テクノパイプでパソコンを鳴らす
テクノパイプはスエーデン・フェイガーシュトロム社の電気バグパイプです。練習用ですが小型アンプやパソコンに繋いで、人前で演奏したり他の楽器とセッションしたりできます。
テクノパイプは練習用の電気バグパイプです。本物のバグパイプの代わりに練習ができればいいのですから、音はそんなにすばらしい音ではありません。それでもコーラスやディレイなどのエフェクタを搭載した小型アンプに繋いで鳴らせば、それなりに雰囲気のある音になります。バグパイプに馴染みのない日本国内で中世ロックやアイリッシュ・パンクの真似事をするなら、このレベルでもなんとか騙せるかなと思ったりします。
» テクノパイプを小型アンプ (ROLAND の MOBILE CUBE) に繋いで鳴らしてみた
パソコンを鳴らすのは分かっている人向け
テクノパイプは MIDI データを出力します。だから MIDI ケーブルでパソコンに繋げば、いちばんよい音で鳴らすことができます。 VSTi プラグインのバグパイプ・シンセサイザーをパソコンにインストールして、本物みたいな存在感のある音色で演奏できます。
» テクノパイプをパソコン (VSTi シンセは Universal Piper ) に繋いで鳴らしてみた
とはいえ VSTi シンセサイザーをパソコンにインストールしたり、テクノパイプを MIDI ケーブルで繋いだりするのは、DTM★ のかなり詳しい知識が必要です。まったくの初心者が一から始めるなら、大変な苦労をすることでしょう。一方で、既に DTM をばりばり使いこなしている人もいるはずで、そういう人は「概説はいいからシンセサイザーの名前だけ教えて!」とじりじりしながらこの記事を読んでいるかもしれません。(だから Universal Piper ね。)
これから数回にわたって、テクノパイプをパソコンに繋いで鳴らす方法を説明しますが。内容は既に分かっている人向け、あるいは分かってないけど自分で勉強するつもりの人向けの内容です。ほとんどヒントみたいな内容です。初心者にも易しく分かりやすく説明したいのはやまやまなのですが…情報量が膨大なのと、お手持ちのパソコンそれぞれに合わせた作業をする必要があって、それはさすがにいちいち説明しきれません。申し訳ない。
★ DTM
DTM とは ”デスクトップ・ミュージック” つまりパソコンを使い作業机の上で音楽をするということ。パソコン音楽のことですね。なら最初から分かりやすくそう書けばいいのですが。ここではわざとその筋の人の言葉で書いています。
他にも VSTi とかプラグインとか「え、なんでシンセサイザーがパソコンの中にインストールできるの?」とか、疑問に思うかもしれませんが。この記事を読んで分からないところは、自分で勉強してください。私もできるだけ説明はしますけれど…ちょっと大変よ。
楽器があればもっと楽しい毎日
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