お客さんのハンドオルゴール演奏『遠い約束』
一年前にハンドオルゴールを買ってくれたお客さんからひょっこりメールが届きました。
自分でハンドオルゴールを演奏した動画をYouTubeに投函したとのこと。それがこれ。
ハンドオルゴールの名のとおり、大型のオルゴールが鳴っているような演奏です。ほんとうに美しい。単純に、聴いていて楽しいです。いやーすごい。
聞けば楽器演奏の経歴はギターをかじった程度で、のめりこんだ楽器はこのハンドオルゴールがはじめてのような話なのですが。謙遜でしょう、なんの素養もない人が一年でここまで上手になりますか?
私は一発で白旗です。もう、自分でハンドオルゴールを宣伝するのは諦めました。彼に頼んで、うちの店のウェブカタログに動画を載せる許可をいただきました。これ、いい宣伝になりますよ。
実は既に他に10曲ほど出来上がっています。随時アップしていくとのこと、彼のチャンネルから当分目がはなせません。
楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋
コメント
こういう演奏を突きつけられると、やっぱり自分は偽物なんだ…ということを思いしらされます。私の笛はそこそこ上手だとは思いますが、一流ではありません。あちこちで告白しているとおり、私は楽器演奏が上手なのではなく、上手に見せかけるのが上手。楽器演奏以外のスキルを総動員して底上げするのが上手なのです。(そこはかなり一流だと自覚しています。)
そして私のそのようなスキルは、楽器屋の主人としては重宝だと自覚しています。いや真相は逆で、そのようなスキルが高いからこそ、演奏家にならずに楽器屋をはじめたのですが。
そしてそのようなスキルは、私のお店のお客さんにとっても重宝だと考えています。みんな仕事や勉強に忙しくて、楽器を練習して上手になる暇がない。それでも気分よく演奏を楽しんだり、隣人から褒めてもらうためには、私のようなスキルこそ効果を発揮するはずだと考えています。
…でも、
本物っているんだなー。
ちょっと凹んでます。
投稿者: すだれ | 2010年09月27日 01:37