-- デュエットオカリナ --

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デュエットオカリナの吹き方、鳴らし方7

デュエットオカリナは和音を鳴らせるオカリナです。
あなたが奏でる驚愕のハーモニーは聴く人に感動を与えることでしょう。
ノース・カントリー・ワークショップ工房のデュエットオカリナを使った、初心者のためのオカリナ吹き方教室、第10回。
オカリナの一つ一つの音について、すうっと息を強くしながら吹くとやわらかな印象になります。

オカリナの音はまっすぐな音

オカリナの音はまっすぐな音です。そのことは、ものすごく強弱をつけて演奏する尺八などと比べるとはっきり分かります。
» 尺八の音(『鶴の巣籠』より抜粋)

オカリナを尺八のように吹いてもぜんぜんオカリナっぽく聞こえませんし、そもそもオカリナはそんなふうに演奏するようにできていません。まっすぐな音がオカリナの音です。

目立たない程度に強弱をつける

まっすぐな音こそオカリナの音ですが、ほんとうに完璧にまっすぐ吹くとこれまたロボットが演奏しているようで聞けたものではありません。ぱっと聞いた感じ一本調子でも、実は尺八と同じように盛りあがったりしぼんだり、目立たないレベルでオカリナの音にも強弱をつけます。っても、そもそもオカリナをまっすぐ吹くことが難しいのに、それに強弱をつけて吹くなんて無理な話なので。

9割の音量から鳴らしはじめる

とりあえずオカリナの音を出すとき、ほんのすこし弱めの音―9割の音量―からはじめて、すぐにすっとマックスまで大きくするようにしてください。一つ一つの音をみんなそのように吹きます。すっ、すっ、すー、です。

» オカリナを最初からMAXで吹く、音をすっと大きくしながら吹く

上の演奏サンプルは…ちょっとやりすぎですけど。音の雰囲気が柔らかくなります。
そんなに難しくないですよ。おおざっぱな理解として、一つ一つの音について、すうっと息を強くしながら吹けばいいです。とにかく無条件にすっ、すっ、すー、です。そのうち癖になります。
こんな十把一絡げな小手先の技でも、かなりきれいに聞こえるものです。

長くのばす音はそれに加えて、終わりをほんの少し弱めてから音を切るときれいです。
これもそのうち癖になります。

オカリナ全般の話はここまで

ここまでデュエットオカリナの鳴らし方について説明しました。というよりなんだかオカリナ全般の話になってました。デュエットオカリナもオカリナですから、基本を説明すると結局オカリナ全般の話になります…

以前にも言いましたが、ふつうのオカリナが上手になるとデュエットオカリナも上手になります。ですからデュエットオカリナをもっときちんと上手になりたい人は、楽器屋で教則本を買って自己学習したり、街の音楽教室に通うことをお勧めします。

次回から正真正銘、デュエットオカリナの吹き方の説明です。
運指だとか、合奏の仕方だとか。

楽器があればもっと楽しい毎日
» デュエットオカリナの販売は世界楽器てみる屋 ―和音を奏でるオカリナ―

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