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年賀状を書きました

遠方の友人に新年の挨拶代わりに送る年賀状。
私のような個人事業主にとってはお客さんへの新年の挨拶とそれと、お店のことを思いだしてもらって、あわよくば早々なにか買ってくれないかなーなんて魂胆がないわけでもありません。かといって家族でお互いの年賀状を見せっこする団らんの場で「新製品発売!」「初売15日までっ!」なんて売りこむのはさすがに生臭い。その年の最初に届く葉書にふさわしい品格を保ちつつ、且つお店(商品)をさりげなくアピールする…

年賀状を拡販ツールの一つととらえるなら、自分の年賀状が他の多くの年賀状の中に埋もれてしまうわけにはいきません。ならば派手な色遣いをすれば目立つかというとそうでもなく、なぜなら昨今の年賀状はたいてい、家族の写真や出来合いのイラストで鮮やかに飾りたてられているからです。

「世界楽器てみる屋」の屋号を載せることも良し悪しです。家族にこっそり内緒で楽器を購入したお客さんもいるでしょう。だから家族には友人からの年賀状にしか見えないが、本人には「あーあの楽器屋か」とわかるようにしなければならない。などと、毎年なかなか工夫の凝らし甲斐があります。

そんなこんなで、私は年賀状はいつも自分のイラストを載せています。マンガ絵だがフォーマルな雰囲気の作風なので、昔から年配の人のウケがよかった。このような場面で重宝するスキルです。

ただし私にとって絵を描くことはすごいストレスです。だからほんとうに年賀状でもなければ描く気になれません。これはインターネットからダウンロードした画像を鉛筆でトレースした直後のもの。我ながらまるで小学生の図画のようです。これがほんとうに鑑賞に堪えるイラストになるのか…と、ほとんど恐怖に近い失敗の予感に耐えながら修正を重ねていきます。

だから、私の年賀状はパソコンでプリントしてますけど、心(念?)がこもってるんですよ。このイラストがどのように完成したかは…年賀状をもらった人だけのお楽しみです。

楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋

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