遂に完成、究極の割れ対策
カメレオン社製のウッドサックスに、割れ防止の表面樹脂加工 で何か良いものが無いかと考えたあげく、日本の伝統工芸であ る漆塗りの技法導入にたどり着きました。
色々な配色が可能なので、その中から、グラナディラを思わせ る漆黒をベースに深い青と金色の模様が複雑に絡み合う、何と も美しい楽器が誕生しました。
とは言え、本来の目的は防湿と割れ防止ですから、それを満足 しつつ、演奏上支障があってはなりませんが、吹いてみて全く 問題はありませんでした。
ただ、リガチャを締める際に、せっかくの表面が傷だらけにな るのも勿体ないので、ソプラノサックス用のラバー製リガチャ に換えてみました。
なんとなく、キャップの形とリガチャの金具が相まって、風貌 がダース・ヴェイダーに見えてきたので、勝手に「ヴェイダー 卿」と呼んでいます。
まだいくつか、加工方法に改善の余地も残ってはいますが、概 ね成功したと思います。(久々の自己満足)
デコポン
楽器があればもっと楽しい毎日
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