-- マウンテン・ダルシマー --

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ピックの滑り止めシール

北米の民族楽器マウンテン・ダルシマーを弾いているうちに、持ってるピックがずれてくるのは下手な証拠です。まっすぐ弦を弾く練習をするのはもちろんですが、ピックが滑りにくくなるシールもありますよ。
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まっすぐ弦を弾いてないのが悪い

親指と人差指でピックをつまんだ状態では、ピックの面に垂直にまっすぐに力を加えても、ピックは簡単には動きません。一方でピックの角に横向きに力をかけると、テコの原理でくるんと回ってしまいます。

マウンテン・ダルシマーを弾いてるうちに、持ってるピックがずれてくるのは、ピックでまっすぐ弦を弾いていない――ピックの回転方向に力がかかってる★ ってことです。要は下手だってことです。弾いてるうちにピックが回転しないように、ピックでまっすぐ弦を弾く練習をしましょう。

とはいえ当座の問題として、弾いてるうちにピックがずれるのは、やっぱり困るのです。

滑り止めのシールがあります

演奏の腕はさておいて、ピックが滑らないなら、それに超したことはありません。そんな用途のために、滑り止めのシールが売ってます。

べたっとしたゴム状の素材で出来ていて、ピックに貼って指でつまむと、しっかりと指に食いついてくれます。弦を斜めに弾いても、かなりふんばってくれます。

楽器は気持ちよく弾けないと、特に初心者のうちは長く続きません。こんな便利アイテムに頼るのも十分にアリだと思ってます。
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★ 回転方向に力がかかる
ピックの回転しやすさは、持ち方にも依ります。汚い物をつまむように、指先だけでピックをつまむと、指とピックの接触面積が小さいので、ピックは簡単にくるくる回ります。指とピックの接触面積ができるだけ大きくなるように、親指は腹で、人差指は側面で、べったりとピックを挟むようにすると、ピックは回りにくくなります。
まだマウンテン・ダルシマーを始めたばかりなら、ピックの持ち方を変えるとよいです。

楽器があればもっと楽しい毎日
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