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世界楽器てみる屋のバイブル

世界楽器てみる屋のすだれです。
脱サラを予定しているお客さんからインタビューされました。このような話を個別に回答するのは無駄なので、記事として掲載しておきます。(私も世界楽器てみる屋みたいなお店を始めてみようか)と画策している人は参考にしてください。

【どうしたら世界楽器てみる屋のようなお店を作れるか】

どうしたら世界楽器てみる屋のようなお店を作れるか、という質問にはとても一言では答えられませんし、かりに細かな話をどこまで積み上げたところで、はたして他のお店に応用が利くものかどうか微妙なところです。それよりもこちらの本を読んでください。小阪裕司の『あなたにもできる「惚れるしくみ」がお店を変える!』です。

脱サラした私が(次は通信販売をしてはどうだろう?)と夢想していた時期、けっこうな数のビジネス書を読みあさって見つけました。小阪さんが提唱している”ワクワク系マーケティング”について説明した初期の一冊です。これを読んだ瞬間にてみる屋が誕生したといっていい。以来、彼の著書はてみる屋のバイブルであり、てみる屋は古今一貫して”ワクワク系マーケティング”に沿って運用されています。

これは小阪さんのほんとうに初期の本です。
”ワクワク系マーケティング”の着想は得たものの、具体的にどうすればいいか今一つわからない。わからないがこれは絶対にいける、いけるはず!と若い情熱と使命感?だけで書き綴った一冊です。読み物としては彼の著書の中ではいちばん走っていて面白い。ただしあまり実用的な内容ではないので、これを読んで「うんわかる、これならいける!」と共感した人は、彼の後続の本を読むといいです。同じ話をあちこちで繰り返していたりしますが…自分の理解を再確認できて良し、というくらいに受け止めてあげてください。この本に出会えなければてみる屋もありえなかったわけで、私にとってはプライスレスなのですよ。

ビジネススタイルにはいろいろあります★ 。
どのやり方がいちばん優れている…というのはなくて、やっぱり自分が自然体でがんばれるビジネススタイルがいちばん強いでしょう。

『あなたにもできる「惚れるしくみ」がお店を変える!』を読んでもピンとこなかった人、(なんだか面倒くさいなあ)と思ってしまった人には”ワクワク系マーケティング”は向きません。

別にそれはそれでもよくって、とにかくたくさんのビジネス書を読んで「私ならこれだ!」という一冊を見つけるといいです。

★ いろいろなビジネススタイル
それぞれのビジネススタイルに優劣はない、と私は原則的には考えていますが。とんでもないビジネス書もありますから気をつけて。

明らかにクレーマー体質の人が自分の傍若無人さを正当化するために書いたような本がありました。そのビジネススタイルは『徹底的に客に媚びへつらうこと』。本の冒頭で「私のセミナーに参加した店はみんな確実に顧客の数を増やしている!」と豪語していますが。そりゃそうでしょう、他の店で不当な扱いを受けた(と自分だけが信じている)クレーマーたちが喜んで集まりますからね。しかしそうやって集めたクレーマーたちの不平不満ばかりが飛び交うお店なんて…毎日が地獄だと思いますけど?

楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋

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