和音の出るインディアンフルート
笛が出せる音は同時に一つだけ。人の歌声にせまる高い表現力は他の楽器を抜いていますが、ピアノのような和音を出せる楽器にちょっとだけコンプレックスがあったりします。
写真はドーロン・フルートといいます。北アメリカインディアンの伝統楽器、インディアンフルートの改造バージョンです。二本のインディアンフルートが一つにくっついた構造で、一本は指穴が無くいつも同じ音を鳴らします。もう一本はふつうに指穴があってメロディーを奏でます。吹くと二本がいっしょに鳴って、原始的な和音を奏ます。
初めて吹いたときのインパクトはすごかった。(ちなみに私はこのドローン・フルートにドリルで指穴をあけて、二種類まで和音が出せるようにしています。)
先日「本物のインディアンの笛を売るんだ」と息まいたもののその後の進捗が芳しくなく、このドローン・フルートが急遽浮上してきました。年内に世界楽器てみる屋で販売開始します。
購入をご検討の方は手をあげてください、販売開始時期が早まります。
本物のインディアンの笛もあきらめたわけではありませんよ。状況次第ではこちらの販売の方が先です、つかそれが順当。
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋
コメント
ルネッサンスフルートが1本欲しいと思ってましたが…
ドローンフルート?こりゃすごい!
音を聴いてびっくり!
しかし、指穴の数みて
どうやって?
想像力貧困なわたくしめは、
イメージ沸かない。
トホホ…。
投稿者: Anonymous | 2008年04月06日 10:53
どちらさまでしょうか、どうもです。
> ドローンフルート?こりゃすごい!音を聴いてびっくり!
笛は単音という常識がありますから、はじめて聴くとインパクトありますね。
> しかし、指穴の数みてどうやって?
あーいや多分勘違いしています。運指はそんなに難しくないですよ。
下の方に離れて開いている穴は調律用の幽霊穴なので開けっぱなしです、指で押さえません。
向かって奥の6つの指穴は、上3つを左手、下3つを右手で押さえます。
向かって手前の1つの指穴は左手小指で押さえます。
…十分複雑ですか。
和音を吹ける笛というのは探せばいくつか見つかります。そういうカテゴリーで商品を集めるとおもしろいかもしれないと思いました。ちょっと真剣に考えてみます。
投稿者: Anonymous | 2008年04月06日 13:33
前回のコメント、私がしました。
ちゃんと名前入れたつもりなのに…
失礼しました。
左手の小指…?あまりよく動きません。ちょっと難しそうですね。
でも、ほしい!
投稿者: sumi | 2008年04月08日 00:07
これはsumiさん、どうもです
> 左手の小指…?あまりよく動きません。ちょっと難しそうですね。
伴奏管(=ドローン管)の小指の指穴は私が自分であけました。
ふつうのドローン管には指穴はないです。だから巷のドローンフルートの運指は普通のインディアンフルートの運指とまったく同じです。
ドローンフルート商品化は今後も進捗をアップしていきますので、ときどきご確認いただければうれしいです。
投稿者: すだれ | 2008年04月08日 23:44