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2008年11月04日

コカリナを近日中に販売開始(予定)

コカリナという木製のオカリナがあることを知っていました。
珍しいと言えば珍しいですが、このような楽器はたいてい仕入れ条件が厳しいので最初から縁のないものとあきらめていました。が、実はてみる屋のお客さんがコカリナ製作者で、トントン拍子に販売が決まってしまいました。(卸売りに快く応じていただいて本当にありがとうございます。)

コカリナは木でできたオカリナです。指穴は表に4つ裏に2つで、音域は1オクターブ+1音。小さくて軽くて丈夫なので、首に下げて屋外でピーピー吹いて遊ぶのにもってこいです。丁寧かつ精巧なできばえで、木目も美しい。日本でこれを製作すれば、そりゃ小売価格が5千~6千円になるのは仕方ない思いました。

近日中に販売開始します。
販売価格は5,000円で、それに送料が加算されます。クロネコだとめちゃくちゃ割高になるので定形外郵便のご利用をおすすめします。

私がオカリナが苦手なので、視聴サンプルを録音するために少し練習しなければなりません。

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ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 1

ティンホイッスルはアイルランドの縦笛です。映画『タイタニック』のテーマを吹いて有名になりました。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。

「ティンホイッスルの吹き方を連載開始します」と宣言してほとんど一ヶ月たちました、ごめんなさい。最低限の説明を駆け足で連載します。まずはティンホイッスルの簡単な歴史から。このくらい知っていれば、ステージでホイッスルを紹介するときのネタとして使えるでしょう。

歴史

ティンホイッスルは19世紀初頭の英国で、農場労働者であったロバート・クラークが食い扶持を稼ぐためにブリキの笛を作り、売り歩いたのが始まりです。これをアイルランドから来ていた季節労働者が自国に持ち帰り、いつのまにか英国よりもむしろアイルランドで好んで演奏されるようになりました。

最初のティンホイッスルはその名のとおり、ブリキの板を丸めて作っていました。吹口が鉛(有害!)でできたものもあったそうです。現代では胴体に真鍮、ニッケル、アルミ、ポリマー樹脂を使い、吹口に木やABS樹脂を使ったものが多く量産されています。総金属製のりっぱなホイッスルもあります。

ティンホイッスルはもともと甲高い音の小さな笛ですが、サイズの大きな低い音のホイッスルも生産されるようになりました。演奏方法はまったくティンホイッスルなのですが、”ローホイッスル”と呼び分けています。
» ローホイッスルを吹いてみた

» ティンホイッスルについて(Wikipedia)

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» ホイッスルの販売は世界楽器てみる屋 ―映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛―

2008年10月30日

すみません!

投稿者:ラッキィ池田さん

鼻笛、注文致しました。
よろしくお願い致します。


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鼻笛で『愛のテーマ』を吹いてみた

「全日本鼻笛ポッポコピー」という鼻笛の日本公式サイトみたいなサイトがありまして、最近そこに出入りしている関係で鼻笛づいています。管理者の行田さんが私と違う切り口で鼻笛の吹き方を懇切丁寧に説明しているので、これから鼻笛を覚える人はウェブでいろんな情報をいいとこ取りしていけばいいかなと思います。
「全日本鼻笛ポッポコピー」は近いうちに詳しく案内します。

ファイナルファンタジー『愛のテーマ』

私は「手っ取り早くそこそこ上手っぽくなる」をモットーに鼻笛の吹き方を連載します。鼻笛は他の笛と違って音程がとても不安定で、きちんと音程がとれるようになるにはこれはさすがに訓練しかないようですが。上手っぽく聴かせるあざとい手もいろいろ教えるでしょう。

  • 移動ドによる音程の安定化
  • スライド―音のずり上げ―の多用
  • 過剰な抑揚表現
  • 息を使うビブラート

私自身が鼻笛を吹きはじめて数ヶ月なので、どこまでできるのか分かりません…他の楽器でも遊ばないといけませんし。とにかくこんなスタイルの演奏を目標に教えていくつもりです。
» 鼻笛で『愛のテーマ』を吹いてみた

安物には安物のよさも

視聴サンプルの音がかすれ気味なのは私の腕のせいもありますが、私が持っている鼻笛の限界でもあるらしいです。つまり私の十把一絡げな鼻笛では達人モスリンさんのような音はぜったいに出ないとのこと。

まあないものねだりしてもしかたありませんし、実際のところ私はこのかすれ具合が気に入っています。ビブラートをかけると泣いているように聞こえます。

視聴サンプルを聴いて目立つのは息継ぎの汚なさです。
音色云々よりもまずこれをどうにかしたい。

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2008年10月28日

鼻笛の吹き方、音程を保つには 2

鼻笛は鼻息で鳴らす笛。口笛のようなオカリナのようなきれいな音です。鼻笛で音程を正しく保ちながら曲を吹けるようになるために、キラキラ星で訓練します。いきなり鼻笛が難しいなら歌ってもいいです。

音の高さを把握していれば外れない

どんな音でもいいから、ドの音と決めたら動かさない。ほかのレミファソラシも動かさない。これが「今、自分がどの高さの音で曲を吹いているか把握している」ということでした。これができれば、鼻笛で曲を吹いているうちにだんだん音が外れてくるということはなくなります。

ここで、ちょっと聞いてぱっとできるようなコツがあればいいのですが…どうも訓練して辛抱強く身体に覚えこませるしかないようです。

キラキラ星で訓練

簡単な曲―キラキラ星―で訓練してみましょう。

  1. 鼻笛を適当に鳴らす。
  2. 鳴らしながら、頭の中で(ドー)と言う。
  3. 言いながら(これはドの音ドの音)と思いこむ。
  4. ドの音だという気がしてきたら「ドドソソララソ…」と鼻笛を吹いてみる。
  5. 他の音で 1 から繰り返す。

» キラキラ星で訓練してみた

これが苦もなくできるようになれば音が外れなくなるはず、なんですが。

難しいなら歌ってもいい

鼻笛でやるのが難しければ、歌えばいいです。適当な音で「ドー」と声に出します。なんだかドの音に聞こえてきたら、「ドドソソララソ…」と歌います。うん、こっちの方がなんの用意もなくどこでも訓練できるのでいいですね。

上のとおりに歌えるようになったら。
他のもっと難しい歌謡曲で試したりしてみてください。訓練というとアレですが、けっこう楽しく暇をつぶせます。

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2008年10月25日

ひとりでに鳴るモノ その6

トランキリティ・リラクゼーション・チャイム

トランキリティ・リラクゼーション・チャイムといいます。日本庭園の粋、水琴窟に倣って作られた自奏琴です。卓上水琴窟とでもいいましょうか、五月雨のようにとぎれとぎれに鳴っては止んで、思い出したようにまたキリンキリンと鳴る鐘の音がなかなか風流です。

音の正体は、本体の中心に三重の塔のように据えられた大中小の真鍮の鐘です。本体を逆さに持ってじゃらじゃらと揺すり、元どおりに戻して置くと、天井から小さな鉄球が不規則に落ちてきてぱらぱらと鐘を叩きます。
»こんな音

一見不思議なのは、箱の中は三枚の鐘でいっぱいいっぱいで、鉄球を天井に保持する仕掛けを組み込む隙間がなさそうなこと…唖然とするローテクで実現しています。

※ 品のよい外観に反して内部の作りは粗雑です、かなり手入れが必要です。
鐘の鳴りが悪いのでアジア雑貨屋で手に入れた楽器用の鐘と取り替えました。

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2008年10月24日

久留米市でインディアンフルートの演奏

ぎりぎりで申し訳ありません。
10月26日(日)に福岡県久留米市の六角堂広場という場所でイベントがあります。そこでインディアンフルートを演奏します。ほんの2曲ほどですが、本物のインディアンフルートを見るチャンスではあります。ご近所で興味のある方はぜひいらしてください。
出番は13:45くらいから。

また、インディアンフルートに限らずなんでも「目の前でもっと吹いて見せてくれ」「ブログに連載している記事で質問がある」「吹き方を教えてほしいんだけど」「お店で売っている楽器の現物が見たいんだけど」という方は、事前にご連絡ください。(この記事にコメントをください。)できるだけご期待に添うよう用意します。

【シニアネット久留米10周年記念フェスタ】

日時:10月26日(日) 10:30~16:30
場所:久留米六角堂広場
〒830-0031
福岡県久留米市六ツ門町9番地1(久留米井筒屋東側)
TEL 0942-36-0006
FAX 0942-36-0066
http://www.highmart-kurume.co.jp/rokkakudo/index.htm

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2008年10月23日

口琴の弾き方、ダイジェスト

口琴は人間の口を共鳴胴に使う非常に個性的な楽器です。口琴の音自体はビーンというつまらない音ですが、口の中に反響して驚くほど複雑な音色を奏でます。
» 口琴を演奏してみました

角材を曲げて作ったケチな玩具ですが。それでも説明しだすときりがない、奥の深い楽器です。まず、最低限の音を出すところまで駆け足で説明します。
※ 私が以前に運営していたサイト『シュバルのスケッチブック』の記事を再編成しました。

各部の名称

ここでは口琴の各部分を次のように呼びます。

  • フレーム
  • ばね
  • ばねの先

口琴の持ち方

左手の親指、人差指、中指で口琴のフレームを持ちます。

  • ばねの先は向こう側へ向けてください。
  • 指でばねに触ないようにしてください。

口琴の構え方

フレームの先を前歯にまっすぐ押しあてます。

  • 上下の歯の間を少し開けてください。
  • 口琴は前歯にまっすぐ押しあてます。
  • 前歯の先端がフレームに当たるのは、間違いです。
  • 前歯の側面がフレームに当たるのが正しいです。
  • 唇はフレームに軽くつけてください。

口琴の鳴らし方

右手人差指でばねの先を口の中に押しこんで放します。ガチッとかベンとかビビンとか鳴るのは失敗です。びぃーーーーんと鳴ればOKです。口琴を鳴らしながら舌を動かすと音がビヨヨヨンと複雑に変化します。

ばねが歯に当たって痛いときは

上下の前歯の間にばねの通る隙間を開けてください。

ガチガチいって鳴らないときは

正しく口琴を前歯に押しあてていますか。前歯の側面にフレームを押しあてます。前歯の先端がフレームに当たっていると、フレームを噛みつぶしてしまいます。そうなるとばねがフレームに当たってガチガチいいます。

左手の指は口琴を前歯にまっすぐ押しあてるように力をかけてください。握るような力を少しでもかけると、やっぱりフレームがつぶれてガチガチいいます。

ばねはまっすぐ口の中に押しこんで放します。下や上に押しこむとバネがヘンなふうに振動してガチガチいいます。
関連して、ばねの先を横に引っぱる人がいますが、こうするとばねが折れます。また、ばねを前に弾く人がいますが、初心者がこれをするとばねを折ります。

ビンビンと余韻のない音がするときは

ばねが何かに触って止まっています。ありがちなのは唇。それから左手の指。ばねには触れないようにしてください

あるいは口琴をしっかり前歯に押しつけて固定していないと、そんな音がします。口琴をしっかり前歯に押しつけて固定してください。

なんだか小さな音しかしないときは

そもそも口琴の音は小さいです。

唇をフレームにべたっと当てて、口の中の空気をできるだけ密閉してください。空気が漏れていると大きな音がしません。

口琴を弾きながらほんの少しだけ、息を吹いたり吸ったりしてみてください。だいぶ音が大きくなります。あんまり強く息を吹くとばねが止まってしまいます。

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2008年10月21日

デュエットオカリナを販売開始しました

デュエットオカリナは一人で合奏ができるオカリナです。
» デュエットオカリナの演奏(販売用CDから抜粋)

二つの4穴オカリナを合わせた形をしていて、片手だけで1オクターブ演奏できますから、両手で独立した二つのメロディーを奏でることができます。

口琴の方が早く到着すると思っていましたら、こちらの方が先に到着しました。
手にとってみると非常に精密に出来ています。左右のオカリナはぴったり調律されていて、いっしょに吹くと見事にハモります。これで曲をすらすら吹けたらさぞかし楽しかろうと思いましたが。私はオカリナはどうも苦手で思ったとおりにいきません…。
» 詳細はカタログページをご覧ください

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2008年10月19日

鼻笛の吹き方、音程を保つには 1

鼻笛は鼻息で鳴らす笛。口笛のようなオカリナのようなきれいな音です。鼻笛で音程を正しく保ちながら曲を吹くのはとても難しい、上手になるには訓練しかないようです。

曲を吹いているうちに音が外れてしまう

鼻笛で曲を吹こうとしたときに難しいのは音を外さないことでしょう。音程をずっと正しく保ちつづけること、と言いかえてもいいと思います。鼻笛を吹いているうちになぜだか音がどんどん外れていって、最後には何を吹いていたのか自分でも分からなくなることがあります。

これは、今、自分がどの高さの音で曲を吹いているのか、しっかり把握できていないために起こります。自分が吹いている曲の音の高さをきちんと押さえられないと、正しい音が分かりません。分からないから音が外れても気がつかなくて、それがどんどん積みかさなり、はっと気がついたときにはぜんぜん調子っぱずれになっています。

キラキラ星さえおぼつかないようでは

ちょっとテストしてみましょうか。

  1. 鼻笛を鳴らしてください。どの高さの音でもいいですけど、ぴったり一定の高さで鳴らしてください。
  2. この音の高さをよく覚えておいてください。覚えたら鼻笛を鳴らすのをやめてください。
  3. 今の音をドの音とします。
  4. 今度は鼻笛でソの音を鳴らしてください。

ピアノのドの音に合わせて鼻笛を吹いてそれから…なんてインチキしてはいけませんよ。適当に鳴らした音をそのままドの音に決めて、ソの音を鳴らします。どうでしょう、ソの音を鳴らせましたか?ではもう一度、今度は別を音を鳴らしてそれをドの音にします。どうです、できましたか。

人によっては簡単にできたでしょうし、まったくできない人もいるかと思います。
どういう事かというと、ドの音を鳴らして次にソの音を鳴らすことができない、ということは「ドドソソララソ…」つまりキラキラ星の最初でいきなり躓いてしまうということです。こんな簡単な曲が吹けないようでは、ジブリの名曲なんてとてもムリだという道理です。

上手になるには訓練しかないようで

ドの音を決めるとソの音が決まる。もちろんほかのレ、ミ、ファ、ラ、シのすべての音が決まる。一旦決めたら動かさない。これが「今、自分がどの高さの音で曲を吹いているのか、しっかり把握できている」ということです。これができないと、曲を吹いているうちにどうしても音が外れていきます。

どうすればできるのか。
…これがどうも、ちょっと覚えたらぱっとできるみたいなコツはなくて、訓練するしかないようです。長くなったので続きは次回に。

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