横笛の難易度について
ども、カナメです。
ディクソンのLow D 管を練習しはじめてはや5ヶ月半。未だに最低音が出ません。
ひょっとしたら、自分には横笛の才能がないんじゃないかと悩み中。
最後の悪あがきで、憧れだったエリックさんの横笛のG ・ C 管にチャレンジしようかと思うのですが、アルミ製のディクソンフルートより難易度が上がるのか心配です。
はたして、横笛が吹けるようになるのでしょうか?お手数をおかけしますが、宜しくお願いします。m(__)m
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コメント
> ディクソンのLow D 管を練習しはじめてはや5ヶ月半。未だに最低音が出ません。
笛は低音の笛ほど難しいですよ。っても5ヶ月やってまだ、というのは少し遅すぎる気もします。問題を抱えているのは分かりますが…どこがどう、というのは実際に目で見てみないと何とも。フルートでも篠笛でも横笛を吹く人を知っているなら、その人にコツを訊くのがいちばんなのですが。
これは他のお客さんに言ったのだったか。
1.ぜんぶの指穴をセロテープでぴったり塞いで、それで最低音を出す練習をする。
2.最低音が出るようになったら、いちばん下の穴のセロテープだけはずして、代わりに指で押さえて、それで最低音を出す練習をする。
3.最低音が出るようになったら、下から二番目の穴のセロテープもはずして、代わりに指で押さえて、それで最低音を出す練習をする。
4.最低音が出るようになったら、下から三番目の穴のセロテープもはずして、代わりに指で押さえて、それで最低音を出す練習をする。
5.……
6.ぜんぶの穴のセロテープをはずして、代わりに指で押さえて、それで最低音を出す練習をする。
このような手順で練習すれば、吹く角度が悪いのか、息の強さが不的確なのか、指穴をきちんと押さえていないのか、問題を切り分けて対応できるのではありませんか。ディクソンのフルートはポリマーにしろアルミにしろ、セロテープの痕が汚く残っても、ミカンの皮の汁で磨けばきれいに落ちます。(実際にはミカンの皮の汁が主成分の洗浄剤を使います。)
> 憧れだったエリックさんの横笛のG ・ C 管にチャレンジしようかと思うのですが、
G管の方がはるかに簡単です。C管は…人に依ります。細く絞った鋭い息で鳴らす必要があるので、低音の笛とはまた別の難しさがあります。私はむしろLowD管よりも苦手だったりします。
投稿者: すだれ | 2012年02月28日 02:56
low管の最低音は腹から空気を送り出す感じでゆっくりほぉーと吹きます。決して口先だけで吹いてはいけません。
投稿者: Anonymous | 2012年02月28日 11:12
せっかくですから初心者でも実践できるように、具体的に説明してあげてくださいまし。
投稿者: すだれ | 2012年02月28日 21:18
最低音の出し方(指孔が全部完全に塞がっていることを前提として。*注 : 右手小指で一番下の穴を塞いだほうが楽です。)
唇をきゅっと横に強くひきしめたら力をすっと抜く。息の通り道は横に薄く開けるというよりも縦に開けるという気持ちで。そうすると唇の力が抜けます。唇に力が入っていると横笛は良い音で鳴りません。腹に空気を溜め、その空気を笛の管尻から出す気持ちで、ゆっくりほぉーと吹く。音が出なかったら笛の歌口の角度を少し変える。息の方向は下向きに。そして必ず自分は吹けると信じること。
投稿者: Anonymous | 2012年02月28日 22:50
すだれさん・ Anonymousさん、レスどもです。
今日早速アドバイスに従って練習してみました。ほぉ~と息をお腹から出す感じで吹いたところ、音が裏返って高い方のD音が出ました。どうやら吹き方に問題がありそうです。
やっぱり、1日30分では練習時間が足りないでしょうか?
明日も頑張って練習します。ありがとうございました。m(__)m
投稿者: カナメ | 2012年02月29日 00:05
高い音が出たのなら息をすこし弱くしてみてください。息の方向は上唇をほんのすこし出し気味にすると下に。(低音が出しやすくなります。)逆にほんの少し引っ込めると上に。(高音が出しやすくなります。)
投稿者: Anonymous | 2012年02月29日 00:45
追加文 : 歌口(吹き穴)がもしかすると内側(自分側)に向き過ぎているのかもしれません。少し外側に向けると、空気の流れがスムーズにいってよくなるかもしれません。
笛に限らず、すべての楽器がそうですが、リラックスすることがとても大事です。使い慣れていない筋肉を使うので、最初は辛いかもしれませんが、ずっと疲れが続くようなら無駄な力が入ってると思います。
hataoさんのように吹きたくありませんか?私も、もっと練習しなければ、と思っています。
投稿者: Anonymous | 2012年02月29日 11:19
> hataoさんのように吹きたくありませんか?
そこんとこ門外漢にも分かるようにぜひ詳しく教えて頂きたく。
1.hataoさんって誰ですかどんな人ですか。
2.彼の演奏する姿を参考にしたいなら、どうすればよいですか。
投稿者: すだれ | 2012年02月29日 17:55
hataoさんはプロです。youtubeにアイリッシュフルートやティンホイッスルなど動画がいくつかUPされてます。私は特大のロウホイッスルが吹いてみたいです。この下記のページの右側の好きな動画を見て下さい。
hataoと検索に入力しても出てきます。
http://www.youtube.com/user/hatao?feature=watch
投稿者: Anonymous | 2012年02月29日 18:24
カナメさんへ。
最悪、G管の横笛を入手してそちらを練習する、というのもアリですよ。
G管あたりの音域の笛がいちばん中間的でいちばん演奏しやすいです。そのG管を気持ちよく演奏できないなら、それより鳴らしにくいlowD管はまず演奏できないと考えていい。
横笛やオカリナなど小型で比較的に安価な楽器は、たくさん持っていて損はないです。
ぜんぶ均等に吹く必要はないです。その中でいちばん気に入っている笛だけ吹けばいい。そのうち飽きてきて他の笛が気になったら…今度はそれを吹けばいいです。それも飽きたら、他の面白そうな笛を吹けばいいです。そのうち一巡して、やっぱり最初の笛が最高だね、みたいなことになる。つまり、何度も繰り返し飽きては笛を投げ出しているのですが…ずっと笛を吹け続けていることになります。長く笛を吹き続けているのだから、それだけ上手になります。
笛を一本しか持っていないと、それに飽きて投げ出したらもう終わりでしょう。
小型で安価な楽器はたくさん持っていて損はないです。
「3千円なら三日坊主になっても安かったもの」と考えるか「一生笛を吹いて楽しめるなら3万円払っても惜しくない」と考えるか。このへんは個人の価値観に関わりますから、こうしろ、という言い方はできないのだと自重しています。願わくば後者であってほしいと思いますけど。
楽器屋主人としてでなく、一演奏家の心情としてですね。
投稿者: すだれ | 2012年02月29日 18:26
hataoさんのアイリッシュフルート講座です。左側のレッスン(小さな逆三角)をクリックして下さい。
http://irishflute.info/irishflute/
投稿者: Anonymous | 2012年02月29日 21:53
Anonymousさん・すだれさん、レスどもです。特に Anonymousさん詳しい説明ありがとうございます。
今日はフルートにガムテープを貼って穴をふさいでからフルートを水平に持って、Anonymousさんの説明通りに吹いたら、やっと低音が出ました!嬉しくていつもより長く練習してしまいました。次は普段の構えで低音が吹けるように練習します。
すだれさんの提案もいいですね。来月(ってもう明日か ^^;)お小遣いもらったら検討します。多分お世話になるでしょう(笑)。
その際は宜しくお願いします。m(__)m
投稿者: カナメ | 2012年02月29日 23:23
追記です。
hataoさんは最も憧れの存在です。その才能をちょっとでいいから分けて貰いたいです(笑)。
でも、やっと低音が出るようになったんで、一歩前進できたと思います。来月には新しい笛も増えるし(?)練習時間が増えそうです。
投稿者: カナメ | 2012年02月29日 23:32
これが最後のアドバイスです。このコメント見ていてくれてればのことですが。
低音を吹くときは吹き口をかるく唇にあてる。高音は少し強く唇にあて、強めに吹く。アイリッシュフルートは指さばきが命です。temiruyaさんの六穴フルートの吹き方を見て下さい。そして楽しんで練習して下さい。
投稿者: Anonymous | 2012年03月02日 17:44
二年ぐらい前にHataoさんが、福岡にコンサートに来てくれた際に自分のエリックさんのG菅を吹いてくれました。オープンにしてませんが録画致しました。その際、すだれさんのお話ししましたらよくご存知でしたよ。
投稿者: だいざえもん | 2012年03月02日 22:22
Anonymousさん、レスどもです。アドバイスありがとうございました。
最近は自分の構え方で低音が出るようになりました。あとはコンスタントに低音が出せれば、ガムテープを剥がせるようになるでしょう。頑張ります。
だいざえもんさん、レスどもです。hataoさんの生演奏が聴けるだけでもうらやましいです。うちはド田舎なので聴きにいけないのが残念です。
投稿者: カナメ | 2012年03月03日 00:12
> すだれさんのお話ししましたらよくご存知でしたよ。
おっと二回しかお会いしたことがないはずですが。よく覚えているものです。
私がhataoさんのことを「アイリッシュフルート演奏家・講師のhataoさん」と覚えているのに対して、hataoさんにしてみれば私は、ワークショップに集まったたくさんの生徒のうちの一人でしかありません。良く覚えているものです、すごいです…
ちなみに、私がAnonymousさんに「hataoさんのことを詳しく教えてください。」と請うたのは、私の知っているhataoさんとAnonymousさんの言うhataoさんが同一人物であるという確証がなかったからです。ましてカナメさんやこのブログを読んでいるであろう他の初心者さんたちが、hataoさんという誰かのことを知っているとはとても思えなかったし。まあやっぱりhataoさんでしたね。
> ガムテープを剥がせるようになるでしょう。頑張ります。
ああそれと、椅子に座ってテーブルや机に右肘を立ててフルートを構えると練習しやすいかもです。右肘が支えられるので、フルートを吹いているうちだんだん疲れてきて腕が下がってフルートの角度がおかしくなり…ついに音が出なくなる、という症状が緩和されると思います。最終的には何もなくても吹けるようにならないといけませんが。
こういう行儀の悪いことは正しい音楽教室では教えないでしょう。自己責任で試してみてください。(お客さんの一人は、確かに効果がある、と言いました。)
投稿者: すだれ | 2012年03月03日 02:30