RE: デュエットオカリナについて
世界楽器てみる屋のすだれです
お客さんからデュエットオカリナについて質問を頂きましたが、返信先のメールアドレスがエラーで戻されます。仕方ないのでブログにて回答します。読んで頂けることを願って。
Q:
ふつうの12穴オカリナを演奏できる人にとって、2種類のデュエットオカリナのうちどちらがマスターしやすいか。
A:
2種類のデュエットオカリナの運指は、どちらも12穴オカリナの運指とかなり異なります。運指に関しては、どちらを選んでも一から覚えなおすことになると考えてください。
なお、既に他の楽器を達者に演奏されるお客さんがよく上のような質問をしますけど。
楽器の運指はお互いに ”まったく同じ” か、でなければいっそ著しく異なる方が覚えやすいですよ。だいたい同じだけど微妙に違う、というのがいちばんタチ悪いです。今まで演奏できていた楽器までひっぱられて運指を間違えるようになったりします…
Q:
2種類のデュエットオカリナの、それぞれの納期を教えてほしい。
A:
とにかく一人合奏してみたい、ということであればチャーリー・ハインドの細長いオカリナがお勧めです。これなら10月末…11月中にはお渡しできます。ノース・カントリー・ワークショップの丸っこいオカリナは、工房がもうほとんど動いていません。お届け時期は来春とか来年の秋とか?まったく見通しがありません。
そんなところです。
なお、質問のお客さんは学生さんだとのこと。学生の身分では買いたい物も買えませんよね。私も高校生の頃(当時まだ発売されたばかりの)アナログシンセサイザーがものすごく欲しかったです。それと(当時普及しはじめたばかりの)パソコンも欲しかったです。早く社会人になって就職して、がんがん稼いで日本国政府に税金を納めて、欲しい物をばんばん購入して国内需要を支えてくださいまし。
楽器があればもっと楽しい毎日
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