フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました
最近、フヤラを触るように心がけています。
フヤラはまったく売れないのでずっとほったらかしにしてきました。売れないのは8万円という価格もさることながら、私がきちんと売っていないことにも原因があります。そもそも私自身、フヤラのことをしっかり把握できていないので、売りこみようがない。せめて1年に1本くらいは売れるように、(出来ることはしよう)と決心しました。
フヤラはスロバキアの羊飼い達の笛です。
全長1.7m、世界最大のオーバートーンフルートです。オーバートーンフルートは、指穴が一つもなく、息の強弱だけでメロディーを演奏する珍しい笛たちの総称ですが、フヤラには補助的に3つの指穴があります。(ってもオクターブの半分以上の音を、指穴を全部ふさいだ状態で鳴らします。)
フヤラの演奏表現は独特です。こういうのはCDやYouTube動画をイヤになるほど繰りかし聴いて覚えるしかないのですが、まだ覚悟が決まっていません。しばらく好きに吹いて、愛着がわいたらきちんと練習します。フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました。
» フヤラでアメイジング・グレイスを吹いてみました
…音を追いかけるのに精一杯といった感じ。(本場の演奏はぜんぜん違いますよ。)
フヤラは立ち姿勢で演奏するものです。
一方で私はいつも座ってリラックスして笛を演奏しますから、立って演奏するとなんだかヘンに気合いが入ってよろしくない。
鍵盤ハーモニカのチューブを吹口に付けて延長して、膝の上に横置きにして演奏できるようにしました。うん、なかなかいい感じですよ。ほっとします。
こういう些細な工夫でやる気が違ってくるものです。
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋
コメント
何か懐かしい音色ですね・・・
惹かれます。
中国の山奥で聞いた音色に似ているような?
落ち着いたら吹いてみたいですね!!
11月に和歌山の田舎町へ移住します。
決まりましたらご連絡をいたします。
HPも新しく構築中です。
LINKさせてくださいね。
投稿者: 軽キャンパー | 2010年11月01日 03:01
軽キャンパーさん、コメントありがとう。
中国の山奥で耳にした笛の音色に似ているとは、さすが世界中を旅した軽キャンパーさんならではの感想です。そうそう、たしか和歌山のずいぶんいい所に引っ越すという話。HPを新調したら教えてくださいね。
投稿者: すだれ | 2010年11月01日 11:53