今日から吟遊詩人 調律
花びらの形の愛らしいハープ、リトルミンストレルで好きな曲を伴奏つきで演奏しましょう。
» リトルミンストレルを弾いてみた
リトルミンストレルの弾き方教室第3回、西洋音階に調律する方法について。リトルミンストレルは標準では五音階に調律します。そのままではふつうの曲が弾けませんから、ふつうの曲が弾けるように、リトルミンストレルを西洋音階ドレミファソラシドに調律しなおします。
リトルミンストレルに付属している調律ハンドルを使って、弦を緩めたり張ったりします。弦を巻きつけているピンに調律ハンドルを差して、ちょっとひねるだけで音の高さが大きく変化します。コン、コン、キュキュッ、と細心の注意で調律ハンドルを回してください。
この作業には電子チューナーが必須です。2,000円くらいの安物でいいので入手してください。電子チューナーを使ってそれぞれの弦を下の図のように調律します。
電子チューナーの使い方は電子チューナーの説明書をご覧ください。
と言っても電子チューナーの使い方は簡単です。どのメーカーの製品も似たり寄ったりです。
- 電子チューナーの電源を入れる
- 電子チューナーをリトルミンストレルのそばに置く
- 弦を弾くと電子チューナーに「この音はD、10%高め」などと表示される
- 電子チューナーの針が中央を指すように、すべての弦をチューニングする
うるさい場所では電子チューナーがリトルミンストレルの音を聞き分けられないことがあります。
クリップマイクを使えば、確実にリトルミンストレルの音を聞き分けることができます。電子チューナーにクリップマイクを差して、リトルミンストレルのどこかをクリップで挟みます。
すこし高い音のドレミ
西洋音階に調律したリトルミンストレルのドレミはすこし高い音で、ヘ長調のドレミです。ヘ長調はピアノの白鍵のファの音からドレミファソラシドです。ソプラノリコーダーと相性がいいので、リトルミンストレルの扱いになれたら、ソプラノリコーダーとの合奏にも挑戦してみてください。
» 西洋音階に調律したリトルミンストレルのスケール
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