ティンホイッスルの吹き方、装飾音 2
ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。装飾音を入れるとぐっとティンホイッスルらしく聞こえます。スライドはぜひマスターしたい装飾音です。
要はゆっくり指穴をあけていく
スライドはティンホイッスルを吹いているときに「ひょえー」と音をずり上げる装飾音のことです。これが入れるととたんにティンホイッスルらしく聞こえます。スライドするには指穴を少しずつあけていきます。指穴があけばあくほど、音も高くなっていきます。
- まず一つ下の指穴までよけいにふさぎます。
- その指穴を押さえている指をまっすぐ伸ばします。
- 伸ばした指をシーソーのように、指先が上がるように倒します。
- 指を倒すにつれて指穴があき、音が高くなっていきます。
- 以上の動作をすいっ、すいっとすばやく行います。
あるいは端から見ていると、指の腹についた汚れをホイッスルの指穴にこすりつけ落としているような仕草にも見えます。
それと息の強さも最初は少し弱めからはじめて、音が高くなるにつれて強く吹くといいようです。これもすうっ、すうっとすばやく。
» スライドとカットを入れながら吹いてみた
使いどころのルールがよく分からない
スライドをどこに入れればいいのか。メロディーを聞けばここだと分かるんですが、どうしてそこに?というと言葉で説明しにくいというか。
スライドの使いどころは強いて言えば…
- 短い音が連続した後に音を長くのばしたら、そこにスライドをかける
- ワンフレーズの最後を長くのばして終わるようなら、そこにスライドをかける
カットとスライドができればまずはOK
カットとスライドさえできるようになれば、とてもティンホイッスルが上手になったように聞こえます。あとは自分で試してみたり、好きなCDを繰りかえし聞いてマネしてください。ティンホイッスル用の楽譜もムリすれば手に入るでしょうが、楽譜には「ここにカットを入れる、スライドを入れる」など書いていません。特に最初のうちはCDを聞いて耳で覚えるのがいいです。ぜったいその方がいいです。
楽器があればもっと楽しい毎日
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