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2008年11月08日

世界的オカリナ奏者さんの独奏会

投稿者:naonaoさん

 ブログに初書き込みです。コカリナ、かわいいですね♪ 吹いてみたいです
。音が視聴できるのが楽しみです。

 それで、オカリナの世界的奏者、イタリアのファビオ・ガッリアーニさんと
言う方の、初来日記念独奏会があるそうです。

 11月13日が香川、15日が広島、20日が東京だそうです。
 以下が、詳細のHPです。
http://www16.plala.or.jp/accademia/Concerti_Budriesi.html

 この方の、公式には発表していない徳島での独奏会が、11日にあります。
 
 オカリナをやっている知人のおかげで行けることになりました。私は、全く
 無知なんですが、お気楽に行って来ます。 初めて、イタリアのオカリナ奏
者の方の独奏を聴けるのが楽しみです。


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ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 5

ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。ティンホイッスルは2とおりの音階が使えます。これでたいていの曲は演奏できます。

音階その1

ティンホイッスルの指穴をぜんぶふさいだ、いちばん低い音をドの音とする音階です。

○…指穴をあける、●…指穴をふさぐ

» いちばん下からドレミの音階

Cキーのホイッスルならハ長調、Dキーのホイッスルならニ長調。分かりやすい音階ですが使用頻度は1/3くらい?でしょうか。ドより低い音を出せない、というのがけっこうネックになります。ドより低い音を使う曲は多いですよ。ゾウさんの歌も「ドーラソー ドーラソー」とドより低い音を使います。

音階その2

ティンホイッスルの指穴をぜんぶふさいだ、いちばん低い音をソの音とする音階です。

○…指穴をあける、●…指穴をふさぐ、白黒半分…指穴を少しだけあける

» いちばん下からソラシドの音階

Cキーのホイッスルならヘ長調、Dキーのホイッスルならト長調。ドより低い音はけっこう使われるので、こちらの音階の方がよく使われます。

ファの運指が2とおりあります。一長一短あるので両方使います。慣れないうちはどちらか一方が使えればいいと思います。指穴を少しだけあけるというのは、指をずらしたりひねったり、とにかくファの音に聞こえるように少しだけあければいいです。

  1. ①は音程が安定している。スライド技が使えない。
  2. ②は音程が不安定。スライド技が使える。

半音の出し方

ティンホイッスルで半音を出す方法は、上のファの音の出し方を参考にしてください。つまり指穴を一つとばしにふさいだり、半分だけふさいだりします。

ダイジェスト終了、おつかれさま

ティンホイッスルの吹き方を駆け足で説明してきました。ダイジェストとしてはこれで終わりです。これだけ知っていれば、小学校のリコーダーを吹く程度にはいろんな曲を吹いて遊べると思います。

ここから後は「カット」や「スライド」などティンホイッスルらしい演奏をするための技を説明します。連載の間隔も一週間とかそんなになります。

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2008年11月07日

ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 4

ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。ティンホイッスルの指穴を下から順に開けていけばそのままドレミ…になります。オクターブ上の音は強く吹けば出るので、分かりやすい。

運指とタンギング

指穴をぜんぶふさいで、下から順に開けていけばそのままドレミファソラシになります。

○…指穴を開ける、●…指穴をふさぐ

オクターブ上の音は運指はそのまま強く吹きます。高い音ほど強く吹くので大きな音になります。街角や公園の雑踏の中で大道芸をするのにちょうどよい音量ですから、せまい部屋で吹くとうるさいです。ローホイッスルは低い落ちついた音なのでそれほどでもありませんけど。
» ティンホイッスルのドレミ

オクターブ上の高い音は「トゥートゥー」と、舌先で息を区切って少し勢いを付けてやると鳴りやすいかもしれません。

この舌先で息を区切ることを「タンギング」と言います。タンギングすると一つ一つの音の輪郭がかちっと鮮明になります。リコーダーやコンサートフルートではこの「タンギング」の習得が必須課題ですが、ティンホイッスルではあまり使いません。「タンギングするのは邪道だ」という演奏者もいるようです。

私は半々くらい使います。メロディーを区切ったりつないだりして吹くと表情が豊かになるので、つまり上手っぽく聞こえます。

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鼻笛の吹き方、音を区切るには

鼻笛は鼻息で鳴らす笛。口笛のようなオカリナのようなきれいな音です。鼻笛の音を区切るには鼻息をとめればいいです。結局それだけのことです。

息をとめれば音もとまる

鼻笛の音を区切るには鼻息をとめればいいです。とにかくとめればいい。8分音符の音をタタタタとすばやく区切るには?ふんふんふんふんとすばやく鼻息をとめればいいです。

鼻の奥で息をとめるのがいちばん速い

口を閉じて「んー」 「んー」 「んー」と言ってみてください。声がとぎれる、ということは息がとぎれているわけですが、このとき鼻の奥をふさいで息をとめています。もっと速く「ん、ん、ん、ん」「んんんんんんんんっ」とできますか。この要領で鼻息をとめると素速く小刻みに音を区切ることができます。
» 鼻の奥で息をとめる

要は、鼻息をとめればいいです。

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2008年11月06日

アレイムビラすげえぜっ

世界楽器てみる屋のお客さんから「すだれさんはアレイムビラ(Array Mbira)をご存じですか?」と尋ねられました。価格次第では購入できないかな、と。

アレイというのは"棚"、"ずらっと並んだ"という意味でムビラはカリンバのこと。だからやたらにキーのたくさん付いたカリンバかなと、探せばすぐに見つかりました。想像通りの外観で正直がっかりです。でもお客さんの依頼ですから(大きければいいってもんじゃないよ…)とプチグサれながら調べてみると…す、すげえぜっ。

この楽器の要はキーの配置です。
キーの配置がものすごく合理的です。「クラシック音楽論の基礎である五度進行の環を一直線に並べたら?」というのがそもそものアイディアと思うのですが。おかげで類を見ない操作性を実現しました。

  • 4オクターブのメロディーを片手で弾けます。
  • 手は同じ位置に固定したまま、指先だけで4オクターブ弾けます。
  • 4オクターブ分の和音を片手で弾けます。
  • どの和音を弾くときも手の形はいつも同じです。簡単に覚えられる。
  • それを両手でやるからすごいことになります。
  • 移調・転調に極端に強いです。
  • 指の動きはそのまま、手全体を横にずらすだけでガシガシ転調します。

ね、ありあないっ?って感じでしょ。まるで魔法です。どういう仕掛けなのか、メーカーが無料で配布しているキー配置に関するドキュメントをアップしました。日本語でコメントを入れたので、ぜひ読んで、そして賞賛してほしい。このシステムを思いついた人は天才です。これ、歴史を生き残る楽器ですよ。
» アレイムビラの配置について(pdfファイル)

卸売りしていただけるのか早速確認してみます。
現地価格はケース代、送料など含めて26万円ほど。てみる屋で販売するならこの2割り増しの値段になると思います。
卸売りの約束を取りつけました。今から詳細を詰めて、できるだけ近日中に商品化します。高額なので受注生産になります。(2008/11/08修正)

Array Mbiraの演奏 onYouTube

”Array Mbira”で検索するとたくさんの動画が見つかります。これはその一つ。

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ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 3

ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。ティンホイッスルの音に満足できなくてもあまりがっかりしないように。できるだけ練習したら後は装飾音でごまかします。

吹き方

ティンホイッスルを唇でくわえて、手加減しながらそっと吹けばふつうに鳴ります。「えーっこんな音?」と少しがっかりした人がいるかもしれません。ホイッスルはそのままでは正直、そんなにきれいな音ではありません。野性的なとか、野卑なとか、そんな形容の似合う音です。これに「カット」や「スライド」など独特の装飾音が加わると…とたんにCDで聴くようなあの美しい音になります。ヒースに咲く野生の花って感じの。

でも少しでもきれいな音が出るのに超したことはありませんから、とりあえず、音が安定する息の強さを覚えましょうか。
左手だけで上三つの指穴を押さえてホイッスルを吹きます。最初はそっと、次第に強く吹いていきます。息が強くなるにつれてホイッスルの音が次のように変化します。

  1. かぼそく途切れがちで不安定な音
  2. 安定してしっかりはっきりした音★
  3. シーっという雑音のまざったひずんだ音
  4. オクターブ高い音

この、安定してしっかりはっきりした音★が鳴る息の強さを覚えて、できるだけこの強さでホイッスルを吹くように心がけるとよいです。息の強さはいつもいっしょではなくて、低い音は弱めに吹きます。高い音ほど強く吹くと安定します。
» 音が安定する息の強さを探す

といっても「カット」と「スライド」を入れるとかなりごまかせるので、最初はそう神経質になる必要はないと思ってます。でも最後にはこのような地道な部分が決め手になってくるはずです。

音が安定するのは笛にもよります。
高価な楽器ほどすばらしいと言いきるのはあんまりですが、やっぱりどうしても金次第のところはあります…。

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2008年11月05日

ロリエンのハープが入荷

世界楽器てみる屋では北米ハープス・オブ・ロリエン工房のリトルミンストレルという竪琴を販売しています。今まで受注生産の扱いでしたが、在庫を抱えるようにしました。これで注文してから最短1~2日で、この美しい竪琴がお手元に届きます。

今回仕入れたのはキンダーハープと2種類のリトルミンストレル。

キンダーハープ

シュタイナー(北米ではウォルドーフ)幼稚園のグレード2で使われている、子ども教育用の竪琴です。小型で軽くてそして頑丈です。ペンタトニック(五音階)に調律された7本の弦はお互いにきれいに響きあいます。思わず聞きいってしまっていつまでも遊んでしまいます。

小さな音なので人前で演奏するには不向きでしょう。子どもに子守唄がわりに聴かせるという話を聞きました、なるほどです。
価格は送料込みで22,000円、ケースが別売で7,000円くらいを予定。

リトルミンストレル(ハート)

花びらを模した愛らしい筺体、豊かな音量と長く美しい残響。11弦2オクターブ。ハードケースに入れても十分に小型軽量なので、らくらく携帯どこでも持ち歩けます。海や山、街の公園で気軽にハープ演奏を楽しめます。
ケース付き送料込みで40,900円です。

リトルミンストレル(クローバー)

これはサウンドホールがクローバー形のタイプ。ハート形と色違いなのは材質の違いです。配色にこだわる人は事前に在庫分についてご確認ください。お求めの配色があればよいですが、なければ受注生産になります。お届けに20日くらいかかると思います。

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ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 2

ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。ティンホイッスルはふつうに縦笛ですから、リコーダーの要領で吹けばなんとかなります。

名称

”吹口”、”歌口”、”指穴”の三つだけ知っていれば吹くのに困らないと思います。

持ち方と構え方

姿勢は立っても座ってもいいですが、背筋をまっすぐにしてください。姿勢が悪いと息をすばやくたくさん吸いこむことができません。

  • ティンホイッスルの吹口に近い三つの指穴を左手の人差指・中指・薬指で押さえます。
  • 残りの三つの指穴を右手の人差指・中指・薬指で押さえます。

指穴は、指の腹―爪の裏側のぷっくりした指紋のあるところ―で押さえます。サイズの大きなローホイッスルはそれでは押さえきれないので、指の関節と間接の間で押さえます。
» 大きな笛の指穴を押さえるには(過去の記事)

ホイッスルを両手でもって、吹口を唇でくわえます。歯でくわえると吹口がガジガジになるのでだめです。(ガジガジになりました…。)

ホイッスルをまっすぐ掲げると空気の流れもいちばんまっすぐになるはずですが、それだと演奏がしんどいので少しだけホイッスルの先を下げます。あんまり下げすぎると、空気の流れが唇と吹口のところで折れてシューという雑音がひどくなったり、音が小さくなったりしますので、ほどほどです。ホイッスルはまっすぐ―顔にたいして垂直に―掲げてください。これが空気のながれがいちばんまっすぐになります。ホイッスルの先を下げるように構えると、空気の流れが唇と吹口のところで折れます。低い音のときは気になりませんが、高いオクターブで音がひずみます。(2008/11/9修正)

このへんは小学校で習ったリコーダーと同じ要領です。

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2008年11月04日

コカリナを近日中に販売開始(予定)

コカリナという木製のオカリナがあることを知っていました。
珍しいと言えば珍しいですが、このような楽器はたいてい仕入れ条件が厳しいので最初から縁のないものとあきらめていました。が、実はてみる屋のお客さんがコカリナ製作者で、トントン拍子に販売が決まってしまいました。(卸売りに快く応じていただいて本当にありがとうございます。)

コカリナは木でできたオカリナです。指穴は表に4つ裏に2つで、音域は1オクターブ+1音。小さくて軽くて丈夫なので、首に下げて屋外でピーピー吹いて遊ぶのにもってこいです。丁寧かつ精巧なできばえで、木目も美しい。日本でこれを製作すれば、そりゃ小売価格が5千~6千円になるのは仕方ない思いました。

近日中に販売開始します。
販売価格は5,000円で、それに送料が加算されます。クロネコだとめちゃくちゃ割高になるので定形外郵便のご利用をおすすめします。

私がオカリナが苦手なので、視聴サンプルを録音するために少し練習しなければなりません。

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ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 1

ティンホイッスルはアイルランドの縦笛です。映画『タイタニック』のテーマを吹いて有名になりました。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。

「ティンホイッスルの吹き方を連載開始します」と宣言してほとんど一ヶ月たちました、ごめんなさい。最低限の説明を駆け足で連載します。まずはティンホイッスルの簡単な歴史から。このくらい知っていれば、ステージでホイッスルを紹介するときのネタとして使えるでしょう。

歴史

ティンホイッスルは19世紀初頭の英国で、農場労働者であったロバート・クラークが食い扶持を稼ぐためにブリキの笛を作り、売り歩いたのが始まりです。これをアイルランドから来ていた季節労働者が自国に持ち帰り、いつのまにか英国よりもむしろアイルランドで好んで演奏されるようになりました。

最初のティンホイッスルはその名のとおり、ブリキの板を丸めて作っていました。吹口が鉛(有害!)でできたものもあったそうです。現代では胴体に真鍮、ニッケル、アルミ、ポリマー樹脂を使い、吹口に木やABS樹脂を使ったものが多く量産されています。総金属製のりっぱなホイッスルもあります。

ティンホイッスルはもともと甲高い音の小さな笛ですが、サイズの大きな低い音のホイッスルも生産されるようになりました。演奏方法はまったくティンホイッスルなのですが、”ローホイッスル”と呼び分けています。
» ローホイッスルを吹いてみた

» ティンホイッスルについて(Wikipedia)

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