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エアコン取りつけ中

Nexyzの詐欺まがいの勧誘にまんまと騙されてしまい…そんなこんなで居間のエアコンを新調することにしました。作業する足場を準備するために、壁際に積みあげた荷物(主に私物の楽器)をぜんぶどけると、一階も二階の倉庫も歩けない状態になりました。仕事ができないので、こうして工事人が到着するのを漫然と待ちつづけています。(思いつきで記念撮影したりしました。)

一階の居間のエアコンは、四~五年前に動かなくなりました。脱サラした次の年でしたか。
最初のうちは買いかえる資金がありませんでしたし★1 、生活に余裕ができたころには、既に壁際にすごい量の荷物(主に私物の楽器)が積みあがってしまって、取りかえ工事ができる雰囲気ではなくなりました。積みあがった荷物を片付ける覚悟が決まらないうち、春が過ぎ夏が過ぎ一年が終わって…今までエアコンなしで暮らしてきました。

西日の当たる一階の居間は、夏になるとふつうに気温30℃以上、湿度70%以上になります。ウツボカズラを余裕で室内栽培できる熱帯雨林気候です。うだる空気を扇風機でかき回し、パンツ一丁でだらだら汗を流しながら、キーボードを叩いてお客さんの注文を確認します。クロネコ伝票をびしょびしょにしないように、しきりにタオルで両腕の汗をぬぐいながら送り先住所を書きこみます。

もちろんこれが満ちたりた日々であるはずがない。いやいやです。叶うなら「うぅちょっと冷房を効かせすぎたか?」などとぼやきながらセーターを着こんで熱いコーヒーをすすり、パチパチと金勘定したいものです★2 。

★1 買いかえる資金がない
資金はあったのですが…もと会社の同僚に懇願されて、なけなしの50万円をあげたのでした。彼は借金で首が回らなくなっていた。サラリーマンが無職に金を工面しないでほしい。

★2 セーターを着こんで熱いコーヒーをすする
貧乏人が夢見る成金生活を誇張して表現してみました。冗談です。とはいえ、バブル時期に建築された家屋は「暑かったら当然エアコンを取りつけるよね」という感性で設計されています。「最近の若者は幼い頃からエアコンのある生活に慣れきっているから…」などと言いますが、それよりも今の都市は、エアコンを使うことを前提にして出来上がっています。安普請のアパートに住んでいる貧乏人がエアコンなしで夏を乗りきろうとするのは、状況によっては危険でさえある。

楽器があればもっと楽しい毎日
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