マウンテンダルシマー - I Saw the Light
マウンテンダルシマーで「I Saw the Light」
横置きにして弾くギターのような楽器。北米の民族楽器なのでやっぱり北米の民謡やカントリーと相性が良い気がする。俺も本当は自分でカントリー演奏してみたかった、って人は
»http://gakki.temiruya.com/archives/8250/1000/
楽器があればもっと楽しい毎日
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マウンテンダルシマーで「I Saw the Light」
横置きにして弾くギターのような楽器。北米の民族楽器なのでやっぱり北米の民謡やカントリーと相性が良い気がする。俺も本当は自分でカントリー演奏してみたかった、って人は
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マウンテンダルシマーで「Home on the Range」
横置きにして弾くギターのような楽器。フレットがドレミファソラシドに並んでいるので初めてもメロディを弾きやすい。Fセーハなんてないから、ギターに挫折した人もリベンジしてみて。
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北米の民族楽器マウンテンダルシマーでは、初心者はどうしても速く速く弾きがちで、それで失敗します。きちんとテンポを計りながら弾くと、案外ゆっくりで、余裕を持って弾けたりします。
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マウンテンダルシマーを弾くとき、初心者は運指が遅れないようにと気にするあまり、かえって本来のテンポよりもどんどん速く弾いてしまって、最後には指が追いつかなくなって失敗します。
メトロノームできちんとテンポを計りながら弾いてみると、案外ゆっくりで、(なんだ自分ってこの曲弾けるじゃん!?)ということがよくあります。
メトロノームは安物でOKです。
むしろあんまり高機能だと、使い方を覚えきれなかったりします。
最初はメトロノームに合わせて弾くのは大変です。
遅れたり先走ったり、テンポを合わせるのに精一杯で、とても芸術的?に弾く余裕なんてありませんけど。やってみると…数日で慣れました。
私はいつもどの曲も、同じテンポ――70bpsで練習しています。もちろんずっと速い曲や遅い曲は、メトロノームの速さをそれに合わせますけど。できるだけ70bpsで練習してます。
延々と同じテンポのカチカチを聞いていると、体のテンポもそれに合ってきて、数日で、それほどメトロノームの音を意識しなくても、合わせて弾けるようになりました。
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北米の民族楽器マウンテンダルシマーでは、指で押さえるのはメロディ弦だけで、伴奏弦はそのまま弾きます。ギターのように伴奏弦も押さえるなら、曲の要所だけ押さえるのがよいでしょう。
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マウンテン・ダルシマーの本来の演奏作法としては、指で押さえるのは一番手前のメロディ弦だけで、伴奏弦はそのまま、メロディに合わせてじゃんじゃん弾くだけです。
とはいえYouTubeの演奏動画を見ると、上手な演奏家はマウンテン・ダルシマーの伴奏弦も指で押さえて、ギターみたいに演奏します。それはやっぱいかっこいいなとあこがれます。
マウンテン・ダルシマーの初心者も、だんだん上手になるにつれて、やがては伴奏弦も指で押さえて演奏するようになるのでしょう。
マウンテン・ダルシマーをギターのように弾きたい人のために。
まずは一カ所だけ、押さえる箇所を覚えましょう。ここは頻繁に押さえます。覚えておいて損はありません。
ここは、フレーズや曲の終わりで、「シードー」「レードー」と締めくくるときに押さえると、ばっちり決まります。
マウンテン・ダルシマーの伴奏弦の押さえ方は、TKOブライエン社のキットであれば、付属の演奏ガイドで図解しています。マウンテン・ダルシマーは簡単な楽器なので、読めば分かりますが、伴奏弦の押さえ方は、数通りのパターンしかありません。ルールを覚えるだけなら、すぐに覚えることができるでしょう。
初心者の取り組み方としては、
というふうにすれば、マウンテン・ダルシマーらしいテイストを残しつつ、かっこいい演奏になると思います。
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北米の民族楽器マウンテンダルシマーでは、弦を押さえたまま指を左右にスライドするので、摩擦で指を切りそうで怖いです。潤滑剤を塗ると弦がすべっすべになって、安心して弾けるようになります。
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マウンテン・ダルシマーの演奏は、弦を指で押さえたまま左右にスライドするのが作法です。そのため音が途切れません。ぬるっとつながった音がマウンテン・ダルシマーらしい音です。しかし、弦を押さえたまま指をスライドすると、弦との摩擦で指を切りそうで、マジ怖いです。
マウンテン・ダルシマーを演奏する前に、手を洗うとよいです。
石けんでしっかり指の脂を落とします。特に食後の皿洗いした後など、指はすべすべです。
更にギターやバイオリンなど、弦楽器のための潤滑剤もあります。
いろいろありますけど、私はghs社のFAST-FRETを使っています。
スティックノリの要領で、弦に滑らせて塗って、付属の布でかるく拭き取って終わり。これで弦がすべっすべになるので、安心して指をスライドすることができます。
なんと弦を錆びさせず長持ちさせる効果もあるそうですよ。
»ghs社のFAST-FRET
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北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーは親指の横で弦を押さえます。
最初は指を切りそうで怖いですが、1ヶ月経たずに皮膚が厚くなって、不安なく弦を押さえられるようになります。
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「マウンテン・ダルシマーの弦は親指の横で押さえるように」と、本体付属の演奏ガイドに書いてあります。
別に他の指で弦を押さえても構いませんし、実際に、状況に応じて5本のどの指でも弦を押さえますけど。マウンテン・ダルシマーの演奏動画を観ると、他の指でずっと伴奏弦を押さえたまま、親指で遠くのフレットを押さえる操作がよく出てきます。このような奏法を考慮すると、できるだけ遠くまで押さえることができる親指を主に使うことは、理に適っています。
別にいつも親指で押さえなくてもいいけど、親指で押さえることに慣れておく必要はあります。
っても親指の横は皮膚が薄いので、弦を押さえると痛いです。
更にマウンテン・ダルシマーでは、ギターのようにただ弦を押さえるだけでなく、押さえたまま指を左右にスライドするので、指を切りそうでマジ恐怖です。
最初のうちは痛くて長く練習できないというのが、一番の問題です。
親指の横の”まだ痛くない箇所”で押さえたり、無理せず他の指で押さえたり、ノーターという付属の木の棒で押さえたりして、運指を覚えます。
そうしているうちにだんだん皮膚が厚くなって、不安なく弦を押さえたままスライドできるようになるでしょう。そうなるのに1ヶ月かからないはずです。重要なのは、最初は皮膚を切りそうで怖いですが、いつかは不安なく弾けるようになりますから、希望を持って、少しずつ指を慣らしていけばいいですよ、ってことです。
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北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーを弾いているうちに、持ってるピックがずれてくるのは下手な証拠です。まっすぐ弦を弾く練習をするのはもちろんですが、ピックが滑りにくくなるシールもありますよ。
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親指と人差指でピックをつまんだ状態では、ピックの面に垂直にまっすぐに力を加えても、ピックは簡単には動きません。一方でピックの角に横向きに力をかけると、テコの原理でくるんと回ってしまいます。
マウンテン・ダルシマーを弾いてるうちに、持ってるピックがずれてくるのは、ピックでまっすぐ弦を弾いていない――ピックの回転方向に力がかかってる★ ってことです。要は下手だってことです。弾いてるうちにピックが回転しないように、ピックでまっすぐ弦を弾く練習をしましょう。
とはいえ当座の問題として、弾いてるうちにピックがずれるのは、やっぱり困るのです。
演奏の腕はさておいて、ピックが滑らないなら、それに超したことはありません。そんな用途のために、滑り止めのシールが売ってます。
べたっとしたゴム状の素材で出来ていて、ピックに貼って指でつまむと、しっかりと指に食いついてくれます。弦を斜めに弾いても、かなりふんばってくれます。
楽器は気持ちよく弾けないと、特に初心者のうちは長く続きません。こんな便利アイテムに頼るのも十分にアリだと思ってます。
»Greco社のG-GRIP
★ 回転方向に力がかかる
ピックの回転しやすさは、持ち方にも依ります。汚い物をつまむように、指先だけでピックをつまむと、指とピックの接触面積が小さいので、ピックは簡単にくるくる回ります。指とピックの接触面積ができるだけ大きくなるように、親指は腹で、人差指は側面で、べったりとピックを挟むようにすると、ピックは回りにくくなります。
まだマウンテン・ダルシマーを始めたばかりなら、ピックの持ち方を変えるとよいです。
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北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーにカポを取り付けると、音階が変わります。暗い悲しい曲を弾くときに使います。
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カポ、カポと略して言いますけど、カポタストという、マウンテン・ダルシマーの弦を押さえたままにする道具です。
TKOブライエン社のマウンテン・ダルシマーのセットは、古典的なDAAチューニングになっています。この場合は第2番目のフレットをカポで押さえて、外れないように、横のネジを締めて固定します。
カポを装着するとマウンテン・ダルシマーの音階が変わります。
カポを付けたときの音階↓
カポは、マウンテン・ダルシマーで暗い悲しい曲――短調の曲を演奏するときに使います。
というかカポを装着しないと、マウンテン・ダルシマーは短調の曲が弾けません。最初はカポなしで、楽譜に載っている明るい楽しい感じの曲――長調の曲ばかりを練習するでしょうが。いずれ使うでしょうから、カポは最初から買っていた方がよいでしょう。
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北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーは、ノーターという棒きれで弦を押さえて演奏していました。今ではあまり使われませんが、メロディを奏でる基礎練習用としても優れたアイテムです。
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マウンテン・ダルシマーを購入するとたいてい、人差指くらいの細い棒きれが付いてきます。これはノーターと言って、これでメロディ弦を押さえて演奏します。
ノーターは一回一回弦を押さえ直すのではなく、ずっと弦を押さえたまま、左右に滑らせてメロディを奏でます。そのため、メロディはずるずると繋がって聞こえます。これこそがマウンテン・ダルシマーらしい音です。
これはマウンテン・ダルシマーの古典的な奏法です。
最近主流のDADチューニングでは、3本の弦をすべて指で押さえて、多彩なコードで演奏します。それでYouTube動画を見た感じでは、最近ではほとんどノーターを使わないようです。
実際にノーターを使ってみると、メロディを奏でるよい練習になることが分かります。ずるずると音を繋げて演奏するのは簡単なのですが、ピタッと音を区切って演奏するのは、タイミングがシビアでなかなか難しい。右手で弦を弾く直前に、素早くノーターをスライドさせる必要があります。(私もまだ上手に出来ません…)
これは指で弦を押さえるようになっても、美しい音色で演奏するために、必要な技能です。(私は指で弾くから)という人も、ぜひノーターを試してみてください。
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北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーのチューニングには2種類あります。本来は「DAA」にチューニングしていましたが、今ではほとんどの人が、より表現力の高い「DAD」にチューニングして演奏します。
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マウンテン・ダルシマーの教則本や楽譜に、「DAA」「DAD」と書いてあるのをよく見かけます。ときには「DAA-イオニアンモード」「DAD-ミクソリディアンモード」と、丁寧に書いてあることもあります。
これはマウンテン・ダルシマーのチューニングを表しています。
ベース弦-ミドル弦-メロディ弦の順に、それぞれD-A-A、D-A-Dとチューニングします。
もちろん、チューニングが違えば、弦を押さえる位置も違ってきます。「DAA」というのは、マウンテン・ダルシマーの本来のチューニングです。古典的なチューニングと言っていいでしょう。それに対して「DAD」というのは比較的新しいチューニングです。モダンなチューニングと言っていいでしょう。新しい「DAD」の方が、より表現力が高いので、今ではほとんどの人が、マウンテン・ダルシマーを「DAD」にチューニングして演奏します。
古典的な「DAA」チューニングの特徴を以下に一覧します。
せっかくマウンテン・ダルシマーなどという珍しい楽器を学ぶのですから、まずはマウンテン・ダルシマーらしい「DAA」チューニングで始めてみてはいかがですか。弾きやすく、初心者にも易しいです。
モダンな「DAD」チューニングの特徴を以下に一覧します。
途中で臨時半音が出てきたり転調する曲が弾けないのは、マウンテン・ダルシマーの宿命です。だってドレミファソラシドしか弾けないのですから。逆にドレミファソラシドだけで弾けるなら、「DAD」チューニングはギターのように、様々なコードを駆使して華やかに演奏できます。
だから、ぜひ演奏したい曲があるのだが「DAA」で弾くと何ともチグハグに聞こえる?というようなときに「DAD」に移行するとよいでしょう。
世界楽器てみる屋で販売しているTKOブライエン社のマウンテン・ダルシマーのセットは「DAA」です。弦は最初から「DAA」にチューニングされていますし、付属する演奏ガイドも「DAA」です。
それとは別売りで「DAD」用の交換弦と演奏ガイドもありますから(私も「DAD」で演奏してみたいな)と志す方は、ぜひお求めください。
そうそう「DAA」と「DAD」で弦の太さが違うのですよ。ですからお手持ちのマウンテンダルシマーを「DAD」にするときは、弦をそれ用に交換しなければなりません。
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