トイノーズフルートの音域は3オクターブ
以前、このブログで紹介しました鼻笛演奏者のshownosefluteさんから「トイノーズフルートで3オクターブ出せました」というメールをいただきました。
» トイノーズフルートで3オクターブに挑戦
うーんどうなんでしょう。3オクターブ出てる…んじゃないかな。2オクターブ半より上は確実に出てるでしょう。「トイノーズフルートは音域が狭くて使えない」という常識はこれで覆されました。トイノーズフルートで高い音を出せないのは、単にその人がヘタだという話です。
私は2オクターブ+3音が限界です。このへんがふつうだと思ってます。(2010/5/26)
3オクターブ目を鳴らすリゾネート奏法が発見されました。(2010/6/9)
ただ私としては、そういうのはもういいんじゃないかって思ってます。
たとえばインディアンフルートなんて1オクターブしか出ませんし、それどころかドレミもぜんぶ揃っていません。そんなのを考えると、2オクターブ以上も出せるなら御の字じゃあないですか。
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コメント
聴いてみました。3オクターブ出ていませんね。
投稿者: 行田@とんぼ | 2009年06月30日 22:22
行田@とんぼさん、コメントありがとう
> 聴いてみました。3オクターブ出ていませんね。
まあ途中で音程がヨタっていますからねー。
しかし本文で指摘しているように、このような議論は不毛だと思ってます。
一言でいえば「音楽は性能ではない」ということでしょうか。
投稿者: すだれ | 2009年07月01日 01:56
本日入手。ありがとうございました。
好きな曲が楽しく吹けたらそれでOKだと思います!
楽しい楽器に巡り会えて嬉しいです。
投稿者: Doc_A | 2010年04月28日 16:38
Doc_Aさん、コメントありがとう。
連休は鼻笛でぷーぷー楽しんでくださいまし。
私は商売柄いつも、人でも物でも、長所を探すようにしています。短所は誰でも目につきますが、それを指摘してもあまり発展性はありません…
プラスチックの鼻笛の長所を挙げると次のとおりです。
・頑丈で壊れにくく耐水性。どこでも気軽に持ち歩けて、いつでも楽しめる。
・安物の玩具なので、壊れたり無くしたりしてもまた買えばいい。
・安いので、まとめ買いしてお友だちにプレゼントできる。実際、多くのお客さんが10個単位で購入します。すごい勢いで鼻笛が広まっています。
・鼻笛の基本性能は持っている。音域は2~3オクターブある。
・薄いプラスチック板でできているため、暖まりやすい。真冬の寒い屋外で演奏できる鼻笛はトイノーズフルートだけ。
・陶器、木製、プラスチックの3種類の中でいちばん音を出しやすい。安いし、初心者のワークショップ向き。
他になにがあるでしょうか?
投稿者: すだれ | 2010年04月29日 20:14
お客さんから、
「お風呂や温泉につかって楽しめるのはトイノーズフルートだけ」
という指摘がありました。
確かに、木の鼻笛は濡らしたり乾かしたりを繰りかえすと変形しそうですし、陶器の鼻笛は顔を描いてある塗料が不安です。
ほんとうに鼻笛が好きなんですねー。
大昔、個人が持ち歩いてどこでも使うことのできるコンピューター、ノートブックパソコンが構想されたとき、防水仕様でした。シャワーを浴びているときに閃いたアイデアを書き留めることができるように、とのことでした。
輝かしい未来を夢見ることができた時代でした。
いかん、年寄りっぽくなってしまいましたね。
投稿者: すだれ | 2010年05月26日 18:49