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木管フルート演奏 - May It Be -

『May It Be』について

『May It Be』は映画ロード・オブ・ザ・リング第1部のエンディングテーマです。 作詞作曲・歌はアイルランドの歌姫エンヤ。彼女自身が原作『指輪物語』の大ファンで、物語に登場するエルフ族の言葉を歌詞の一部に使うという気合いの入れようです。彼女らしい透きとおった声とシンプルながら美しいメロディーは、第1部だけでなくシリーズ全体のイメージソングになっています。

木管フルートについて

西洋にルネサンス時代から伝わる6穴の横笛です。指穴の数がドレミファソラシドを演奏するのに必要最小限であるため、運指を覚えやすい(下から順に指穴を開けていくだけでドレミファソラシ)。フルメタルのコンサートフルートが開発される以前のオーケストラではこの6穴フルートが使われていました。

欧米では今でもいろんな工房がこの笛を製作しています。世界楽器てみる屋も以前からエリックさんの横笛、バンブーアルケミーの横笛、トニーディクソンのフルートを販売しています。北米でインディアンフルートを製作しているアース・トーン・フルート工房が2009年の冬に木製の6穴フルートを販売開始したので、その記念に吹いてみました。

この試聴音源について

エンヤのCD『May It Be』に収録されているオリジナル音源をBand-In-A-Boxに読みこませてコード進行を逆算。自動伴奏させた結果をMIDIファイルに出力し、MusicCreator4でアレンジしました。木管フルートの音のミキシングもMusicCreator4でやってます。フリーのVSTエフェクタをたくさん使いました。サビの部分で女性のコーラス?のように聞こえてくる不思議な音は、フリーのVSTシンセサイザー「Majken's Chimera」です。使う音に困るとこれに頼ってばかり。

原曲の『May It Be』は6/8拍子です。しかし前半は6を3分割、サビの部分は6を2分割にして、しかもエンヤ独特のフィーリングで小節の長さを伸長しているため、ほとんど変拍子のように聞こえます。適当に歌うのは簡単ですが、完璧にコピーしようとするとたいへんです。私の技量ではBand-In-A-Boxに忠実に伴奏させることができず、3拍子で近似しました。

これをこのままウェブで公開すると著作権侵害になるので、動画にしてYouTubeにアップしました。同じ理由で楽譜や運指表を載せることはできません。

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