-- 生活の音(7) --

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2010年12月29日

妖怪クロネコピンポン

朝、ピンポーンという呼び鈴の音に飛び起きます。
クロネコか郵便か、商品を運んできたのでしょう。

明け方まで仕事をしていました。
ついさっき寝ついたばかりのぼんやりした頭で玄関にたどり着き、ドアを開けますが。 誰もいません。 …いたずら…?かと思いましたが、朝の6時にそれはない。 それどころか朝の6時ではクロネコも郵便もありえません。

妖怪クロネコピンポンです。
姿がなく、住人の寝ついている時分にピンポンダッシュするはた迷惑な妖怪です。 一説によると身体が無いので実際にチャイムのボタンを押しているわけではなく、 「ぴん、ぽおーん」と戸口で口まねしているのだとか。

目をつけられたのか一時期しょっちゅう出没して、悩まされましたが。 じきに本物のピンポンと区別がつくようになりました。 偽ピンポンは少し音に元気がないのです。 偽ピンポンを無視するようになってから、いつのまにかやって来ないようになりました。
今まですっかり忘れてました。

そしたら最近、もっとおもしろいことが起こっていることに気がつきました。
予知です。(続く)

楽器があればもっと楽しい毎日
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2010年12月16日

アイ・ラヴ・ミュージック

右の三文字はなんて書いてるのか分かりますか?
って下に答えを書いちゃってますけど、アルファベットで "I LovE muSIc" (私は音楽を愛する) と書いてあります。これは英語なんです。

New English calligraphy (新英文書法) という、中国の芸術家シュ・ビンが考案した英語の書き方で、アルファベットabcd…をそれぞれ漢字の偏(へん)と旁(つくり)のように綴って、一見それらしいが……中国人も日本人も読めない偽漢字にしてしまいます。

中国は英国から植民地同然の扱いを受けたり、長い間ホンコン島を取られたり、そんな歴史があります。英語という言語にも日本人には察しがたい確執がありそうで、だからこれは中国人ならではアイデアじゃないかと、私は思うのですがどうでしょうか。

私は一時期、この新英文書法にハマってずいぶん練習しました。今でもふと(あれ、どう綴るんだろう?)と気になり、資料を探すことがあります。が、たまに思いだして探すので、資料を見つけだすのがたいへんです。だからこうして、ブログの記事にまとめておくことを思いつきました。記事にしておけば、すぐにワード検索できるでしょう。

だからこれは「こんなおもしろい事がありますよ」とみなさんに紹介する記事ではなくて、自分の為のメモ書きなのです。

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2010年12月08日

カイサドラムの新音階-COSMA-

2010年にリリースされたカイサドラムの新しい音階、COSMAを叩いてみました。
» カイサドラムのCOSMA音階を叩いてみました

  • 前半の音階デモは、マイクで録音したままの未加工の音です。
  • 後半の演奏デモは、マルチバンドコンプレッサといくつかのエコーとリバーブを使って加工しました。

カイサドラムはドイツのアフロトン社が製作している鋼鉄製のパーカッション(打楽器)です。中華鍋を逆さにしたような外観で、円盤の表面にぐるりと等間隔にならんだ凹みを素手で叩くと、スチールパンのようなガムランのような音がします。

カイサドラムは音楽的な知識がなくてもリズム感さえあれば叩いて楽しめるように、音階に工夫を凝らしています。そのため勢いにまかせて適当に叩いてもなんとなく曲になって聞こえてくれます。5種類の音階が用意されていて、バリ島音階やアラビア音階など、音階それぞれに独特の雰囲気があります。2010年に新しく3つの音階が追加されました。

  • 'Cosma' F-Dur-major
  • Akebono A-Moll-minor-Pentatonik
  • D-Pentatonik

個人的には興味はありましたが、 しかし私の店には、経済的にも置き場的にもこれ以上カイサドラムの在庫を抱える余裕がありません。従ってネットショップのカタログでも告知していませんでしたが。

お客さんの一人が直々にCOSMAを指定してきたので、ついに入荷しました。
荷を開け、カイサドラムに凹みや傷や塗装剥げの無いことを確認し、問題のないことを確かめるため試奏してみましたら…これがなんとも魅力的な音階じゃないですか!
イマジネーション降臨!思わず記念に試聴サンプルを作ってしまうほど気にいりました。
(当のお客さんには事後に快く承諾を頂きました、感謝。)

がんばってうちの店でも在庫を抱えるつもりです。
たぶんこのCOSMAがカイサドラムのフラグシップになるんじゃないかなと、思ってます。

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2010年12月03日

楽器をスピーカーにして遊ぶ―OmniBeat―

OmniBeat(オムニ・ビート)は日本電話施設(株)のワイヤレス★振動スピーカーです。

なんでもスピーカーにしてしまう

ふつうのスピーカーは、ご存じだと思いますが、本体前面にある円形の黒い紙皿(コーンと言う)をびりびり振動させて音を出します。振動スピーカーは本体だけでコーンがありません。その代わりテーブルや床など、本体を置いた場所をびりびり振動させて音を出します。本体の底には振動パーツがむき出しになっていて、触るとびりびりします。

とにかく本体を置いた場所がスピーカーになります。どんな音がするかは置いてみるまでわかりません。もちろんすばらしい音なんて期待できるはずもない。たいてい中音域がヘンに強調された歪んだ音なのですが…奇妙な臨場感というか、説明しがたいリアリティをびしばし伝えてきて、これがなんともおもしろい。「理想的な音」の正反対。「モノっぽい音」とでも言いましょうか。

弦楽器を鳴らしてみよう

即席スピーカーとしてお勧めは弦楽器や打楽器です。振動スピーカーを当てると迫力のある大きな音で鳴ってくれます。そもそもそういう目的の道具なのですから、当たりまえといえば当たりまえですか。特にギターやウクレレなど弦楽器は、弦が共振してうわーんと残響するので、トンネルの中でラジカセをがんがん鳴らしているような雰囲気を堪能できます。ときどきヘンに共振してバリバリいったりビイーンと鳴ったりするのがまた、味わい深いといえる。

原音を忠実に再生する何十万円もするようなオーディオセットに需要がある一方で、出てきた音をそれとして楽しむスピーカーもあるということです。どんなものがどんな音を出すのか、いろいろ試してみてください。

» 日本電話施設(株) オムニ・ビート

★ ワイヤレススピーカー
ふつうのスピーカーは、CDラジカセやパソコンからケーブルを引っぱって繋いで鳴らします。ワイヤレススピーカーは電波で音を飛ばして、それを受信して鳴らすスピーカーです。ラジオみたい。電波はBluetoothという規格の電波で、今のノートパソコンや携帯電話なら標準搭載です。CDラジカセはだめかも。デスクトップパソコンは、搭載してなければアンテナを買って付ければいいです。(アンテナっても小指の先ほどの小さなチップです。)パソコンショップに行って「パソコンの音をワイヤレススピーカーで鳴らしたい。ぶるーとぅーすのアンテナがほしい。」と店員さんに尋ねてみてください。

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2010年11月26日

シュレディンガーの箱を抱きしめて

てみる屋への注文メールが届くと「今度はどうか高価な楽器を買ってくれますように…っ」と祈りながら開封します。それは千円の笛のときもあれば、たまにはほんとうに10万円以上もする大きな太鼓だったりするのですが。そもそもメールが届いたときには注文の内容は既に決まっているわけで、だから祈ったからといってどうなるものでもない。我ながらナンセンスなことをしているとは思いますが…注文メールが届くとやっぱりいつものように祈ってしまいます。

ひよこが出来るかまんじゅうが出来るか、開けてみるまで結果は分からない。
考えてみるとまったく不合理なのですが…人間にとってわりと当たり前の感覚ではないでしょうか。うーんむしろ、こんな不合理なことを当たり前だと思いこんでいて、なぜ日常生活に支障が起こらないのか、そっちのほうが不思議に思えてきましたよ。

『シュレディンガーの猫』でしたっけ。
「箱を開けるまで猫の生死は決まらない」みたいな。いや「箱を開けるまで猫は死んでいて同時に生きている」でしたか。「そんなおかしなことはあり得ないから、人間が観測するまで量子は存在していて同時に存在していない、なんて主張はおかしい」といったふうの反論だったと記憶しています。

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2010年11月16日

SONYのRolly(ローリー)を買いました

眠れない夜にふと、音がほしいと思いました。

  • 最高級の音はいらない、クリアな音であればOK。
  • 枕のそばに置いて楽しみたい。
  • 目覚まし時計を叩いて止めるような、おおざっぱな操作で使えるとありがたい。
  • 手のひらにしっくり握れるくらいの大きさがベスト。
  • 使ってて楽しい、気持ちいい、というのはかなり重要かも……

Rolly (ローリー) はソニーが発売したmp3小型音楽プレイヤーです。
新製品ではなくて既に生産終了品。TVで宣伝しなかったので初めて見る人もいるでしょうか。一方で大きな電気店で、くるくる踊っている姿★ を見かけた人もいるはずです。「ああ、あれね。もう生産終了?そりゃそうでしょう、あれであの値段じゃあね……」というのが、Rollyを知る大方の所感だったはず。

私が実際に触ってみた感触としては、Rollyの使いごこちは……強いていえば昭和時代のポータブルラジカセにいちばん近いのでした。なっつかしー。

ipodの例を出すまでもなく、今や小型化・多機能化競争のまっただ中です。胸ポケットに収まる薄いプレート1枚で音楽も電話もインターネットもゲームも、あれもこれもなんでもかんでも。

なのに今さらポータブルラジカセ。ウォークマンですらない、ポータブルラジカセ。こんな時代遅れの製品が4万円もするのですから、常識ある購買者はみんなそっぽを向きました。早々と生産終了したのもうなづけます。

しかし、日本の人口が1億もいればピンポイントでニーズにマッチする奇特な人も出てくるわけで……つまり私。もう一目惚れです。そうそうこれが欲しかった。

いざ購入を決めてみれば、とっくに生産終了で取りよせ不可能。あわててamazonと楽天を探しまわって、なんとか本体と必要なアクセサリを日本中からかき集めたのでした、ふう。

★ くるくる踊る
そうそう、Rollyは踊るんです。音楽を再生しながら、それに合わせて左右のボンネットをぱたぱた開閉したり、前後にごろごろ動いたり。特にくるくるっと独楽のように回るスピードは相当のもので、名前の由来になりました。見慣れるとなんだか人間が踊っているように見えてくるのが不思議。

Rollyに任せて好きに踊らせることもできますし、ユーザが細かく振りつけすることもできます。そういう楽しみ方もできます。ベタは塗れないけど、歌って踊れるやつなんです。

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2010年11月03日

竹笛にデコパしました

エリックさんの竹笛にデコパ★してみました。
どうでしょうか、私としては申し分のない仕上がりです。

これ1本に延べ3時間以上かかったと思います。
マスキングして白ペンキをスプレーして、デコパッチペーパーを貼って、ニスを塗って。我を忘れて没頭していたら時間なんてすぐに経ってしまいました。しわが寄らないようにペーパーを貼るのにちょっとした熟練が必要です。貼りかさねたペーパーの継ぎ目の模様にも気を配りました。

これはほんとうに遊びでやりました。
もしこれをお店で販売しようとすると、笛の本体価格に3時間分の人件費を合わせて販売価格は15,000円ほどになります。……とても私にはこれが15,000円の笛には見えません、これでは売れません。

笛を作って売って食う、というのはすごいことですよ。
考えてみてください、あなたの収入があなたの作る笛の売り上げだけだったとしたら。

笛の材料代、工具代、工房の家賃や光熱費、自動車の税金とガソリン代。家族を食わせて学校に行かせて団らんして楽しんで。税金を払って保険料を払って老後の貯金や年金を蓄えて。これらをぜんぶ、何年も何年も、ひたすらあなたの作る笛の売り上げだけで賄うとしたら……。あなたはどんな笛を作るでしょうか。あなたはそれをいくらで売るでしょうか。

できるだけ素早くたくさん製作する、でも一線の品質は遵守する。できるだけ原価を安く抑えて納得のいく販売価格に設定する。解のないジレンマを抱えて、でも投げださない。それを成し遂げた者だけが職人として生き残ることができます。

だから私は彼らを尊敬しています。

★ デコパッチ

デコパッチ (Decopatch) は、薄い半透明のペーパーにいろんな模様をプリントした手芸材料です。家具や小物にぺたぺたと糊を塗って、ちぎったペーパーを貼りつけていくと、カラフルなポップアートが出来上がります。
» デコパッチ・ジャパン

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2010年10月31日

インディアンフルートにデコパしました

なんとなく自分の竹笛を眺めているうち、とつぜん(デコパしたいっ)という衝動に駆られました。

デコパッチ (Decopatch) は、薄い半透明のペーパーにいろんな模様をプリントした手芸材料です。家具や小物にぺたぺたと糊を塗って、ちぎったペーパーを貼りつけていくと、カラフルなポップアートが出来上がります。最近では自分の携帯やiphoneにデコパするのが流行っているとか。

ちなみに専用の水性糊は、乾くと耐水性になります。念を入れて上から専用のニス(水性、乾くと耐水性)を塗っておけば、日常の使用に申し分のない強度になるそうです。さすがに水洗いはできませんが、お煎餅を入れる皿などの用途ならOK。

» デコパッチ・ジャパン

とまあ以上がデコパッチの説明で、さっそく自分の笛――エリックさんの横笛・G管・無地――にデコパするわけですが。いきなりぶっつけ本番で失敗する愚は犯しませんよ。不良品の笛★を倉庫からひっぱりだして試しにデコパしてみました。……試して正解。2本失敗して、写真はわりとよく出来た3本目です。竹のインディアンフルートですねー。

うーん配色はこんなもんですか。
デコパッチシートを貼る箇所に白ペンキをスプレーしました。デコパッチペーパーは半透明ですから、貼った表面の色が透けて見えます。竹は明るい色ですから、そのまま貼っても大丈夫かと試してみましたが……手を抜いた印象になったので却下。しかし下地を真っ白に塗ったおかげで、くどいほど鮮やかな色合いになりました。もともとケバい仕上がりです、デコパッチは。

写真ではわかりづらいですが、手に取ってみるとペーパーがしわだらけです。いい加減に作業するとペーパーにしわが寄って、いかにも「なんかてきとーに貼りつけました」という安っぽい印象になります。(それを味にする作風もあるのですが。)本番は一本のしわもない、まるでエナメルでペイントしたかのように仕上げてみせます。

★ 不良品の笛

てみる屋では世界中の工房から楽器を試しに一つ買ってみて、良ければ卸売りしていただけるよう交渉します。たいていの工房は職人気質で良心的ですが、いつも当たりを引くわけではありません。これはどこの工房だったか「私たちは私たちの品質に誇りを持っている」と謳っていたのでとても期待して購入したら、まるで夏休みの工作のような代物でした……誇りを持っているからといって、よい品質とは限らないのですね。

てみる屋で販売しているエリックさんの竹笛は、量産していて品質もよい。こういう工房はなかなか少ないです。

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2010年10月30日

フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました

最近、フヤラを触るように心がけています。
フヤラはまったく売れないのでずっとほったらかしにしてきました。売れないのは8万円という価格もさることながら、私がきちんと売っていないことにも原因があります。そもそも私自身、フヤラのことをしっかり把握できていないので、売りこみようがない。せめて1年に1本くらいは売れるように、(出来ることはしよう)と決心しました。

フヤラはスロバキアの羊飼い達の笛です。
全長1.7m、世界最大のオーバートーンフルートです。オーバートーンフルートは、指穴が一つもなく、息の強弱だけでメロディーを演奏する珍しい笛たちの総称ですが、フヤラには補助的に3つの指穴があります。(ってもオクターブの半分以上の音を、指穴を全部ふさいだ状態で鳴らします。)

フヤラの演奏表現は独特です。こういうのはCDやYouTube動画をイヤになるほど繰りかし聴いて覚えるしかないのですが、まだ覚悟が決まっていません。しばらく好きに吹いて、愛着がわいたらきちんと練習します。フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました。
» フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました

…音を追いかけるのに精一杯といった感じ。(本場の演奏はぜんぜん違いますよ。)

フヤラは立ち姿勢で演奏するものです。
一方で私はいつも座ってリラックスして笛を演奏しますから、立って演奏するとなんだかヘンに気合いが入ってよろしくない。

鍵盤ハーモニカのチューブを吹口に付けて延長して、膝の上に横置きにして演奏できるようにしました。うん、なかなかいい感じですよ。ほっとします。

こういう些細な工夫でやる気が違ってくるものです。

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2010年10月12日

ドングリ拾い

多摩モノレールの玉川上水駅より徒歩約1分。玉川上水沿いのほそい道は、古い街路樹でうっそうとしています。

10月、路面が見えなくなるほど枯れ葉の散った道を急いでいると、なにかごろごろしたものを踏んだ感触と、バリバリと砕ける音がしました。見れば、まるまると太った大きなドングリがたくさん落ちていました。となりのトトロに出てきたような、りっぱなドングリでした。

若い母親につきそわれて、小さな女の子がしゃがみこんで遊んでいました。ちょうどメイと同じ年頃でしょうか。一生懸命にドングリを拾うほほえましい光景をあとにして、急ぐ私の後ろで、ついに女の子の誇らしげな声が聞こえたのでした。

「みつけたーっ」
そうそう。それがちょうどトトロがおみやげにくれた、
「クリーっ」
クリじゃねええええっ!!

私はつっこみをこらえましたが、保護者たる母親は聞き流すわけにはいかなかったようで、
「クリだよぅーっ、クリぃーっ!」
と頑なに主張する女の子の叫びが後ろに遠く聞こえていました……
人はこうして少しずつ現実を知っていくのですね。

帰り道で気づいたのですが、
少し離れたところにほんとうにクリの木が生えていました。道に捨てられたたくさんのイガイガはみんな三つに割られて、空っぽでした。中身は残さず道沿いの住人が取って帰ったのでしょう。

……ちょっと離れた場所でしたが、彼女はほんとうにクリの実を拾っていたのかもしれません。今となってはわかりません。
» 多摩モノレール玉川上水駅

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