マヤ・アステカのクレイフルート
マヤ・アステカで演奏されていたクレイフルート(陶器の笛)のレプリカです。
マヤ・アステカの遺跡からこのような二つ以上の音の出る笛が多く出土していて、観光地のおみやげ屋でよく、音が出ない形だけの装飾品が売られています。これはナッシュという陶芸家がきちんとした楽器として製作したもので、演奏すると二つの音が気持ちよくハモります。彼はメキシコ合衆国オアハカ州の、プレスペイン文化を色濃く受けつぐ地方に育ちました。伝統的な陶芸や笛の製作は両親から学んだそうです。
今年の6月ごろお客さんから、CD『クロスロード』のジャケットで演奏者が吹いている陶器の笛が手に入らないかと、問い合わせをいただきました。つまりそれがマヤ・アステカのクレイフルートでして、ネットで見つけたナッシュにサンプルを製作してもらった次第です。(おそらくCDで使われた笛も彼の作品だと思います。)
予想以上にすばらしい出来だったので、今、自分で録音した試聴サンプルを聴きながら幸せに浸っています。値段もお手頃なので、てみる屋に卸してもらえるよう交渉してみます。
楽器があればもっと楽しい毎日
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