ウィングカンテレの弾き方、コードの覚え方
ウィングカンテレは北欧フィンランドの新しい弦楽器です。
ウィングカンテレの弾き方教室第14回、私はこうしてコードを覚えました。
» 最近は『故郷』を練習しています。
カンテレは6つのコードが弾けます。たった6つしかないので、特にコードを覚える練習しなくても、いくつか好きな曲を練習していれば、いつのまにか覚えてしまうでしょう。
「ほぼどんなコードの流れでも弾けるようになった……ここらで完璧に覚えてすっきりするか」という段になって、初めてコードを覚える練習をすればいいかなと思ってます。やり方は掛け算の九九みたいです。Ⅰのコードを弾いて、Ⅱを弾いてⅠを弾く。Ⅰを弾いて今度はⅢを弾いてⅠを弾く。「ジャーン、ジャーン、ジャーン」てな感じです。
- Ⅰのコードの練習…
- Ⅰを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅰを弾く
Ⅰを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅰを弾く
Ⅰを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅰを弾く
Ⅰを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅰを弾く
Ⅰを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅰを弾く
Ⅰを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅰを弾く - Ⅱのコードの練習…
- Ⅱを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅱを弾く
Ⅱを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅱを弾く
Ⅱを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅱを弾く
Ⅱを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅱを弾く
Ⅱを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅱを弾く
Ⅱを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅱを弾く - Ⅲのコードの練習…
- Ⅲを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅲを弾く
Ⅲを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅲを弾く
Ⅲを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅲを弾く
Ⅲを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅲを弾く
Ⅲを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅲを弾く
Ⅲを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅲを弾く - Ⅳのコードの練習…
- Ⅳを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅳを弾く
Ⅳを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅳを弾く
Ⅳを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅳを弾く
Ⅳを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅳを弾く
Ⅳを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅳを弾く
Ⅳを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅳを弾く - Ⅴのコードの練習…
- Ⅴを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅴを弾く
Ⅴを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅴを弾く
Ⅴを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅴを弾く
Ⅴを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅴを弾く
Ⅴを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅴを弾く
Ⅴを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅴを弾く - Ⅵのコードの練習…
- Ⅵを弾いて→Ⅰを弾いて→Ⅵを弾く
Ⅵを弾いて→Ⅱを弾いて→Ⅵを弾く
Ⅵを弾いて→Ⅲを弾いて→Ⅵを弾く
Ⅵを弾いて→Ⅳを弾いて→Ⅵを弾く
Ⅵを弾いて→Ⅴを弾いて→Ⅵを弾く
Ⅵを弾いて→Ⅵを弾いて→Ⅵを弾く
カンテレで演奏できるコードは6つしかありませんから、いくつか好きな曲を練習していれば、あらかた覚えてしまいます。カンテレを始めて3ヶ月あたりで、それまでの総まとめ的な意味で、コードを覚える練習をすればいいかなと思います。
カンテレを始めたばかりでいきなりコードの特訓をして「カンテレなんてうんざり。見るのもイヤ!」という結末だけは避けてください。最初は「カンテレって……なんだかおもしろい?」と実感するのがいちばん大切です。我ながら下手くそなんだけど、でもカンテレの音はいいよね。これで自在に弾けたらきっと楽しいだろうなあ、みたいな。
楽器があればもっと楽しい毎日
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