ポケットサックス演奏 『ゼノギアス~憧憬』
ザフーン・ポケットサックス (Xaphoon Pocket Sax) はリコーダー感覚でサックス気分を楽しめる笛です。ポケットサックスでゲーム『ゼノギアス』のBGMから『憧憬』を演奏してみました。
先日バンブーサックスで『涙そうそう』を演奏しました。ポケットサックスと言ったりバンブーサックスと言ったり。どっちじゃっ、と思っているかもしれません。竹で手作りしているのがバンブーサックスで、プラスチック製がポケットサックスです。材質の違いと、形状も若干違うので音色が異なります。性能だけでいえばポケットサックスの方が演奏しやすい気がします。 この音は…ポケットサックスだから、というよりリードの癖です。馬力のある音が欲しくて硬いリードを使ってみましたのですが、どうでしょう。私は柔らかいリードの方が扱いやすいです。
なお、この曲の冒頭に低いBの音が出てきます。ポケットサックスの最低音はCですから、全部の指穴を押さえても出すことができません。これは床の上に体操座りして、ポケットサックスの下端の開口部を膝に押しつけて出しました。半分…でもない絶妙の加減で開口部を塞ぐと最低音のCから更に半音下がってBの音が出ます。なのでライブステージでは演奏できない曲です、あるいはステージで体操座りするか。
『ゼノギアス』は1998年にスクエアソフトが発売したRPGゲームです。深遠で緻密な世界観、しっかりした登場人物設定。プレイしがいのあるシナリオでカルトな人気を博しました。私にとっては、大学時代からの友人がシナリオ作成に参加したので、思い出深い作品です。音楽担当の光田康典さんは今でもファンが多いです。私もファンの一人です、彼の3拍子が好き。
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