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ハピUFO (HAPI UFO Drum) を入手しました

ハピUFO (HAPI UFO Drum) はスリットドラムの一種で、2010年に発売されたハピトーン社の新製品です。美しい銅メッキな仕上げに、見栄えと演奏性を考慮して配置された11個のスリット。西洋音階ドレミファソラシドの音がぜんぶ揃っています。

» ハピUFOを手で叩いてみました(軍手着用)

ここでいうスリットドラムとは正確には、ハンクドラム (Hank Drum) という造語で呼ばれている打楽器のことです。カーリング競技のストーンのような形をしていて、鉄製で中はがらんどう。表面に刻んだ大小のUの字のスリットを叩いて演奏します。マレットで叩くとポーンとえもいわれぬ美しい音がします。手で叩くとこれにペシペシというスクラッチ音が加わって、いかにも民族楽器な雰囲気になります。ペシペシした音が嫌いなら軍手をして叩くと柔らかな音がします。

ハピドラム (HAPI Drum) はハピトーン社が製造しているスリットドラムです。他の多くのメーカーが電動鋸を使って手作業でごりごり作っているのに対して、ハピトーン社は鉄板を高精度の金型でばんばん打ち抜いて、自動車の外装を成型する要領で品質の揃った製品を量産しています。

従来製品のハピドラム (HAPI Drum) は五音階やピグミー音階に調律されていて、でたらめに叩いても気持ちよく演奏できる仕様です。リズムに合わせて叩くだけですぐにセッションに参加できるので、これは音楽に疎い人や楽器を触ったことがない人に、友だちとセッションする楽しさを教えるのに最適です。またヒーリング用途としても使われています。

新製品のハピUFO (HAPI UFO Drum) はかなり大型で、音数が8音から11音に増えました。西洋音階ドレミファソラシドに調律されているので、でたらめに叩くとカオスになります。ある程度コード進行を考えられる人向けです。

様々なコードを演奏できるので、ふつうのポップスなどでバックを取ったりするならぜったいこちらがお勧めです。
私ならこれをバックにインディアンフルートやオカリナを演奏するかなと考えました。

近日中に発売したいです。
代金総額は85,360円です。

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コメント

>>でたらめに叩くとカオスになります。


たしかに、カオスだからでたらめですよね。とうぜんのことなんだけどちょっとわらいました。@w@

ああ、馬から落馬したかも。

ハピドラムに関しては、この記事を書いた直後くらいに、日本に販売代理店ができて、あっという間にでたらめな低価格競争に陥ってしまいました。うちの店よりも1万円以上も安く販売されては勝負になりません。たくさんの在庫を抱えたまま、ずっとそのままです。

ニッチな市場を育てていると、ある程度大きくなると大資本が介入してあっというまに奪って食い荒らす。奪っても代わりに育ててくれるなら、まだ諦めもつくのですが…

大変な損害を出して勉強しました。
次はやらせません。

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