レッドパイプの前評判
ドイツのレッドパイプ社はプロユースの電気バグパイプを製造しています。(商品名もレッドパイプです。)その外観・音色・演奏性には定評がありまして、最近のステージでバグパイプ演奏を見かけたら、十中八九がレッドパイプだと思って間違いないでしょう。
絶対にピッチの狂わないバグパイプ
本物のバグパイプは気温・湿度の変化に極めて敏感★ です。楽屋できっちりチューニングしていても、スポットライトの当たるステージに上がっただけでピッチが狂ってしまいます。対してレッドパイプは寒かろうが暑かろうが絶対にピッチは狂いません。安心感が違います。「私は本物派」という演奏者も、ステージ演奏だけは否応なしにレッドパイプを選択するようです。
それ以外は、レッドパイプは本物そっくりです。音はもちろん本物の音をサンプリングして使っています。ステージの大きなアンプで鳴らせばもう、目の前の楽器がレッドパイプなのか本物なのか、素人には区別がつかないでしょう。またバグパイプの短所?―音域が狭いとか、一つ一つの音毎に音色や音量がばらついているとかいったところ―まで馬鹿正直に再現しています。
バッグとブロウ管は飾りではありません。ほんとうに息を吹きこんでバッグを膨らませ、腕で締めけて鳴らします。下手な人が演奏すると息継ぎと腕の動きが合わなくて、本物そっくりに音がよろけます。逆にオーバーブロウといって、瞬間的に強く息を吹きこんだりバッグを締めつけて、本来より高い音を出す技も使えます。
最初はメタルですかね
レッドパイプは外観も本物そっくりです。中身の装置はどれも同じなので、だからレッドパイプは単純に、見かけの好みで選べばいいです。
いろんなデザインのレッドパイプがありますが、今のところ、私が販売したいのは写真の4種類です。昔からバグパイプに憧れていた人はやっぱり、スコットランドのグレート・ハイランド・パイプでしょうか。でもこれからはロックバンドに売りこむこをとメインに考えないといけないと思ってます。となると、ヘビメタ風が一推しですか。これは『メタル』という製品で、計算したら販売価格は17万7千円になりました。でも本物もきちんとした品はこのくらいの価格ですし。
レッドパイプは夏までに販売したい、と以前から言っていましたが。順序を繰りあげて早々に―五月連休前に―第一弾を販売開始するかもしれません。私自身が、YouTubeに投函する動画で使いたいのですよ。実は使える場面の多いバグパイプです。
★ 気温・湿度の変化に極めて敏感
敏感…というより、バグパイプはピッチが狂うと取りかえしがつかないのだと思います。どれでも生の楽器は多少の差はあれ、気温・湿度の変化によってピッチが変化するものです。しかし多くの楽器はピッチが狂っても、演奏者の力量でなんとか修正しながら演奏できるものです。たとえばオカリナは、強めに吹いて高いピッチで演奏したり、弱めに吹いて低いピッチで演奏したりできます。
対してバグパイプは演奏者と笛の間にバッグがあって、ダイレクトに繋がっていない。そのため小手先の調整が効かないのだと想像します。
楽器があればもっと楽しい毎日
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