ミニ演奏会の事前打ち合わせ
2008年3月14日に小野さんと簾でミニ演奏会をします。今日はライヤー奏者の小野さん宅に主催者四人(りえさん、エリさん、小野さん、簾)が集まって楽器の音合わせをしたり、当日のプログラムを見直したりしました。
二台のカリンバによるセッション
簾が弾いているのは暁天のヤシの実カリンバ。鎖のネックレスをキーに垂らして強烈なノイズ音を出します。スケールは五音階。一方の小野さんが弾いているのはヒュートレイシーの本家カリンバ。すんだオルゴールのような音です。これをドレミソラの五音階奏法で弾いています。どちらのカリンバもGキー。
小野さんも簾も時間感覚がゼロで「演奏時間は3分」と決めていても分かりません。だからりえさんがストップウォッチを持って3分たったら手を振って合図します。このストップウォッチが止めるときにピッと音をたてるので、どうしようかとしばらく相談しました。
ライアーとフレームドラムのセッション
最初に大笑いしているのは、竪琴ライアーを横置きにして日本のお琴のように弾こうかと冗談で言ったから。フレームドラムのキーがD#です。これに対してライアーは黒鍵だけ弾くといい感じなのですが、そのような弾き方をしたことのない小野さんが苦戦。(ライアーの黒鍵は左手専用。)いっそ横置きにして両手でお琴のように黒鍵を弾いたら、という冗談でした。
ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」で有名になったドイツの竪琴ライアーはたいてい、美しいリリカルな曲を演奏するのですが…フレームドラムとのセッションもなかなか珍しい。野蛮な雰囲気でなんだかメソポタミアって感じ?「これ、一般に受けるの?」とか言っています。さあどうなんでしょう。
後日、小野さんから「ライアーを黒鍵だけで弾くのはどうにもムリ」との話がありました。フレームドラムは中止にしてアフリカの壺ドラムにします。だからこのフレームドラムとライアーのセッションは本番では聴けません。
詩の朗読と笛の伴奏
小野さんが朗読しているのは北アメリカインディアン・スー族の詩です。簾が伴奏しているのは古代アナサジフルート。アリゾナの洞窟追跡から発掘された1400年前の笛です。楽器としてはおそらく未完成で、長すぎる管を無理矢理共鳴させて演奏します。
楽器があればもっと楽しい毎日
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