ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (5)
2008年2月1日に福岡市中央区のGIGIで行われたライオンサーカス団の投げ銭ライブから。最後のセッションです。
» ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (5) (19分35秒)
ゆっきぃは塩ビ管のディジュリドゥに持ちかえ関節を分解して音あわせをはじめました。おーちゃんもギターの弦を張ったり緩めたりしてオープンチューニングに変えていきます。トヨメンは自分の作業に没頭する二人をカバーするようにさかんにMTRを鳴らして、ライブが止まらないようにします。
オープンチューニング・ギターが完成したおーちゃんは試し弾きをはじめました。ゆっきぃはおーちゃんの出方を探ります。もしおーちゃんが伴奏するならゆっきぃがリードしないといけません。「ウキャキャキャッ」とコールしたりしておーちゃんの反応を見ています。一方、試し弾きを終えたおーちゃんもゆっきぃの出方を伺いはじめました。ゆっきぃは伴奏なのかリードなのか。しばらく二人で相手の出方を探りあうぎこちないセッションが続きます。二人の音を確認したトヨメンはMTRの音をひかえめにします。
トヨメンのMTRが若干おーちゃんに肩入れをはじめました。やがておーちゃんがホーメイでひかえめに歌いはじめると、ゆっきぃはすかさず伴奏に後退、それを受けておーちゃんが本式に歌いめました。この瞬間に役割が決まりました。リードがおーちゃん、伴奏がゆっきぃで、トヨメンは二人のサポートです。曲がすすむにつれて役割が入れかわるかもしれませんが、まずはこの分担でスタートです。
オープンチューニングのギターは弾くとなんともいい気持ちです。最後のセッションということもあってえんえん20分近く演奏していました。
【楽器と演奏者について】
- オープンチューニングのギター
- ふつうのギターをたとえばドミソドミソのように調弦すると、フレットを指で押さえなくてもジャーンと鳴らすだけでいい音がする。オープンチューニング奏法は一五一会の登場で広く知られるようになったが、ギタリストの間では昔から行われていた。
演奏者:宇宙人おーちゃん
連絡先:ブログ「宇宙人おーちゃん」 mixiコミュ「宇宙人おーちゃん」 - ディジュリドゥ
- オーストラリアのアボリジニに伝わる巨大木管ラッパ。口から息を吐きながら鼻から吸うという特殊呼吸によって切れ目のない重低音を作り出す。
演奏者:ライオンサーカス団団長ゆっきぃ
連絡先:mixiコミュ「ライオンサーカス団」 - MTR
- 高機能なデジタルレコーダー。いくつもの音をあらかじめ録音しておき、曲に合わせてリズミカルに再生する。テンポ、音程、音の重ね合わせを自在に操作できる。
演奏者:トヨメン
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋