-- リトルミンストレル --

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今日から吟遊詩人 概要2

花びらの形の愛らしいハープ、リトルミンストレルで好きな曲を伴奏つきで演奏しましょう。
» リトルミンストレルを弾いてみた

リトルミンストレルの弾き方教室第2回、最初に大切なことや注意事項などを説明しておきます。

重要なのは伴奏のルール

この弾き方教室ではリトルミンストレルを使って、自分の知っている曲を伴奏つきで演奏する方法を説明します。この教室で説明するいちばん重要なことは、伴奏のルールです。リトルミンストレルには伴奏するためのかんたんなルールがいくつかあって、ルールさえ覚えればなんでも伴奏できてしまいます。

自分の大好きな曲の、メロディーがもし弾けるならそのまま伴奏つきで弾けてしまう…これはほんとうに楽しいですよ。自分が演奏していても、まるで魔法のようです。

知っている曲にかぎる

この弾き方教室は日曜音楽家を対象にしています。いつも仕事や勉強に忙しくて自由時間なんてほとんどない。わずかな自由時間も休養や遊びに忙しくて、楽器を練習する暇なんてぜんぜん残らない。楽譜も読めないような人が、えっちらおっちら楽器演奏を楽しめるようになることを目標としています。

楽譜が読めなくても仕方ないよね、としましたから、だから演奏する曲は自分が知っている曲にかぎります。

指一本でメロディーが弾けたら合格

これは…できるでしょう。知っている曲を「ソーラソミレドドーラー」とドレミで歌える★1 なら、ドレミファソラシドの弦をメロディーのとおりに弾けばいいです。

練習できなくても仕方ないよね、としましたから、指一本でぽちぽち弾く程度です。伴奏をつけることを考えると、指一本しか使えないほうがいっそ好都合かも。一本の指でメロディーを弾いて、残りの指でポロンと伴奏を入れます。

素晴らしい演奏を期待しない

練習できなくても仕方ないよね、としましたから、一流のハーピストのような素晴らしい演奏ができるようになる、なんて期待しないでください。練習しないのだから相応のことしかできませんよ。またリトルミンストレル自体が子ども用の教材楽器です。そんなにすごいことはできません。音域が1オクターブちょっとしかありませんから、そもそも音が足りなくて弾けない曲も多いです。

ただし教材楽器だけあって、伴奏のルールを学ぶには最適です。リトルミンストレルを極めて「私ならもっとすごい曲だって弾けるはず」と実感したら、プロ用のハープやライアーを習えばいいです。そこまでならなくてもリトルミンストレルは音色が美しいので、ぽちぽち弾くだけでも十分に楽しめます。ちょっとまじめに練習すれば、友だちを招いたささやかなコンサートや宴会の隠し芸としてりっぱに通用しますよ。

★1 ドレミについて

大事なのは、
自分の知っている曲のメロディーをリトルミンストレルでなんとか弾ける、ということです。
メロディーが弾けさえするなら、ドレミで歌えなくてもぜんぜん問題ありません。
あれこれ考えず実際に弾いてみたほうが早いかもしれませんよ。

ドレミで歌うときは”移動ド”のドレミで歌うように。
”移動ド”で歌うと、ほとんどの曲は最後がドかラの音で終わるはずです。「最後がドーで終わるのは長調の曲、長調は明るい楽しい感じがします。」「最後がラーで終わるのは短調の曲、短調は暗くて悲しい感じがします。」と小学校の音楽の時間に習ったでしょう。「私の知っている曲はファーで終わるけど。」「レーで終わるけど。」というのは”固定ド”で歌うからそうなのです。”移動ド”で歌ってください。

「移動ドなんてよく分からない」という方へ。
知っている曲を移動ドで歌う方法について、伴奏のルールを説明した後に説明します。デュエットオカリナの吹き方教室でも同じことを説明していますから、急ぎであればそちらを参考にしてください。

大事なのは自分の知っている曲のメロディーをリトルミンストレルでなんとか弾ける、ということです。

楽器があればもっと楽しい毎日
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