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横笛の吹き方、楽譜の読み方 2

「横笛で吹きたい曲があるんですけど、楽譜にシャープやフラットがいっぱい付いていて大変です。」という話をお客さんから伺いました。楽譜の読み方には「固定ド」と「移動ド」の二つがあって、よくやるやり方―固定ド読み―はピアノのような楽器に向いています。

楽譜の固定ド読みとクロマティック楽器

楽譜の読み方には二つあります。

  • いつもピアノの白鍵のドレミで楽譜を読む、#やbが付いていればその音を半音上げたり下げたりする…いつも同じドレミで楽譜を読むことから、このような読み方を「固定ド読み」と言います。
  • 一方で、ドレミの位置を上下にずらして譜面を読む読み方があります。これを「移動ド読み」と言います。

ピアノのように、半音をすぐに出せる楽器をクロマティックな楽器と言います。クロマティックな楽器で演奏するときは楽譜を固定ドで読むのが有効です。固定ドで読むメリットは、どんな音が出てきても怯まない、どんな曲でも得手不得手なく真っ平らに演奏できる、ということです。曲の途中で移調しようが転調しようが関係ありません。だあーっと最後まで演奏できます。そしてこのような演奏を可能にするのがクロマティックな楽器だといえます。(半音の苦手な横笛だとこうはいきません。)

ただし固定ドで読むと曲のカタチが見えにくくなります。
例えばホ長調のチューリップは「ミファ#ソ#、ミファ#ソ#、シソ#ファ#ミファ#ソ#ファ#…」です。と言われても、これがチューリップだとはピンとこないでしょう。

あるいは小学校の音楽の時間に「曲の最後がドで終わるのが長調の曲、ラで終わるのが短調の曲。長調の曲は明るい感じで、短調の曲は悲しい感じ。」のようなことを習いませんでしたか。そして「そんなこと言ったって実際の楽譜を見ると、ミで終わったりレで終わったりして、ぜんぜんそんなじゃないよ。」とグチったことはありませんか。

最近のカッコイイ曲は一概に長調だ短調だと決めつけることはできませんが、それでもたいてい、ドかラの音で終わるというのは本当です。そしてそんな基本的なことでさえ、楽譜を固定ドで読んでいては見えてこないのです。

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コメント

私も時々譜読みを教える事もありますが、移調をどれだけ分かり易く伝えるかに腐心
してます。自身も中学まで音楽の授業は「かったるい」方でしたし、すだれさんの仰っている事と同じ事でグチってた記憶アリです。ソプラノリコーダー→アルトリコーダーの転換期とかも。

たるみさん、コメントありがとうです。
> 私も時々譜読みを教える事もありますが、移調をどれだけ分かり易く伝えるかに腐心してます。

そうか。そういうことも教えたりするわけですね。オカリナ(でいいんですよね)はダイアトニックな楽器だったと思いますから、譜面は移動ド読みする方が御利益ありそうです。移調するときは指使いをそのままにオカリナの方を取り替える。

> 自身も中学まで音楽の授業は「かったるい」方でしたし、すだれさんの仰っている事と同じ事でグチってた記憶アリです。
> ソプラノリコーダー→アルトリコーダーの転換期とかも。

ははは。私はそのころケーナを始めていましたからアルトリコーダー大歓迎でした。でもグチったのは本当です、イライラさせられたというか。あのとき誰かが移動ド読みを教えてくれたなら、と思います…でも中学生程度では難しすぎて理解できなかったでしょうね。

移動ドと固定ドの話はあと数回に分けて連載する予定です。もしたるみさんの教室で使えるような内容があれば、プリントアウトして使ってください。

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