-- 音あそびの記録(1) --

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2008年12月05日

みんなでセッション

2008年11月12日にライアー奏者の友人らと楽器で遊びました。その模様をお伝えする最後はみんなでやったセッションです。
» みんなでセッション

ずっと聞き役に回っていた二人も参加して四人でセッションしました。使った楽器はウドゥドラムが二つ、ザーレムライアーとリトルミンストレル。

素人のセッションですから「はうぅ、すばらしいーっ」ってことはないけれど、静かな時の流れを感じさせるいい感じのセッションになったと思います。みんなで楽しいひとときを過ごせました、それが一番大切です。

こういうセッションに参加するときは、上手下手よりも思い切りというか開き直りが大切です。「太鼓なんか叩いたことないわっ」「ハープなんて触ったこともないっ」それで上等です。そもそも四人も集まれば、一人一人はそんなにがんばらなくてもいいです。「ぼいん、ぼいん」「ぽろん、ぽろん」と簡単なフレーズを繰り返すだけでOK。後は自分より上手なメンバーがなんとかしてくれるでしょう。

楽器があればもっと楽しい毎日
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2008年11月28日

ライアーとウドゥドラムによるセッション

2008年11月12日にライアー奏者の友人らと楽器で遊びました。その模様をお伝えする第四弾はザーレムライアーとウドゥドラムによるセッションです。
» ザーレムライアーとウドゥドラムによるセッション

ライアーはふつうはピアノ、コンサートフルートのような、もっとこう、お上品な楽器と合わせるのが定番だと思うのですよ。この組み合わせは世界中を探しても珍しいと思います。

ウドゥドラム

西アフリカの祭礼用の打楽器。ハクション大魔王の壺の横に500円玉ほどの穴を開けたような形をしています。横の穴を叩くとボインボインと不思議な低音がします。胴を叩くとカンカンと『陶器の壺を叩いたらそりゃこんな音がするよね?』という高音がします。

ライアー

ライアー=竪琴の意。竪琴ってば夜空の琴座のあれです。西欧では失われて久しく、現在普及しているのはシュタイナー学校の音楽教育用に近年にドイツで開発されたもの。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のテーマ『いつも何度でも』を伴奏して有名になりました。

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2008年11月22日

ライアーとリトルミンストレルによるセッション

2008年11月12日にライアー奏者の友人らと楽器で遊びました。その模様をお伝えする第三弾はザーレムライアーとリトルミンストレルによるセッションです。
» ザーレムライアーとリトルミンストレルのセッション

ザーレムライアーは友人が弾いて、リトルミンストレルは私が担当しました。二つのリトルミンストレルで合わせたときは明るいコードを主に弾いたので、今度は雰囲気を変えてマイナーコードを中心に弾いています。ハープ初心者の私としてはやっぱり楽器演奏をしているというよりは音ゲームをやってる感覚で、ぱちぱちと弦を弾くのになかなか忙しい。スリリングでおもしろかったです。

楽器編成としては低音のライアーに高音のリトルミンストレルと、バランスがよい。二つのリトルミンストレルを合わせたときのキラキラした雰囲気も好きですけど。

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2008年11月17日

二つのリトルミンストレルによるセッション

2008年11月12日にライアー奏者の友人らと楽器で遊びました。その模様をお伝えする第二弾は二つのリトルミンストレルによるセッションです。
» 二つのリトルミンストレルによるセッション

二つのリトルミンストレルのうち一つは私が弾いています。リトルミンストレルは五音階に調弦されていますから失敗して外れる音がない。覚悟を決めて、とにかくリズムに合わせてタイミングよく弦を弾く。「!今のフレーズきれいっ」と思ったらすかさず覚えてそれを繰りかえす。私は弦楽器に関しては門外漢ですが、こんなやり方でそれなりに演奏できるものです。

このような音楽の在り方は、芸術というより、体感ゲームや音ゲームに近い。無責任でスリリングで楽しかったです。これをリトルミンストレル製作者のラファエロさんに聴いてもらいましたら「イッツラブリィー」とのこと。やった。
» リトルミンストレルの詳細はカタログページをご覧ください

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2008年11月12日

ライアーとフレームドラムのセッション

ライアー奏者の友だちが仲間を連れて遊びに来ました。来がけに買ってきてくれたパンを切りわけてみんなで食べたりしながら、ザーレムライアー、リトルミンストレル、フレームドラムやウドゥドラムなど、いろいろ音を合わせて遊びました。
» ザーレムライアーとフレームドラムのセッション(1分42秒)

ライアーをこのような打楽器と組みあわせるのは珍しいのではありませんか。ライアー(竪琴)もフレームドラムも紀元前からある古い古い楽器です。二つを合わせると太古の野生を彷彿とさせるような演奏になりました。

素人どうしで集まってこんなふうに自由な演奏会をするのは本当に楽しい経験です。
録音は他にもいくつかありますから、少しずつアップしますね。んなすばらしい演奏っ、というものではありませんが、その場の雰囲気は伝わると思います。

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2008年05月04日

福岡ディジュリドゥ吹こう会のようす4/28

4/28(月)に行われた福岡ディジュリドゥ吹こう会定例会のようすです。ぜんぶで14人の仲間が集まったそうで、ずいぶん楽しく練習したりセッションしたりしました。これは最後にかもしたセッションです。ほとんど全員が参加してにぎやかに定例会を締めました。
» 吹こう会の練習風景(8分5秒)

最初にトライアングルが一定のリズムをきざんで呼びかけ、すぐにスプーンとシェーカーがそれに気づいてノッてきました。打楽器系がかもしだしたのを見て一本のディジュリドゥが参加、ウキャキャとさかんにみんなをコールします。このあたりからわらわらと全員が参加してきました。

このような自由参加型の演奏会の場合、セッションが発生するためには最初にみんなをしつこく誘う人材が必要です。今回の場合はトライアングルがそう。そんなに上手である必要はなくて、みんなが根負けしてノッてくれるまで楽器を打ちつづける辛抱強さが大事です。

福岡ディジュリドゥ吹こう会は月に一度、定例会をひらいて練習しています。ディジュリドゥ以外の楽器の人も参加してめいめいに練習するので、最近はなんの会なのか分からなくなりつつあります。次回定例会の日程などはブログ「福岡ディジュィドゥ吹こう会」を見てください。
» ブログ「福岡ディジュィドゥ吹こう会」
» mixiの福岡ディジュィドゥ吹こう会コミュ http://mixi.jp/view_community.pl?id=283093

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2008年02月24日

ミニ演奏会の事前打ち合わせ

2008年3月14日に小野さんと簾でミニ演奏会をします。今日はライヤー奏者の小野さん宅に主催者四人(りえさん、エリさん、小野さん、簾)が集まって楽器の音合わせをしたり、当日のプログラムを見直したりしました。

二台のカリンバによるセッション

» 二台のカリンバによるセッション (3分24秒)

簾が弾いているのは暁天のヤシの実カリンバ。鎖のネックレスをキーに垂らして強烈なノイズ音を出します。スケールは五音階。一方の小野さんが弾いているのはヒュートレイシーの本家カリンバ。すんだオルゴールのような音です。これをドレミソラの五音階奏法で弾いています。どちらのカリンバもGキー。

小野さんも簾も時間感覚がゼロで「演奏時間は3分」と決めていても分かりません。だからりえさんがストップウォッチを持って3分たったら手を振って合図します。このストップウォッチが止めるときにピッと音をたてるので、どうしようかとしばらく相談しました。

ライアーとフレームドラムのセッション

» ライアーとフレームドラムのセッション (2分29秒)

最初に大笑いしているのは、竪琴ライアーを横置きにして日本のお琴のように弾こうかと冗談で言ったから。フレームドラムのキーがD#です。これに対してライアーは黒鍵だけ弾くといい感じなのですが、そのような弾き方をしたことのない小野さんが苦戦。(ライアーの黒鍵は左手専用。)いっそ横置きにして両手でお琴のように黒鍵を弾いたら、という冗談でした。

ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」で有名になったドイツの竪琴ライアーはたいてい、美しいリリカルな曲を演奏するのですが…フレームドラムとのセッションもなかなか珍しい。野蛮な雰囲気でなんだかメソポタミアって感じ?「これ、一般に受けるの?」とか言っています。さあどうなんでしょう。

後日、小野さんから「ライアーを黒鍵だけで弾くのはどうにもムリ」との話がありました。フレームドラムは中止にしてアフリカの壺ドラムにします。だからこのフレームドラムとライアーのセッションは本番では聴けません。

詩の朗読と笛の伴奏

» 詩の朗読と笛の伴奏 (2分54秒)

小野さんが朗読しているのは北アメリカインディアン・スー族の詩です。簾が伴奏しているのは古代アナサジフルート。アリゾナの洞窟追跡から発掘された1400年前の笛です。楽器としてはおそらく未完成で、長すぎる管を無理矢理共鳴させて演奏します。

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2008年02月14日

ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (5)

2008年2月1日に福岡市中央区のGIGIで行われたライオンサーカス団の投げ銭ライブから。最後のセッションです。

» ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (5) (19分35秒)

ゆっきぃは塩ビ管のディジュリドゥに持ちかえ関節を分解して音あわせをはじめました。おーちゃんもギターの弦を張ったり緩めたりしてオープンチューニングに変えていきます。トヨメンは自分の作業に没頭する二人をカバーするようにさかんにMTRを鳴らして、ライブが止まらないようにします。

オープンチューニング・ギターが完成したおーちゃんは試し弾きをはじめました。ゆっきぃはおーちゃんの出方を探ります。もしおーちゃんが伴奏するならゆっきぃがリードしないといけません。「ウキャキャキャッ」とコールしたりしておーちゃんの反応を見ています。一方、試し弾きを終えたおーちゃんもゆっきぃの出方を伺いはじめました。ゆっきぃは伴奏なのかリードなのか。しばらく二人で相手の出方を探りあうぎこちないセッションが続きます。二人の音を確認したトヨメンはMTRの音をひかえめにします。

トヨメンのMTRが若干おーちゃんに肩入れをはじめました。やがておーちゃんがホーメイでひかえめに歌いはじめると、ゆっきぃはすかさず伴奏に後退、それを受けておーちゃんが本式に歌いめました。この瞬間に役割が決まりました。リードがおーちゃん、伴奏がゆっきぃで、トヨメンは二人のサポートです。曲がすすむにつれて役割が入れかわるかもしれませんが、まずはこの分担でスタートです。

オープンチューニングのギターは弾くとなんともいい気持ちです。最後のセッションということもあってえんえん20分近く演奏していました。

【楽器と演奏者について】

オープンチューニングのギター
ふつうのギターをたとえばドミソドミソのように調弦すると、フレットを指で押さえなくてもジャーンと鳴らすだけでいい音がする。オープンチューニング奏法は一五一会の登場で広く知られるようになったが、ギタリストの間では昔から行われていた。
演奏者:宇宙人おーちゃん
連絡先:ブログ「宇宙人おーちゃん」    mixiコミュ「宇宙人おーちゃん」
ディジュリドゥ
オーストラリアのアボリジニに伝わる巨大木管ラッパ。口から息を吐きながら鼻から吸うという特殊呼吸によって切れ目のない重低音を作り出す。
演奏者:ライオンサーカス団団長ゆっきぃ
連絡先:mixiコミュ「ライオンサーカス団」
MTR
高機能なデジタルレコーダー。いくつもの音をあらかじめ録音しておき、曲に合わせてリズミカルに再生する。テンポ、音程、音の重ね合わせを自在に操作できる。
演奏者:トヨメン

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2008年02月11日

ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (4)

2008年2月1日に福岡市中央区のGIGIで行われたライオンサーカス団の投げ銭ライブから。開演直後のもようです。

» ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (4) (7分31秒)

開演時刻がとっくに過ぎているのを見てとったトヨメンがカリンバを演奏開始。ゆっきぃが鳥笛を重ねますが客は雑談モードのままいまいちノッてくれません。カリンバと鳥笛もぎくしゃくしています。状況を好転させるべくトヨメンがカリンバでひたすら自分のリズムを刻みはじめ、ゆっきぃもカリンバに持ちかえました。二人のカリンバの息がそろうにつれてつれてお客さんも雑談をやめて演奏に集中してきました。ライオンサーカス団のライブの始まりです。

少しずつリズムパターンを変化させながら、しばらく二人のカリンバ演奏が続きます。

終盤にゆっきぃがキックドラムを踏みならしたのはちょっとマンネリ化してきた状況を打開するため。これにトヨメンがノッてくると演奏がまた白熱する可能性もあったのですが、トヨメンはすでに閉めの体勢です。(ずいぶん演奏してるし、もういいんじゃないの。)キックドラムは不発に終わり、ゆっきぃもトヨメンにあわせてテンションダウン。二人で曲を閉めてライブの一曲目はおしまい。

【楽器と演奏者について】

カリンバ
小さな木箱に細長い棒バネをたくさん並べた楽器。両手の親指でバネを弾いて演奏する。なお”カリンバ”はアフリカン・ミュージカル・インストゥルメンツ社の商標で、一般名称は親指ピアノ。
演奏者:トヨメン、ライオンサーカス団団長ゆっきぃ
連絡先:mixiコミュ「ライオンサーカス団」

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2008年02月07日

ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI(3)

2008年2月1日に福岡市中央区のGIGIで行われたライオンサーカス団の投げ銭ライブから。長い曲の後半です。

» ライオンサーカス団の投げ銭ライブinGIGI (3) (7分53秒)

さて太鼓を叩こうとしておーちゃんは困惑、太鼓はすでにゆっきぃが叩いています。リズムがとぎれないようにしながら器用に太鼓をおーちゃんに交代。みやびが「パパぁーっ」と声援、「今は宇宙人だっ」と夫婦で娘につっみます。ゆかいな家族です、みやびがそのうち小学校の作文で「私のお父さんの仕事は宇宙人です」なんて書くんじゃないかと今から楽しみです。

太鼓をおーちゃんに譲ったゆっきぃはオーバートーンフルートをわしづかみにしてひたすらノリで吹きぬけます。息の強さで音程が変わるオーバートーンフルートは、こんな曲にはこんな奔放な吹き方が似つかわしい。

トヨメンは途中でギターを置いて再びMTRを制御。笛と太鼓でひたすら白熱する二人を冷静にバックアップします。

おーちゃんが最後に「土器さんおめでとう」と言っているのは、今日からイラストレータ土器さんの個展をGIGIで開催していて、このライブはその初日記念だから。土器さんも(いぇー)なんて応えています。» 土器さんのブログ「はんこ堂」

【楽器と演奏者について】

ダラブッカ
トルコでベリーダンスの伴奏に使う小型の太鼓。本当は左脇に横向きに抱えて叩くのだが、ゆっきぃもおーちゃんも膝の間にはさんで両手で叩く。
演奏者:宇宙人おーちゃん
連絡先:ブログ「宇宙人おーちゃん」    mixiコミュ「宇宙人おーちゃん」
オーバートーンフルート
中欧の細長い笛。指穴が一つもなく息の強さで音程が変わる。
演奏者:ゆっきぃ
連絡先:mixiコミュ「ライオンサーカス団」
ギター、MTR
ギターってばあのギター。MTRは高性能なデジタルレコーダーであらかじめ録音したたくさんの音を曲に合わせてリズミカルに再生する。
演奏者:トヨメン

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