戸中期に発達した、日本庭園ならではの音響装置です。底に穴の開いた大きな瓶を地中に逆さに埋めて、中に水を張っておきます。茶に招かれた客が縁先の手水鉢で手を洗うと、水が瓶の中にしずくになって落ちて、瓶に反響してきれいな音がするという仕掛けです。
»こんな音

(よく聴くと倍音が強調されて音階になっているのが分かります。)

水琴窟の音は全国いろいろなところで聴くことができます。個人的には京都のお寺で水琴窟、というシチュエーションにあこがれます。京都に行く機会があれば水琴窟を目当てにお寺巡りしたい。

元々の水琴窟は造園の施工を必要とする大がかりな装置ですが、最近は瓶そのものをオブジェとして室内に置いて楽しむタイプもでてきました。はっきり聞こえるようにマイクとスピーカーを内蔵していて、料亭などの玄関に置いて風流を演出します。

»水琴窟とその仕掛け
»京で水琴窟を聞く
»全国水琴窟データベース
»水琴窟の総合プロデュース T's corporation

楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋

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