オカリナを吹いた後のケアについて
世界楽器てみる屋のすだれです
お客さんからの質問をブログにて回答します。
> 吹き終わった後のオカリナのケアとかは何かされていますか?
あー…
オカリナ全般の話ですが、オカリナはケアができません。吹き終わったらそのままで
す。冬場ならケースに入れておきます。梅雨など湿気の多い時期は、内部を乾かすた
めに、いっそ裸のまま置いておいた方がいいかもです。
!!! ご飯を食べながら吹いたりとか、絶対にやめてください !!!
それに関連して、オカリナのことを知らない人に貸すのも控えた方がいいです。
「じゅるっ」とツバを流しこまれたりすると、それが吹口の中で糊のように乾燥し張
りつきます。そうなると息に含まれる水分が吹口の中で結露するようになり、演奏中
に水滴が詰まって音が出なくなります。(演奏できないわけではありませんが、吹い
ているうちに水滴が詰まってきて、音が出なくなってくる。)
そしてどんなに気をつけて吹いても、どうしてもツバの飛沫が飛んで、吹口の中に張
りついていきます。10年?も吹いていると、吹いているうちに音が出なくなるという
現象が顕著になります。これがオカリナの寿命です。
だから(このオカリナとはいつか別れがあるんだ)と覚悟して、大切に付きあってあ
げてくださいね。
※ この記事は、私がネットを調べてまとめました。
「吹口の中が汚れたら洗えばいいよ」「掃除すればいいよ」というアドバイスがある
一方で「壊れてもいいならね」「元の音が出なくなってもいいならな」という反論も
ありました。だから基本はできるだけ吹口の中を汚さないように。そして中を掃除し
たり洗ったりするのは最後の手段、壊すのを覚悟の上で。ということらしいです。
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