-- テクノパイプ --

« 営業開始しました | メイン | テクノパイプを小型アンプで鳴らす2 »

テクノパイプを小型アンプで鳴らす

テクノパイプはスエーデン・フェイガーシュトロム社の電気バグパイプです。 練習専用のメロディー管(チャンター管)を電気式にしたものですから、見かけはただの棒です。これはバグパイプの運指の練習ができればいいわけですから、音色はまあ…なんだ、そういう音色ですよ。

とはいえまさか日本人のお客さんが、バグパイプの運指の練習をするためだけにこれを購入するとは考えにくい(どんだけコアな客ですか)。イヤホンを差して自分一人で聞くのではなくて、やっぱり大きな音を出して他の楽器とセッションしたり、人前で演奏したりしたいだろうと憶測します。

テクノパイプはMIDIデータを出力します。
ですからVSTプラグインのバグパイプ・シンセサイザーをパソコンにインストールしてMIDIケーブルで繋いで鳴らせば、本物顔負けの音で演奏できます。これがいちばんハイクオリティーでしょう。しかしこれをするにはDTMのかなり高度な知識が必要です。そもそも肝心のバグパイプ・シンセサイザーを購入するとき、外国のウェブショップに対してPaypalで代金を支払わなければなりません。Paypalは欧米で普及しているネットショッピングの支払い方法ですが、ふつうの日本人にはまず馴染みがない。だから最初にPaypalアカウントを作成するところから始めなければなりません。なかなか敷居が高いです。

最高の音は期待しないが、それなりの音で鳴らせないものか。
次善の策として、楽器メーカー各社が販売しているキーボード用の小型アンプに繋いで鳴らすことをお勧めします。「じゃあ私のラジカセに繋いで鳴らしてもいいの?」と考えるかもしれませんが。このような小型アンプには、安物のキーボードの音でもそれなりにきれいに聞かせるために、コーラスやリバーブなどのエフェクトが付いているのですよ。カラオケのエコーのようなものです。テクノパイプの音も、コーラスやリバーブをかけることによって、まあまあ?いい感じに聞こえます。

私が見つけたところではROLANDの 『MOBILE CUBE』 がお勧めかな。(2012/01/11現在)
次回に説明ますね。

楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

みんなの掲示板

ご質問・お知らせなどがございましたら遠慮なくご投稿ください。

ユーティリティ

 

最近のコメント

最近のトラックバック