ティンホイッスルの吹き方、ダイジェスト 4
ティンホイッスルは映画『タイタニック』のテーマを吹いた笛です。指穴が6つしかないので簡単にドレミを鳴らせます。ティンホイッスルの指穴を下から順に開けていけばそのままドレミ…になります。オクターブ上の音は強く吹けば出るので、分かりやすい。
運指とタンギング
指穴をぜんぶふさいで、下から順に開けていけばそのままドレミファソラシになります。
○…指穴を開ける、●…指穴をふさぐ
オクターブ上の音は運指はそのまま強く吹きます。高い音ほど強く吹くので大きな音になります。街角や公園の雑踏の中で大道芸をするのにちょうどよい音量ですから、せまい部屋で吹くとうるさいです。ローホイッスルは低い落ちついた音なのでそれほどでもありませんけど。
» ティンホイッスルのドレミ
オクターブ上の高い音は「トゥートゥー」と、舌先で息を区切って少し勢いを付けてやると鳴りやすいかもしれません。
この舌先で息を区切ることを「タンギング」と言います。タンギングすると一つ一つの音の輪郭がかちっと鮮明になります。リコーダーやコンサートフルートではこの「タンギング」の習得が必須課題ですが、ティンホイッスルではあまり使いません。「タンギングするのは邪道だ」という演奏者もいるようです。
私は半々くらい使います。メロディーを区切ったりつないだりして吹くと表情が豊かになるので、つまり上手っぽく聞こえます。
楽器があればもっと楽しい毎日
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