-- てみる屋業務日誌(6) --

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2011年08月02日

ウィングカンテレを販売開始しました

今日は一日、すべての業務を放ってウィングカンテレのウェブカタログを完成させました。
ウィングカンテレは4月に入荷していて…やっと販売開始にこぎ着けました。(これで資金を回収できます、ふう。) » ウィングカンテレのウェブカタログはこちら

図らず秋まで新商品の目白押しです。
すぐにサム・ファン・カリンバが入荷しますし、8月末にはディジュリドゥが入荷します。つかトニーディクソン社からオーバートーンフルートがとっくに届いていて、これも販売しなければと…思いつつ放置状態です。

毎年の元旦の計画では、新しい楽器のネタがなくて(今年一年どうするんだ…)と心配するのですが。毎年なんとかなっています。知らない楽器なんて、世界には山ほどあるのでしょう。

逆に、YouTubeやニコニコ動画に投函する演奏動画を製作する暇がありません。
それなりにファンの方もいらっしゃるのに、申し訳ない気持ちです。

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2011年06月10日

復刻版リトルミンストレルを販売開始

リトルミンストレルは花びらの形を模した小さな愛らしいハープ★1 です。

そもそもは北米のウォルドルフ小学校の音楽教材なのですが、日本ではむしろ大人に人気がありました。子ども向けにはもったいないような美しい造形と立派な音色で、音楽の素養のない人でもすぐに弦楽器の演奏を楽しむことができるという、特殊な音階★2 に調律されていていました。

リトルミンストレルは北米のハープス・オブ・ロリエン工房で製作されていましたが、工房主のラファエル・ワイズマンが高齢のため、2010年の夏に工房を閉めてしまいました。リトルミンストレルはみんなに惜しまれながら生産終了しました。


復刻版リトルミンストレルについて

2011年の春に、ハープ職人のテリー・チャスティンが、ハープス・オブ・ロリエン工房の新しい工房主として就任しました。小型ハープ、リトルミンストレル、キンダーライアーなど、人気の高かった一部のモデルを継承して製作します。

北米から届いたテリーのリトルミンストレル―復刻版リトルミンストレル―を手に取ってみましたが、見事なものです。ラファエルのリトルミンストレルと区別がつきません。外観はもちろん、サウンドホールから覗くと中に見える、工具の切削跡まで同じです。設計図も工具も製作ノウハウも、なにもかも丸ごと完璧に引き継いだようです。安心しました。

» 復刻版リトルミンストレルで即興演奏してみました

復刻版リトルミンストレルは早々に販売開始します。
代金総額は昨今の円高を考慮して 35,460円 です。

★1 小さなハープ
日本人も欧米人も、たくさん弦を張った楽器のことを”ハープ”と呼びますが、リトルミンストレルは学術的には”チター”に分類されます。板や箱にたくさんの弦を張った楽器は”チター”です。日本のお琴は”ジャパニーズ・チター”です。

★2 特殊な音階
リトルミンストレルはGキーの五音階に調律されます。ピアノの白鍵のソの音からドレミソラド。適当に弾いてもなんとなく曲っぽく聞こえてくれるという、ありがたい音階です。そのかわり西洋のドレミファソラシドがぜんぶ揃っていませんから、ふつうの曲を弾くことはできません。ふつうの曲を弾きたいときは、リトルミンストレルを西洋のドレミファソラシドに調律して使います。リトルミンストレルでふつうの曲を演奏する方法については、過去の記事をごらんください。
» リトルミンストレルでふつうの曲を演奏する方法

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2011年05月16日

モダンカンテレが入荷

ロビッカ社のモダンカンテレが入荷しました。
今回仕入れたのは11弦と16弦の2モデルで、どちらもオプションを付けないベーシックなタイプです。代金総額はここ1年間の為替を鑑みて…11弦を50,560円、16弦を76,760円に決めました。早急にウェブカタログに掲載します。

モダン16弦カンテレ

» ロビッカ社モダン16弦カンテレの音

長い4本のベース弦が付いています。といっても演奏上の実用価値はほとんどありません。むしろ共鳴弦として音響的に重要な役目を果たしています。16弦カンテレは中音域から高音域まで豊かな音色で残響します。正直、板に弦を張っただけでこんなにきれいな音がするの?と不思議な気になりますが、これが4本のベース弦の効果です。高音の弦をじゃんと弾いてベース弦に触れると、ビリビリ共振しているのがはっきり分かります。

演奏性だけを考えると、はっきり言ってベース弦はじゃまです。じゃんとかき鳴らすとき、間違って弾いてしまわないように気を遣います。ベース弦の積極的な使い方を思いついた人はぜひ、私に教えてほしいです。

16弦カンテレには2つのチューニングスイッチが付いています。
16弦カンテレはDキー(ニ長調)に調律されていて、チューニングスイッチをひねると4度上のGキー(ト長調)に移調します。2とおりの調の演奏に即時対応できます。その他の調で演奏したいときは、そのようにぜんぶの弦を調律し直せばいいです。あんまり強く弦を巻くと本体を痛めるのでほどほどにしてください。

モダン11弦カンテレ

» ロビッカ社モダン11弦カンテレの音

YouTube動画でよく見かけるのがこのタイプです。人間の指は5本なので、弦の数は10~11本が扱いやすい。無駄も不足もなく、ギターのようにじゃんじゃん弾けます。高音域が独特に残響する、いかにもカンテレらしい寒々とした音色です。

11弦カンテレはDキー(ニ長調)に調律されています。その他の調で演奏したいときは、ぜんぶの弦をそのように調律し直せばいいです。あんまり強く弦を巻くと本体を痛めるのでほどほどにしてください。

カンテレについて

カンテレは北欧フィンランドのお琴です。
伝統的には4~5弦ほどの小さな弦楽器で、テーブルに置いてつま弾き伴奏します。

近年、ギターの影響を受けて、ストラップを付けて肩から下げじゃんじゃんかき鳴らす演奏法が若者の間に広まりました。カンテレ本体もそれに応じて、ギターのように演奏しやすいように、左手のアームレスト(ウイング)が大きく張りだした形状に進化しました。これをモダンカンテレ、あるいはウィングカンテレと呼びます。

一方でピアノやチェンバロなどの影響を受けたらしい、大型のグランドカンテレもありますが、ここでは説明しません。

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2011年05月12日

超低音の古代アナサジフルートを販売開始

古代アナサジフルートは、北米アリゾナ州のアナサジ遺跡から出土した1,400年前の古い笛です。尺八と同じ構造をしていて扱いが難しいため、本国の北米でもあまり知られていません。YouTube動画は数少ないプロの一人、スコット・オーガストの演奏。特注のアナサジフルートが奏でる腹に響くような低音がなかなか魅力的です。

「これを自分でも演奏したい」という人がときどきやってくるので、世界楽器てみる屋で正式に販売するようにしました。特注だから、というわけでもないのですが、美しい縞柄メイプルで出来ています。

キーは標準の lowG# よりも一音低い lowF# になります。ものすごく大きな笛で、身長167cmの私では、いちばん低い音までなんとか鳴らすのが精一杯でした。首と指が攣りそうになりました。快適に演奏するには、身長175cm位はほしいところです。
» 古代アナサジフルートのウェブカタログはこちら

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2011年04月22日

KORGのPANDORAmini

本題の前にお知らせ

フィンランドのお琴カンテレを6月頭に販売開始します。ロビッカ社の製品で、モデルは11弦と16弦のモダンカンテレ。いずれもオプションのついていないベーシックなタイプです。ロビッカ社からは「4月末に配送できる」と回答を頂きましたが…私が代金を用意できません。ほんとうに不本意ですが5月中旬まで出荷を待ってもらうことにしました。震災で一時的に注文が途絶えた影響をいまだに引きずっています。

カンテレは、本来はテーブルに置いて上品につま弾く伝統楽器なのですが。フィンランドの若者はストラップを付けて肩から下げ、ギターのようにジャカジャカかき鳴らすことを始めました。それに影響されてカンテレ自体も、左手用のアームレストが大きく張りだした形に進化しました。

ギターのように演奏することが前提のカンテレ、それがモダンカンテレです。

商品検証のためのサンプルとして(という理由で経費で落として)購入した私の16弦モダンカンテレには、エレキギターのピックアップが付いています。エフェクタを繋いでギュインギュイン鳴らせるという謳い文句です。このピックアップ付きのカンテレはすこし遅れて夏に販売開始する予定でして、それに先だって実際にどんなものか、試してみました。

PANDORAminiは一人でこぢんまり遊ぶのに最適

KORGのPANDORAminiは、一人でギター練習したり遊んだりするためのガジェットです。

小さいボディの中に、まるでアンプ・スピーカーで鳴らしているように聞かせるシミュレータと、コンプレッサ、ディレイ、リバーブなど定番のエフェクタが7種類入っています。200個のプリセットが用意★ されていて、ダイヤルをカチカチ回すだけで馴染みのあるギターの音がいろいろ聞こえてきます。

カンテレはフォークギターやクラシックギターと同じで、本体からも大きな音がします。これがじゃまになるかな…と心配でしたが、耳栓型のイヤホンを使えば大丈夫でした。本体の音はほとんど気にならずPANDORAminiの音を楽しめました。確実を期するなら、外部の音をアクティブに相殺するノイズキャンセリング・イヤホンを使うといいでしょう。

内蔵のドラムパターンに合わせてリズム練習もできますし、電子チューナにもなります。PANDORAminiがあれば一通りのことができます。本体価格が9,500円ですから、「音にはちょっとうるさいよ」という人でも納得できる品質でしょう。私は街の楽器店で8,000円くらいで購入しましたが、通販ならもっと安く入手できるはずです。

日曜音楽家にお勧めの玩具

モダンカンテレにPANDORAminiを繋ぐといろいろ遊べて飽きません。楽器の演奏が上達するには、ずっと練習を続けることが重要です。日曜音楽家は楽器を投げだしても別に誰も困りませんから、だからずっと練習を続けるために、「飽きない」というのはとても大切なことです。こういう玩具は、アマチュアの演奏者にこそお勧めしたいです。
» PANDORAminiを付けてモダンカンテレの練習(本人はライブハウス気分)

夏には、ピックアップ付きモダンカンテレと併せて、PANDORAmini、標準プラグコネクタ、インナーイヤホンも販売します。これらは他のお店で買った方が安いですが、面倒くさいという人は、カンテレといっしょにお求めください。

★ 200個のプリセット
内蔵のプリセットを探すだけで欲しい音はほとんど手に入るでしょうが、ちまちまとエフェクタのパラメータを調整することもできます。USBケーブルでパソコンに繋ぎ、パソコン上でパラメータを調整することもできるそうです。パソコンを扱い慣れているなら、こちらの作業の方が効率的でしょう。

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2011年03月02日

『デュエットオカリナの吹き方』の専用サイト

デュエットオカリナの吹き方について、専用のサイトを用意しました。
またそれに伴い、このブログに掲載していた『デュエットオカリナの吹き方』のすべての記事を、そちらの専用サイトに移動しています。今後はデュエットオカリナの吹き方については、専用サイトをご覧ください。

» » 専用サイト『デュエットオカリナの吹き方』

専用サイトでは今のところ、ノース・カントリー・ワークショップ(N・C・W)工房のデュエットオカリナについてのみ、吹き方を説明しています。近日中にチャーリー・ハインド(C・H)工房のデュエットオカリナについても、説明を追加します。CHデュエットオカリナをお持ちのお客さんは、今しばらくお待ちくさい。(2011/3/2現在)チャーリー・ハインドのデュエットオカリの扱い方について説明しました。(2011/3/8現在)

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2011年03月01日

デュエットオカリナの吹き方専用サイト準備中

デュエットオカリナの吹き方を説明する専用サイトを突貫工事で準備中です。
一から構築しているわけではなくて、内容はこのブログに掲載していた「デュエットオカリナの吹き方」をほぼそのまま持ちだすだけ。そのため一時的にこのブログの「デュエットオカリナの吹き方」のコーナーが壊れています。すぐに新しいサイトをご案内しますので、今しばらくお待ちください。

2010年から大人気のノース・カントリー・ワークショップ製のデュエットオカリナは、予約が積みあがりいつ手にはいるか分からない状況です。この状況を改善するためチャーリー・ハインド製のデュエットオカリナも平行して販売するようにしました。が、まだ商品化が追いついてなくて、資料はオカリナ本体に付いてくる英語の小冊子のみ。基本、自力で何とかするしかないという超難易度な楽器です。

それを「楽器をするのははじめてです。」いうお客さんが買いました。
きっと初体験の一人合奏に胸をときめかせていることでしょう。さすがに不憫で、急遽、チャーリー・ハインド製のデュエットオカリナの吹き方も詳細に説明することにしました。それの布石としてまず、このブログの一つのコーナーであった「デュエットオカリナの吹き方」を専用のサイトに移動します。

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2011年02月01日

てみる屋で販売予定のカンテレ (既に販売してます)

気の早い話ですが、世界楽器てみる屋で販売する予定のカンテレついて説明します。既にロビッカ社のウィングカンテレを販売しています。北欧フィンランドからやって来た新しい楽器ウィングカンテレを始めてみませんか。
» ロビッカ社ウィングカンテレのウェブカタログはこちら

ウィングカンテレを販売します

フィンランドのお琴カンテレは、現在では次の3つのタイプが存在します。

  • 小さな3角形をした伝統的なタイプ
  • クラシック曲をばりばり演奏できるグランドカンテレ
  • 肩から提げてギターのようにかき鳴らすウィングカンテレ(モダンカンテレ)

このうち、てみる屋で販売するのはウィングカンテレです。
ウィングカンテレはギターのように抱えて演奏しやすいように、左腕用のアームレスト(ウィング)が大きく張りだしているのが特徴です。マグネットのピックアップを搭載して、エフェクタをつないでエレキギターのような音作りができるタイプもあります。

YouTubeの動画は(演奏は…アレですが)ウィングカンテレの特徴をよく表しています。懐かしいところでレッド・ツェッペリンとかカバーできそうですよ。私個人としてはこんなギュインギュインした音よりも、もっとちゃらちゃらしたイージーリスニングな曲を演奏してみたいのですが。とにかく、こういう使いかたをするカンテレを販売したいと考えています。

”エレキカンテレ”とは別物

「エレキギターのように演奏できるからエレキカンテレ」と呼んでしまいそうですが。既にグランドカンテレにピックアップを付けたものをエレキカンテレと呼び習わしているようです。混乱を避けるためにウィングカンテレ、モダンカンテレと呼ぶべきです。(あるいはエレキ・ウィングカンテレ、エレキ・モダンカンテレ、とか?)

写真はロビッカ社のエレキカンテレです。
すごいですねー。カッコいいなあ、ちょっと食指が動きますが…値段もきっとすごいです。てみる屋がグランドカンテレを扱わないのは財政的な理由もあります。こんなもの仕入れたら、他の楽器を仕入れることができなくなってしまいます…

ウィング11弦

てみる屋が販売する予定のその1。
ロビッカ社の11弦ウィングカンテレです。伝統的な5弦ではあまりにできることが少なすぎるが、かといって欲張るとグランドカンテレのように膨らんでしまう。そこそこ表現力があって扱いやすい、というベストなバランスがどうやら10弦~11弦のあたり★1 らしいです。YouTubeの素晴らしい演奏動画でも11弦をよく見かけます。おそらく演奏しやすいのでしょう。

筺に弦を張っただけのベーシックなタイプを 54,560円 で発売予定です。もともと生音で楽しむ楽器ですし、マイクで集音すればライブステージでも使えるでしょう。音階は下から ソラシドレミファソラシド?(正確に把握していません) で、演奏できる調はニ長調(Dキー)に限られます。他の調も演奏できるように弦のピッチを半音上げ下げする機構―チューニングスイッチ―と、エレキギターのピックアップを取りつけたフル装備を 108,560円 で発売予定です。(いずれもケース付)

ロビッカ社は、私がネット検索していて最初に引きあてたという、ただそれだけの選択です。
フィンランドのカンテレ工房の中では新参者のようですが、カンテレはきちんと作ればそれなりに鳴ってくれる楽器★2 なので心配していません。

カラーは青、赤、黄、無地(木肌)がありまして、私は無地を販売する予定です。
青、赤、黄はちょっと…ちょっと…。

ウィング16弦

てみる屋が販売する予定のその2。
ロビッカ社の16弦ウィングカンテレです。事実上は11弦に1本足した12弦です。いちばん長い4本の弦はべーんべーんと鳴らす低音伴奏弦です。

以前リトルミンストレルという小さな琴について調べていて、11弦だと、いろんな曲を弾くのにぎりぎり1つ音が足りない、といういうことがよくありました。

12弦の ソラシドレミファソラシドレ だと、演奏できる曲のレパートリーがぐんと増え★3 ます。私たち西洋音楽に慣れ親しんだ人にとっては、操作バランスの良い11弦よりも12弦の方が便利に使えるかもしれません。ベーシックタイプが 82,360円 。チューニングスイッチとピックアップを付けたフル装備が 145,460円 です。(いずれもケース付)

★1 10弦~11弦がベストバランス
カンテレはずらっと並んだ弦のうち鳴ってはいけない弦を左手で抑えてギターのようにかき鳴らします。このときドレミファソラシドのうち約半数の音を指で抑える必要がありまして、だから逆算すると、左手5本指で操作できる弦の最大本数は10本、ということになります。そういうことじゃないかと理解しています。

★2 自作してもそれなりに鳴ってくれる楽器
伝統的なカンテレの外観は直線で構成されています。つまりカンテレは平板を貼りあわせて製作することができます。また特に工夫しなくても、頑丈な筺や板に弦を強く張るだけでいい感じに鳴ってくれるものです。カンテレはきちんとした工具があれば自作できるはずですし、実際に自作したぜという自慢話をいろんなブログで見かけます。カンテレは自作したり村の大工に頼んで作ってもらったりする庶民の楽器だったと、私は推測しています。

★3 12弦だと演奏できる曲のレパートリーがぐんと増える
ふつうの人が歌えるように作曲された多くの曲が、低いソの音から高いレの音まで、という音域に収まります。もちろん低いファの音まで使う曲や高いミの音まで使う曲や、そもそも2オクターブ以上の音域を使う曲だっていくらでもありますが。欲しがったらきりがない、最後はグランドカンテレのような大がかりな装置になってしまいます。弦の数が少ないほど扱いやすいが、弦の数が多いほどいろんな曲が弾ける。そのバランスが私の感覚では、12弦なのです。ちなみに低いミの音まで使うという曲も一定数あるのですが、それはざっくり切り捨てて話しています。弦の本数が少ないのですから、なんでも演奏できるというわけにはいきません。
今回販売するカンテレに関しては、チューニングスイッチをひねって移調すれば演奏できるでしょう。

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2010年11月28日

ナッシュのイルカフルート

ナッシュは祖先の作法に従ってマヤ・アステカの土笛を製作するアーティストです。彼はふつうのインディアンフルートも製作しています。このたび彼と取引することになって、せっかくだから、ふつうのフルートも仕入れて販売することにしました。

» ナッシュのイルカフルートを吹いてみました

本体はイースタン・セダー(杉)で、イルカの形のブロックがちょーぷりちー。

インディアンフルートには彫刻やペイントを施し、羽や革で飾った美しい芸術品がたくさんあります。私は基本、楽器は鳴ればいいじゃんの人なのですが、これはこれでかわいいなと思いました。うん、ナッシュとの取引は正解でした。

反応の速い、硬い音色です。
デルビィーの製作するネイティブラブフルートがおっとりした音色なので、いい感じに差別化できそうです。

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2010年06月17日

ハピUFO (HAPI UFO Drum) を入手しました

ハピUFO (HAPI UFO Drum) はスリットドラムの一種で、2010年に発売されたハピトーン社の新製品です。美しい銅メッキな仕上げに、見栄えと演奏性を考慮して配置された11個のスリット。西洋音階ドレミファソラシドの音がぜんぶ揃っています。

» ハピUFOを手で叩いてみました(軍手着用)

ここでいうスリットドラムとは正確には、ハンクドラム (Hank Drum) という造語で呼ばれている打楽器のことです。カーリング競技のストーンのような形をしていて、鉄製で中はがらんどう。表面に刻んだ大小のUの字のスリットを叩いて演奏します。マレットで叩くとポーンとえもいわれぬ美しい音がします。手で叩くとこれにペシペシというスクラッチ音が加わって、いかにも民族楽器な雰囲気になります。ペシペシした音が嫌いなら軍手をして叩くと柔らかな音がします。

ハピドラム (HAPI Drum) はハピトーン社が製造しているスリットドラムです。他の多くのメーカーが電動鋸を使って手作業でごりごり作っているのに対して、ハピトーン社は鉄板を高精度の金型でばんばん打ち抜いて、自動車の外装を成型する要領で品質の揃った製品を量産しています。

従来製品のハピドラム (HAPI Drum) は五音階やピグミー音階に調律されていて、でたらめに叩いても気持ちよく演奏できる仕様です。リズムに合わせて叩くだけですぐにセッションに参加できるので、これは音楽に疎い人や楽器を触ったことがない人に、友だちとセッションする楽しさを教えるのに最適です。またヒーリング用途としても使われています。

新製品のハピUFO (HAPI UFO Drum) はかなり大型で、音数が8音から11音に増えました。西洋音階ドレミファソラシドに調律されているので、でたらめに叩くとカオスになります。ある程度コード進行を考えられる人向けです。

様々なコードを演奏できるので、ふつうのポップスなどでバックを取ったりするならぜったいこちらがお勧めです。
私ならこれをバックにインディアンフルートやオカリナを演奏するかなと考えました。

近日中に発売したいです。
代金総額は85,360円です。

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