フヤラの吹き方:各部名称
フヤラは全長1.7mの巨大オーバートーンフルートです。
ライブステージで強烈なインパクトを放つ見栄えする外観と咆吼のような音色。
フヤラの吹き方教室第2回。フヤラの各部の名称を説明します。
フヤラの各部名称
フヤラの各部名称について、暫定的に次のように呼ぶことにします。
- 頭部管
- 胴体管
- 指穴管
- エアパイプ
- マウスピース穴・マウスピース
- 水抜穴、水抜栓
- ジョイント部
- 歌口
- 歌口空気止栓
頭部管
フヤラの本体は3つの部品に分解できます。そのいちばん頭の管。歌口があってエアパイプが取り付けられています。
胴体管
フヤラ本体の3部品のうち、まん中の管。ただの円筒です。
指穴管
フヤラ本体の3部品のうち、いちばん下の管。3つの指穴が開いています。
エアパイプ
フヤラの頭部管に息を送りこむためのパイプです。
マウスピース穴・マウスピース
エアパイプのマウスピース穴にマウスピースを差しこみます。マウスピースを唇でくわえて息を吹きこみます。
水抜穴・水抜栓
フヤラを演奏すると、息に含まれる水分が結露してエアパイプの中が水浸しになります。その水を抜くための穴です。演奏中は息が漏れないように栓をしておきます。
ジョイント部
フヤラ本体の3部品を接続する部分です。
歌口
頭部管にある、息を削いで音を出す仕組みです。小学校のリコーダーもこんなふうになっていましたね。
歌口空気止栓
革で出来た栓です。ここから歌口のところまでまっすぐ細い空気の通り道が貫通しています。この空気の通り道が詰まったときにヘラをつっこんで掃除するために、穴を開けているとか。栓は付けたままにしておいてください。万が一取れて無くしたら、代わりに何か詰めてください。同じ革なら申し分なし。粘土みたいなものは、詰めると後で取れなくなるのでダメです。
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