中学時代は下積みの時代 1/2
中学時代は学業が本分です。欲しい物は焦らなくてもいつか必ず手に入りますよ、という話です。
本当に欲しい物は必ず手に入る
もしあなたが”それ”を本当に欲しいと願っているなら――それこそ自分の人生と引き替えてでも欲しいと願っているなら、”それ”は必ずわりと早いうちに手に入るでしょう。
「楽器が欲しい」とか「庭付きマイホームが欲しい」とか「世界一周したい」とか。その程度のショボい願いなら、大人になってきちんと稼ぐようになれば、片手間で実現できます。いざ叶ってしまえば、自分の人生と引き替えるまでもなかったなあ……と、いささかあっけなく感じるかもしれません。(ほんとうに人生と引き替えるような願いというのは、もっと別物です。)
ともかく現状としては、欲しい物が手に入らなくて苦しい思いをしているでしょうが。いつか必ず手に入りますので、そこは心配ありません。
大人になって手に入れるのも一興
欲しい物は、いつ手に入れても遅いということはありません。
もちろんできれば早いうちに手に入れたいところですし、そうすれば人生の長い間それを楽むことができます。でも大人になって遅くなってから入手するのも、これはこれでよいものです。人生経験を積んで見聞が広がっていますから、子どもと取り組み方が違ってきます。
例えば昔、パソコンは理系少年にとって垂涎の宝物でした。
ある男は中学生のころに親からワンボードマイコン★を買ってもらいました。彼はパソコンマニアの少年がそのまま大人になったような奴で、とにかく最新ハードウェアのスペックに詳しくて、そういうことを話し出すともう目の輝きが違う。彼はシステム開発者として優秀でしたが、今は確かどこかの企業のネットワーク管理者をやってるはずです。
別の男は大学時代に初めてパソコンを触ってから、言語というものに異常な興味を持ち始め、NTTの研究所に勤めた後、今は未来検索ブラジルの取締役をやってます。
別の男は大学時代にゲームばかりやっていましたが、当時のスクェアソフトに入社してシナリオライターとして『ゼノギアス』の開発に携わりました。
欲しい物はすぐに手に入れられたなら、もちろん幸せです。
しかしながら大人になって遅くなってから入手しても、それはそれで、ひねりの加わったおもしろい人生を歩めるようです。いつか必ず手に入るのだから、今のすべてを犠牲にして手に入れるような無理はしないほうがいいです。焦らなくてもいいです。
★ ワンボードマイコン
パソコンのケースを開けると中に電子基板が入っていますが。昔はむき出しの電子基板だけが、堂々たる商品として――しかもかなりの高額で売られてました。マウスはもちろんキーボードもモニタもありません。付いているのは数字ボタンといくつかの8の字LEDとブザーだけ。プログラムはマシン語(単なる数字の羅列)を一つずつ、メモリに直接書き込んで実行させるものでした。これで何かできるわけではないし、役に立つわけでもない。ただコンピュータを動かしてみたい――理系少年の純粋な想いが結晶になったような製品でした。そういう時代でした。
楽器があればもっと楽しい毎日
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コメント
中学時代は学業が本分・・・
仰る通りだと思います。
実は自分は吹奏楽部で他にバンドも組んでいるんですが(ドラムです)、やはり欲しい"楽器"があります。
先日コメントさせていただきましたが、テクノパイプもその一つです。
なのでこの記事を読んで少し安心しました^^
今は学業を本分にやっていきたいと思います!ww
稚拙な文章で申し訳ございませんm(__)m
ありがとうございました。
投稿者: らぐ@中学生。 | 2013年10月23日 21:17
要は今いちばん得をする手を選択しましょう、というだけの話です。
早く大人になってじゃんじゃん給料を稼いで、欲しい楽器を買いまくって日本の景気浮上に貢献してください。
三度の飯より楽器が好きなら楽器店を経営する手もありますよ。
楽器を卸値で買えますし、CDやパソコンソフトなど音楽関連の一切を経費にすることができますから。サラリーマンで楽器を趣味にするよりも何倍も効率よくお金を使うことができます。
投稿者: すだれ | 2013年10月24日 02:07