テクノパイプを購入しました
先日ガリシアン・オープンのテクノパイプを購入したDinoといいます。
まずは音を出すことからと思い、てみる屋さんのブログを参考にPCに接続してみました。
環境は以下のとおりです。
VSTは全環境共通でUniversal Piperです。
【環境1:Macbook Air (CPU:Core i7 1.8GHz , Memory:4GB) + Roland UM-ONE mk2】
→MacではASIOの代わりにOSのCoreAudioがローレイテンシーを実現とありましたが
実際はかなり遅れます。リバーブをONにすると全く使い物にならないレベルまで遅れます。
設定が悪いのでしょうか・・・
またMac版のUniversal PiperにはWindows版のようにAudio MIDI設定のメニューがありません。
普段使うPCがMacなので困ったところです。やはりQuad-Captureを介した方が良いのでしょうか。
もう少し調査したいと思います。
【環境2:Windows7 x64 (CPU:Core i7 3.06GHz , Memory:12GB) + Roland UM-ONE mk2】
→ASIO4ALLをインストールしましたが、Universal Piperがそれを認識しないという不具合に見舞われています。
Audio MIDI設定画面でASIOを選択しようとするとUniversal Piperがフリーズする状態です。
他の64bit環境でも同様の事象に見舞われたため、Universal Piper側の問題かと思いますが解決方法が見当たらず放置しています。
【環境3:Windows7 x86 (CPU:Core2Duo 1.6GHz Memory:4GB) + Roland UM-ONE mk2】
→やっと正常に稼働する環境になりました。
ASIO4ALLも認識しました。 バッファサイズは144Sampesにしています。
リバーブ等のエフェクトも問題なく掛かりました。
ASIO4ALLは64bit環境でも稼働しているという記事を見かけるのでやはりUniversal Piperの問題でしょうか。
【環境4:iPad2 + Camera Connection Kit + Roland UM-ONE mk2】
→iOS版のUniversal Piperがリリースされていたので試しに買ってみました。
画像はiOS版のUPiperです。iPadでも使えますが、iPhone版の画面サイズを2倍にしただけのようです。
Config画面にてMIDI controlerを選択できるのですが、MIDI controlerの選択肢にGeneric MIDI chanterがありません。
てみる屋さんのブログでもテクノパイプを選んでも上手く動かないのでGeneric MIDI chanterを選択してくださいとの記事があったことから嫌な予感がしていたのですが、やはり認識しませんでした。
iOS版はまだver1.0.1なので今後使用できるコントローラーにPC版同様にGeneric MIDI chanterが増えることを願います。
ちなみにてみる屋さんの記事で紹介のあったMIDI-USBケーブルのUM-ONEですが現行はmk2という商品に変わっていました。
このmk2はiPad(iPad2以降)で使えることが最大の売りかと思うので今後のUpiperのバージョンアップに期待です。
またiPadにUM-ONE mk2を接続する場合、Camera Connection Kitが必須です。
パチモンのコネクションキットだと認識に不安定さがあるようなので純正品をお勧めします。
Roland社ではiPadと直結ではなく、セルフパワータイプのUSBハブを間にかますことを推奨しています。
確かにiPadの供給電源容量は少ないのでこれも必須と思った方が良いかも知れないです。
2〜3週間に渡る出張が多いため出張先の公園等でティンホイッスルを吹いたりBonesを鳴らしたりしていましたが、これからはテクノパイプとの併用になりそうです。
運指をガリシアン・オープンにしているので、ホイッスルと同じように演奏できるのがありがたいですね。
試しにキーをDにしてThe King of Firliesを演奏してみましたが、問題なく演奏できました。
ただ外で練習するにはPCは邪魔になりがちなので、RolandのMobile Cubeを購入しようかと思います。
(そのためにiOS版のUpiperには期待していたのですが・・・)
まずはテクノパイプで慣れ、いずれはredpipeにいきたいですね。
長文・乱文失礼致しました。
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コメント
テスト結果の報告ありがとう。
こうしてみるとUniversal Piperの品質は如何にもガレージキットという感じですね。
きっと作者の開発環境は32ビットWindowsなのでしょう。そしてその上で動作する版はさすがにしっかり作り込まれているのですが、他のOS版は、あまりきちんとテストできていない印象です。
私自身は32ビットWindowsを使っているので、Universal Piperは気持ちよく動きます。Universal Piperを高く評価しています。
投稿者: すだれ | 2013年01月11日 21:29
横レス、失礼します。
えせ中世パイパーのぴょん太郎です。
>→iOS版のUniversal Piperがリリースされていたので試しに買ってみました。
Config画面にてMIDI controlerを選択できるのですが、MIDI controlerの選択肢にGeneric MIDI chanterがありません。
一般市販の電子バクパイプ向けソフトなので、ExtraCore Arduinoを使用した自作のe-Chanterユーザーから猛烈なリクエストでもない限り、Generic MIDI chanterの追加は望み薄でしょうね。
Dinoさんの投稿写真を見ると、Init MIDIでUM-ONEを認識してはいますが、Config画面にてMIDI controlerをガリシアン・オープンに設定しても音が出ないのですね?
えーUniversal Piperのホームページに注意事項がございまして、
CoreMIDI対応の下記のデバイス
The iRig MIDI by IK Multimedia
MIDI Mobilizer II by Line6
l'IO Dock for Ipad by Alesis
のみとのこと。
ヤマハも同じテバイスi-MX1を発売していますが、対応しているかは不明です。
私はこの注意事項を見落として、MIDI Mobilizerのfirst versionを買ってしまいました。
こちらの問題を解決した方早いと思います。
外出先での演奏でしたら、
テクノパイプ→上記対応MIDIデバイス→iphone4/iPod Touch4/iPad2-3が一番簡単に音が出せます。
因みにiphone5/iPod Touch5/iPad4-miniの場合Dock変換コネクタが必要となります。
私が以前に書き込んだ「外部接続不要のMIDI内蔵で、単独演奏可能」というがこいつでして。
テクノパイプ→MIDI Mobilizer II→iPod Touch4→ボリュームアンプ→キャンディポップスピーカー
の接続で、機器類はバックカバーの裏に袋を縫い付けてほりこんであります。
結構楽しめますよ。
投稿者: ぴょん太郎 | 2013年01月13日 12:17
ぴょん太郎様
先駆者の貴重な情報ありがとうございます。Dinoです。
私はDTM自体が初めてなので色々と試行錯誤しながらやっているので大変助かりました。
> テクノパイプ→MIDI Mobilizer II→iPod Touch4→ボリュームアンプ→キャンディポップスピーカー
なるほど、apple device側ではなくMIDI Device側で調整ですか。盲点でした。
apple storeのソフトレビューしか見ていなかったのでUpiperの本サイトの注意書きを見落としていました。
最初に良く読むべきでしたね。
頂いた情報を元にまずはMIDI Mobilizer II by Line6を購入したいと思います。
> テクノパイプ→MIDI Mobilizer II→iPod Touch4→ボリュームアンプ→キャンディポップスピーカー
重ねての質問で大変恐縮ですが、ぴょん太郎様はiPod Touchにはどのようなアプリを入れてらっしゃいますか?
私の素人構想では、テクノパイプ→MIDI Device→iPad2(UPiper-Audio bus-Effect App)→スピーカー
という流れでVST加工したテクノパイプの音に更にリバーブやディレイなどのエフェクトを掛けられれば、iOS版のUpiperでもいけるかなと考えていましたが、ぴょん太郎様のようにスピーカーの前にアンプをかました方が良いように思いました。
ケルト音楽+テクノをやっている友人のバグパイパーも電子バグパイプには興味を示しているので色々と試していきたいと思います
投稿者: Dino | 2013年01月14日 13:22
こんばんは、ぴょん太郎です。
>iPod Touchにはどのようなアプリを入れてらっしゃいますか?
iPod Touchはテクノパイプ専用に購入したのでiOS版のUpiperだけです。
>VST加工したテクノパイプの音に更にリバーブやディレイなどのエフェクトを掛けられれば、
iOS版のUpiperはiphone向けにソフト単体で可動できるように作られたようで(YouTubeで製品前のバージョンを見ることができます)、iPadのようなマルチタスクができる端末のユーザーには、PC版のように思ったことができず、物足りないかもしれませんね。
肝心の音質ですが、ドローンは音といい鳴り始めといい本物そっくりなのですが、チャンターは任天堂のファミコンゲームのBGMを聞いているぐらい寂しい音質です。
音を加工する場合は、Dinoさんもお書きのように、iPadの音声出力に直にエフェクターをつなぐしか手はなさそうです。
私の場合はDTMではなく「うそバック」のドローン管を通して音を出しているので、ほんの少しエコーがかかっています。
なので、あまりエフェクターの必要性は感じないのですが、中世ヘヴィメタル風に演奏したい時にローランドの「パンドラミニ」を使うこともあります。
この「パンドラミニ」ですが、レッドパイプユーザーに使いこなす方がいて、今後、電子バグパイパーの必需品になるかもです。
私もレッドパイプユーザーなのですが、全く使いこなせていません。
投稿者: ぴょん太郎 | 2013年01月14日 20:17
ぴょん太郎様
さらなる情報ありがとうございます。
パンドラミニ、面白そうですね。しかもレッドパイプユーザーとのこと。まさに私が目指そうとしているところです。
>肝心の音質ですが、ドローンは音といい鳴り始めといい本物そっくりなのですが、チャンターは任天堂のファミコンゲームのBGMを聞いているぐらい寂しい音質です。
確かにそうですね。なのでFFのメインテーマをちょこっと弾いてみたら意外と合いました。
私の場合、元がウィスラーなのでバグパイプのグレースノートを学ぶのにまだまだ時間が掛かりますが、頑張っていこうと思います。
モバイル環境が整ったらまたUPしたいですね。
投稿者: Dino | 2013年01月15日 19:03
私はMacとiPadのことは分かりません。分かる者どうしで情報交換してくださいまし。
それとせっかくですから余裕があれば、初心者にも分かるように文章を構成してくれるとありがたいです。「テクノパイプやパソコン音楽の初心者なんだけど、MacやiPadを持っているから自分もはじめてみたい」という人が、この記事を読むかもしれません。逆にテクノパイプやパソコン音楽の初心者の人は、分からないことがあれば、臆せずコメントで質問してくださいね。
一つだけ。
ぴょん太郎さんが説明しているように、メーカーが推奨する機材の組み合わせを自分でも揃えるというのは、上手なやり方です。「○○を購入したのに上手く動かない、どうしてくれる!」とクレームを入れたところで、大企業なら交換・返品もあるでしょうが、ガレージ・カンパニーではとても対応できません。大切なのは、自分の主張に固執し我を押し通すことでなく、早急に手元の機材を使える状況にする、ということでしょう。こめかみに青筋を立ててしつこくクレームを入れるよりも、メーカーが推奨する機材の組み合わせをだまって素直に揃えるのが、結局、いちばん早いのです。私は長年の経験でそのように学びました……ええ……
投稿者: すだれ | 2013年01月16日 13:59
Dinoさん、下記のサイトご覧になったでしょうか?国内では、ダウンロードするのは無理なんでしょうか?私が全くの見当違いのことを言ってるのなら 本当にすみません。私はipadに7個バグパイプアプリを入れています。本物には、遠く及びませんが時間つぶしにはなります。
http://www.epipes.co.uk/software.html
投稿者: Anonymous | 2013年01月17日 13:42
Dinoです。
Studio Piperはテクノパイプを購入する際に検討していましたが、テミル屋さんの記事を拝見したところ、別途シンセサイザーソフトが必要であることが分かったため、単体稼動可能なUniversal Piperを選択しました。
Studio PiperのインストールマニュアルではStudio Piperを組み込むシンセサイザーにYellow Toolsの「Engine」というソフトを使っていましたが、このソフトの設定項目にレイテンシーを減少させるバッファサイズの設定個所がありました。
Macで使う場合にはもしかしたらStudio Piperのほうが細かく設定できるのかも知れません。
勉強を始めたばかりなので、進捗は遅いですが試してみたいと思います。
話は変わりますが、iPadに7個のバグパイプアプリを入れてらっしゃるのですか。
私の場合、iPadをPCの代わりとして使いたいと思っているので、テクノパイプを接続して使えるソフトを探しているのですが、現時点ではまだUPiperだけなのでしょうか?
もし他にご存知でしたらご教示頂けますと幸甚です。
投稿者: Dino | 2013年01月17日 21:14
私は、MIDIキーボードやギターをPCやipadに接続して遊ぶ程度の知識しかありません。御期待に沿えなくてすみません。
GarageBandにギターアンプがありますが使えないでしょうか。
投稿者: Anonymous | 2013年01月17日 22:45
Dinoです。
iOS版のgaragebandをiPadに入れてみました。
テクノパイプ-Roland UM-ONE mk2-camera connection kit-iPad2(garageband)
上記構成で接続したところ、外部midi機器として認識するようで、内蔵音源のうち、キーボード、ギター、ベース、弦楽器をテクノパイプで鳴らすことが出来ました。
ギターアンプは残念ながら利用できませんでしたが、各音源にてエコー、リバーブ、ディレイを、キーボード音源選択時はそれらに加えてサステインを使用することが出来ます。
また選択した音源によってはドローン音も出るようです。
すだれ様>
Upiperの接続がとれた時点で「テクノパイプをiPadにつないで色々試してみた」という新スレッドを立て、そこにこれまでの情報をまとめたいと思いますが、いかがでしょうか?
投稿者: Dino | 2013年01月18日 12:26
Thumbjamというipadアプリはいかがでしょうか?下記サイトをご覧ください。smallpipeの音源が入っています。あと無料にて他の音源もダウンロードできます・coremidi対応、audiobus対応です。
http://thumbjam.com/
投稿者: Anonymous | 2013年01月18日 13:00
Thumbjam
youtubeでの説明動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=3N24DmgaywU
投稿者: Anonymous | 2013年01月18日 13:17
Dinoです。
度重なる情報の提供、ありがとうございます。
早速Thumbjamを入れてみました。
結果は大成功です!
デフォルトだどうやらsmall pipesの音源はなく、追加のダウンロードで入れることができました。
他にもsackpipaというSwedish bagpipeの音源もあったので入れてます。
まだ使い始めたばかりなのでThumbjamのみでドローン音を鳴らす方法が掴めてませんが、代替としてThumbjamをiPadのバックグラウンドで動かして、UPiperのドローンを前面で鳴らすという方法を取ることができました。
RolandのMIDI-USBケーブルだとテクノパイプをUPipeで使えないことは先刻述べましたが、そのことがプラスに転じたという、まさに怪我の功名的な方式ですが。。。
Audio-busを使ってエフェクトアプリに渡してみましたが、正直にいうとThumbjamのエフェクトで十分です。
面白いアプリのご紹介、ありがとうございました。このアプリを活用することでテクノパイプ+iPadという環境が整いそうです。
投稿者: Dino | 2013年01月19日 09:10
少しは役に立ててよかったです。有料だし使い物にならなかったら、どうしようと思ったのですが・・・。
ついでがあったら下記のサイトもご覧になって下さい。MIDI-Chanterなどを扱っています。ちなみに私は、ここでバグパイプアプリを知り即ダウンロードしました。ただし無料のbagpipeは入れていません。広告が付くので・・・。そしてなんと2オクターブ出せるUilleann(2種類)があります。それと気になったのですがBagpipes(無料はsが付きませんがこちらは付きます。)というアプリはe-pipesのロゴがあります。studio-piperを出しているとこです。ヒントになればいいのですが。
投稿者: Anonymous | 2013年01月19日 13:06
追記 : ここのサイトはアプリを専門に特集しています。左側の項目で興味のあるアプリを見つけて下さい。
http://music-app.net/
投稿者: Anonymous | 2013年01月19日 13:21
肝心のサイトを書き忘れていました。すみません。
http://www.tradlessons.com/apps.html
投稿者: Anonymous | 2013年01月19日 14:27