インディアンフルートの吹き方、聴かせる 1
笛の音がなんだかカタい、生き生きした音に聞こえない。なんで?人間はなにをするにも立ちあがりに時間がかかり最後はどうしても尻すぼみになります。笛もそのように吹いてあげると人間の耳には自然に聞こえます。
音のまんなかをふくらませる
笛の音がカタい、一本調子で機械的。もっと人間っぽく吹けないものだろうか。
そもそも「人間っぽい」というのはどういうことか、あらためて考えてみましょうか。
たとえば走るとき「ターン!」とスタートしてもいきなりフルスピードは出ません。70%くらいの力で助走してそれからすぐに調子づいてフルスピードになります。でも最後までは続かない、息切れしてどうしても尻すぼみになります。
人間の行動はなんでもたいていそんなです。70%くらいからはじめて、そこからすぐに100%に上げて、しばらく続くけれど次第に衰えていく。人間にかぎらず自然現象にはそんな動きをするものがたくさんあります。だから人間はそういうのが自然だふつうだ、まっすぐだと思っている。そこにいきなりプーッとMAXで吹きはじめてプツンと吹き終わるような音を聞かされると強い違和感を感じるわけです。
笛の音も、最初は70%くらいの大きさから吹きはじめて、そこからよっこらしょと100%まで大きくして、あとは少しずつ小さくしていきます。わざとそのように吹いてやると、人間の耳にはそれが自然にまっすぐに聞こえます。長くのばす音は特にそうです。
一つ覚えでいつもいつもそうしているとさすがにヘンですが、しないよりはしたほうがうまくいきます。
楽器があればもっと楽しい毎日
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