-- ネットショップのコツ --

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ネットショップのコツについて 2

世界楽器てみる屋のすだれです。
脱サラを予定しているお客さんからインタビューされました。このような話を個別に回答するのは無駄なので、記事として掲載しておきます。(私も世界楽器てみる屋みたいなお店を始めてみようか)と画策している人は参考にしてください。

ビジネス書をたくさん読むべし

知識があって困ることはありません、暇さえあれば本を読むべきです。今から独りでビジネスを始めようというのですから、開業・開店の知識は絶対に必要です。たくさんのビジネス書を読むべきです。

自分のビジネススタイルを決めよう

たこ焼き屋台を開くにしろウェブページデザイナーになるにしろ、自分のビジネススタイルをはっきり決める必要があります。ビジネススタイル――私はこんな風に仕事をする、私のお店はここが大切、という方針です。たこ焼き屋なら例えば「豊富なバラエティーで圧倒するのだ」とか「ぐうの根も出ないおいしさを追求するぞ」とか「絶対に客を待たせず且つ出来たてのほやほやを提供します」とか。ちょっと変化球気味に「たこ焼きを食べながら今まで知らない者どうしだったお客さんたちが楽しく歓談できる。そんな憩いの場があればいい」とか。ここで「もちろん私は全部だ!」と言う人は失敗します。という事もいろんなビジネス書に書いてますから、読んで考えを改めてください。

ビジネススタイルはたくさんあります。まったく正反対のビジネススタイルもあります。曰く「お客さまは神さま、徹底的に媚びへつらって可愛がってもらいましょう」「客は無知な初心者だ。商品をとおして啓蒙・教育しなければならない」。どのビジネススタイルが優れている、というのはなくて、極めればどんなスタイルでも力を発揮するものです。自分に合ったビジネススタイル――自然体で実践できて、毎日どれだけがんばってもイヤにならないスタイルがいちばんです。本屋の棚に並ぶビジネス書に手当たり次第に目を通しましょう。たくさんありすぎるので、面白そうなタイトルで選んでもいいと思います。序章と第一章を読んでピンとくる本だけしっかり読むといいと思います。

『金持ち父さん貧乏父さん』は必読

『金持ち父さん貧乏父さん』は必読です。
日本の学校はサラリーマンを育てるために教育しているので、卒業した私たちにはいくつかの大切な知識が決定的に欠けています。

例えば、ふつうの人が思いつく仕事というのは、自分の手を動かす仕事ばかりです。この手の仕事の本質は「自分の人生の切り売り」であってどうしても儲かりません。(どれだけ高く売ったところで在庫に限りがありますからね。)この手の仕事のスターは個人経営の開業医ですが……それでもビル・ゲイツのような大富豪には絶対になれません。

私たちはサラリーマンになるように育てられましたから、他人に雇われ使用される以外の選択肢を思いつくことができません。強引に独立開業したところで失敗し……結局サラリーマンに戻ってしまう。そうなるように育てられています。

私たちには独立開業するための知識が決定的に欠けています。『金持ち父さん貧乏父さん』は必読です。

意外な本が役に立つ

他にどんな本を読めばよいか……それは業種によりますが、意外な本が役に立ちます。つかたいていの出版物は何らかの役に立つものです。風俗業の経営者にとっては、アダルト誌だって貴重な情報源ではありませんか。某ゲームメーカーの休憩室にはいつも最新刊の少年誌・少女誌が準備されていましたっけ。

私自身、ライトノベルを乱読していて、これらは「業務に関係あり」としてすべて経費にしています。いやマジな話、くだけた文章・読みやすい楽しい文章を書くために必要です。文章は読まないと下手になります。また精神年齢を下げておくという意味もあります。

だから私としては漫画もほんとうは経費にするべきだと考えていますが……いざ税務署から問われたときに強く押せない性格なので、諦めてます。

楽器があればもっと楽しい毎日
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