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デュエットオカリナ と デュエットオカリナの違いはなんですか

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> デュエットオカリナ と デュエットオカリナの違いはなんですか
"デュエットオカリナ" と "ダブルオカリナ" の違いについてのご質問だと推測します。そうでなければ、もう少し正確に詳しく質問しなおしてくださいまし。

デュエットオカリナもダブルオカリナも20世紀末に出来た創作楽器です。
歴史は新しく「この楽器はこのように呼ぶことにする」とオーソライズされているわけでもありません。2つのオカリナが1つになっているオカリナのことを、てんでにデュエットオカリナと呼んだりダブルオカリナと呼んだりしています。私は使い勝手の違いによって、デュエットオカリナとダブルオカリナを呼びわけています。

ダブルオカリナについて。
オカリナの音域を少しでも広くするために、低音のオカリナと高音のオカリナを1つにしたオカリナです。いちばんの特徴は低音のオカリナと高音のオカリナで、重なっている同じ音が1つもないことです。できるだけ音域を広げたいのですから、2つのオカリナで重なっている同じ音があるなんて無駄なだけですから。2つのオカリナの音程差は1オクターブ以上あります。ダブルオカリナは、ふつうのオカリナでは演奏できない広い音域の曲を演奏するのに用います。2つのオカリナを同時に吹いて一人合奏もできますけど、そうした場合、それぞれの片手で操作できる音の数に限りがあるため、表現力は限られます。

デュエットオカリナについて。
一人合奏するために、2つのオカリナを1つにしたオカリナです。いちばんの特徴は2つのオカリナがいい感じにハモるように、2つのオカリナの音程差が1度~5度になっていることです。つまり2つのオカリナの間でかなりの範囲の音が重なってしまっています。そのため、2つのオカリナで出来ているにもかかわらず、デュエットオカリナの音域はそれほど広くありません。むしろふつうのオカリナよりも音域は狭くて、だからふつうのオカリナよりも更に吹ける曲は少ないです。ふつうのオカリナよりも吹ける曲は少ないが、吹ける曲なら一人合奏できる。そういうクセの強い楽器です。

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