-- その他の楽器(3) --

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2010年09月29日

マヤ・アステカのクレイフルート

マヤ・アステカで演奏されていたクレイフルート(陶器の笛)のレプリカです。

» マヤ・アステカのクレイフルートを吹いていました

マヤ・アステカの遺跡からこのような二つ以上の音の出る笛が多く出土していて、観光地のおみやげ屋でよく、音が出ない形だけの装飾品が売られています。これはナッシュという陶芸家がきちんとした楽器として製作したもので、演奏すると二つの音が気持ちよくハモります。彼はメキシコ合衆国オアハカ州の、プレスペイン文化を色濃く受けつぐ地方に育ちました。伝統的な陶芸や笛の製作は両親から学んだそうです。

今年の6月ごろお客さんから、CD『クロスロード』のジャケットで演奏者が吹いている陶器の笛が手に入らないかと、問い合わせをいただきました。つまりそれがマヤ・アステカのクレイフルートでして、ネットで見つけたナッシュにサンプルを製作してもらった次第です。(おそらくCDで使われた笛も彼の作品だと思います。)

予想以上にすばらしい出来だったので、今、自分で録音した試聴サンプルを聴きながら幸せに浸っています。値段もお手頃なので、てみる屋に卸してもらえるよう交渉してみます。

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2010年09月11日

チャーリー・ハインドのデュエットオカリナ

デュエットオカリナは二つのオカリナが一つに合わさったオカリナです。一人で同時に二つの音を奏でることができます。これはチャーリー・ハインドのデュエットオカリナ。

» チャーリー・ハインドのデュエットオカリナを吹いてみました

てみる屋では既にノース・カントリー・ワークショップ工房のデュエットオカリナを販売していますが、それとは別の設計思想で製作されたデュエットオカリナです。結果としてはどちらも一人合奏できるわけですが、どうせ同じ物と、なめてかかるとほぞを噛みます。これはまた別の楽器だと、一から学ぶ姿勢が肝心です。

ノース・カントリー・ワークショップ工房のデュエットオカリナは、2010年始からすごい人気で予約が積みあがっています。工房もパンパンで納期は遅れ気味。よい物を作ってもらうために「納期は守らなくてもいいから」と言ってあるので、なおさら遅れます。

非常に優れた設計思想の楽器ですが、別に最高のデュエットオカリナ、というわけでもありません。

一人合奏できるオカリナを製作している工房は他にもいくつかあります。それぞれの工房でそれぞれの言い分があるというか、独自の工夫をこらして製作しています。そのような新しいデュエットオカリナも随時販売していく計画です。

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2010年08月19日

ウドゥドラム (Udu Drum)

「あなたが選ぶヘンな楽器ベストテン」を募れば余裕で殿堂入りしそうなヘンな形。
ウドゥ (Udu Drum) という西アフリカ原産の打楽器でして、音色も期待を裏切りません。
» !!! 販売開始しました !!! ウドゥドラムのカタログページはこちらです。

» ウドゥを叩いてみました(イヤホンで聴くと低音がよく分かります)

陶器でできた胴を叩くとペチペチした高音が鳴ります。穴を叩くとボインボインという低音が鳴ります。どんな曲でもエスニックな味つけに変えてしまう、個性の強い打楽器です。

伝統的なウドゥはもうすこしふつうの…ハクションなオヤジが入っていそうな壺の形をしているのですが、最近ではいろんな国のメーカーがおもしろい形のウドゥを製作しています。

これはフランスの若い陶芸家の作品です。キノコ傘のような形状はたんなる意匠ではなく鐘です。叩くとコー…ンという音がします。

石膏型を使って成型しているので品質は信頼できますし、仕事ぶりも早いことが分かったので、卸してもらえないか交渉してみます。

ウドゥは世界楽器てみる屋の、いちばん最初の商品候補です。大型の陶器で輸送がたいへんなこと、需要が少なそう、などの理由でずっと商品化を見送ってきましたが、そろそろ販売できる体力がついたと判断しています。
» !!! 販売開始しました !!! ウドゥドラムのカタログページはこちらです。

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2010年07月15日

ラジャスターンのマドゥガ

陶器の壺は、実は打楽器として理想的な形状をしています。
胴体をパーで叩くとペシペシした音がします。開口を平手で塞ぐとベコベコと不思議な低音が響きます。壺の太鼓―ポットドラム―は西アフリカのウドゥと、北インドのガタムが有名です。
んでもって写真は南インド・ラジャスターン州のマドゥガ。

» マドゥガを叩いてみた

金属粉などを配合した特別な粘土を使用し、匠の技で肉薄に仕上げた逸品で、胴体を叩くとポーンと澄んだ音が響きます。直径は33cm。一抱えするほどの大きさですが、持ちあげてみると意外に軽い。外観は陶器らしからぬメタリックな反射光を放ちます。

ポットドラムは早期のうちから販売することを考えていました。
元の会社を退職するとき「不況の中どうやって食っていくつもりだ」と引きとめる上司に対し、
「幸せになれる壺を売って生活しますっ」と言いはり逃げきった経緯があります。現実的な判断としては大型の楽器であること、割れ物で扱いにくいこと、需要が少なそう、といった諸処の理由で、いつのまにか忘れたようになっていました。

そろそろ、てみる屋の商品レパートリーにほしいなと本気で思いはじめています。

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2010年06月26日

ドレンシアス(Dolencias)

アーストーン・フルート工房は北米のインディアンフルートメーカーで、最近はアナサジフルートや横笛などの製作にシフトしています。木管の6穴横笛―アイリッシュフルートなど―の工房としては新参者ですが、今まで培ってきたインディアンフルートの製作経験を生かした、なかなかいい笛を作ります。

吹口にはコンサートフルートのようなリッププレートが付いています。コンサートフルートのように大きくはっきりした、それでいて木管本来の暖かい音色がします。価格はエリックさんの竹笛の数倍ですが、ほとんど売れないのは高いからというより、宣伝していないからだと考えています。つまり営業努力が不足しています。なにか有名どころを演奏してYouTubeにアップする必要があります。

子供の頃に聞いたフォルクローレの曲を思い出しながら、アーストーン・フルート工房の木管フルートを吹いてみました。
» 木管フルートで『ドレンシアス』を吹いてみました

調べてみると『ドレンシアス』というエクアドルの有名な民謡らしい。フォルクローレに関心のある人にはアピールするのでしょうが。自分の好きな曲が必ずしも人気のある曲とは限らない…むしろ人気ないことの方が多いのがつらいところです。
ゲーム音楽とかがいいかなとも考えてます。

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2010年05月16日

エジプシャンフルート

エリックさんが製作する竹笛は南国フロリダらしい陽気な音で、世界的に良い評判です。彼は西洋6穴笛の他にも世界中のいろんな笛を横笛にしています。日本の尺八や中国の鶴の羽の笛など。

エジプシャンフルートはその名のとおり、エジプト音階の横笛です。
本物のエジプトの笛は管の縁を横から吹くという非常に難易度の高い縦笛でして、エリックさんがこれを吹きやすいように横笛にしました。

» エリックさんのエジプシャンフルートを吹いてみました

強烈な雰囲気を持っていて、誰がどう吹いてもこのような雰囲気の曲になってしまいます。だから使いやすいふつうの横笛を1本持っていて、別にコレクションとして持つのがいいです。

そうそう、
なぜ突然こんなことを書いたかというと、お客さんから「エリックさんのウェブサイトにあるいろんな珍しい笛を入手できないか」と尋ねられたからです。もちろんできます。過去にも”思索の笛”を入手したお客さんがいます。ただし在庫がなくてエリックさんに特注しますから、1ヶ月くらい待つことになります。値段は…自力で個人輸入するよりも2割増し高くなります(2割がうちの店の手数料です)。

エジプシャンフルートを特注するときの注意として。

フルートの真ん中あたりに付いているプレートに好きな言葉をヒエログリフで刻んでもらえます。このサービスは無料です。あんまり長い単語は無理。なにも指定しないと演奏者の名前が刻まれます。これは私のファミリーネーム”SUDARE”と書いてあるはず。

試聴サンプルの曲は『キツネとトウガラシ』という曲です。
悪いキツネが旅商人を騙して荷物を取りあげた。中に入っていたのは真っ赤なトウガラシ。キツネはトウガラシをかじって大変なことに。そこに牛がやってきて…といった内容。

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2010年04月17日

カリフォルニアの古代フルート

今回の荷物の中に入っていたコヨーテオールドマンからの贈り物。

» カリフォルニアの古代フルートを吹いてみました

北米西海岸カリフォルニアのインディアンに伝わる古代フルートです。今でも現役で祭事に使われていると、確かコヨーテオールドマンのウェブサイトに書いてあったと記憶しますが、今ちょうど値段改定中なのか、いろいろページが見あたらず正確なところが分かりません。

木管に4つの指穴。縁を吹いて鳴らす式の縦笛なのですが、吹口がなくそもそもどちら側から吹くものか、ぱっと見て判断に困ります。キーはEbで音階は「ドミソラシド」、明るい雰囲気の音階です。音域は1オクターブしかありません。ふつうのインディアンフルートと同様、この狭い音域でなにを吹くか力量が問われるところです。

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2010年03月10日

ミンミン

音楽の素養のない人に楽器演奏の楽しさを教えたい…
誰にでも簡単に弾ける弦楽器”イージーギター”の模索は時代を超えて今なお続けられています。民族楽器ではハワイのウクレレや沖縄の三線が「これは簡単!」と紹介されましたし、創作楽器として北米のストルムスティックや日本の一五一会が開発されました。

ミンミンは株式会社ホスコが開発した小型のイージーギターです。
沖縄の三線にギターのフレットを付けたようなつくりで、エキゾチックなぎらぎらした音がします。チューニングによっては、前述のどの楽器よりもらくちんにメロディー演奏と凝ったコード伴奏ができます。

私はミンミンをとても高く評価しています。今年いちばんのヒットだと早々に宣言してもいい。ただしきちんと説明しないとほんとうの良さを分かってもらえないだろうなと思っています。てみる屋で販売しますが…それまでの準備に大わらわです。
いやその前に確定申告しなければ。

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2010年02月22日

オートハープ

19世紀末にドイツで発明された北アメリカの民族楽器です。
C、Em、G7などのコードが書いてある白いボタンを押しながら弦をかきならすと、ジャラーンと和音が鳴ります。楽譜に記されたコードのとおりにボタンを押しながら弾くだけで音楽の素養のない人でも簡単に伴奏できるということで、北アメリカの家庭に普及しました。今でもフォークやブルーグラスで使用されるので、カントリーミュージックの好きな人なら知っているでしょう。

「私に楽器なんてとてもとても…」と尻込みする人にこそ、お勧めの楽器です。
YouTubeには神業のような演奏動画がアップされていますが、本来は「誰でも簡単にすぐ伴奏できる」がコンセプト。見なかったことにしてジャラーンと好きに楽しんでください。

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2009年08月10日

エオリアンハープのための練習曲 『Ideal E』

» エオリアンハープのための練習曲 『Ideal E』

エオリアンハープ

エオリアンハープは19世紀後期に西欧で流行した実在の楽器です。
その名のとおり風で鳴る琴です。さまざまな倍音が次々に現れ消えていく様は、なんだかアンビエント・ミュージックのようでもあります。

現在ではショパンの練習曲Op.25-1の愛称として、名前だけが残っています。

『Ideal E』

エオリアンハープのための練習曲 『Ideal E』(理想のE)と名付けましたが、洒落です。
エオリアンハープは風が演奏する楽器ですから、いつどんな曲を弾いてもらえるのか、それこそ風まかせです。楽譜を用意したところでまず気に入ってもらえない、ぱあっと吹き飛ちらしてしまいます…もう野田恵よりわがまま。

これは2009年5月にエオリアンハープを窓に立てかけてから、3ヶ月かかってやっと録音できました。我が家を訪れる風がこんなに多彩な芸を披露してくれるのは、ほんとうにめったにないことなのです。

エオリアンハープの発売について

世界楽器てみる屋ではエオリアンハープを発売します。
5月から風といっしょにいろいろ遊んで、エオリアンハープはおもしろい楽器だと確信しました。すぐに工房と交渉を始めます。実際にウェブカタログに並ぶのは10月でしょうか。値段は…結構高価なんですよ、大型だし量産品でなし。6万5千円を切りたいところなのですが…

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