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モダンカンテレが入荷

ロビッカ社のモダンカンテレが入荷しました。
今回仕入れたのは11弦と16弦の2モデルで、どちらもオプションを付けないベーシックなタイプです。代金総額はここ1年間の為替を鑑みて…11弦を50,560円、16弦を76,760円に決めました。早急にウェブカタログに掲載します。

モダン16弦カンテレ

» ロビッカ社モダン16弦カンテレの音

長い4本のベース弦が付いています。といっても演奏上の実用価値はほとんどありません。むしろ共鳴弦として音響的に重要な役目を果たしています。16弦カンテレは中音域から高音域まで豊かな音色で残響します。正直、板に弦を張っただけでこんなにきれいな音がするの?と不思議な気になりますが、これが4本のベース弦の効果です。高音の弦をじゃんと弾いてベース弦に触れると、ビリビリ共振しているのがはっきり分かります。

演奏性だけを考えると、はっきり言ってベース弦はじゃまです。じゃんとかき鳴らすとき、間違って弾いてしまわないように気を遣います。ベース弦の積極的な使い方を思いついた人はぜひ、私に教えてほしいです。

16弦カンテレには2つのチューニングスイッチが付いています。
16弦カンテレはDキー(ニ長調)に調律されていて、チューニングスイッチをひねると4度上のGキー(ト長調)に移調します。2とおりの調の演奏に即時対応できます。その他の調で演奏したいときは、そのようにぜんぶの弦を調律し直せばいいです。あんまり強く弦を巻くと本体を痛めるのでほどほどにしてください。

モダン11弦カンテレ

» ロビッカ社モダン11弦カンテレの音

YouTube動画でよく見かけるのがこのタイプです。人間の指は5本なので、弦の数は10~11本が扱いやすい。無駄も不足もなく、ギターのようにじゃんじゃん弾けます。高音域が独特に残響する、いかにもカンテレらしい寒々とした音色です。

11弦カンテレはDキー(ニ長調)に調律されています。その他の調で演奏したいときは、ぜんぶの弦をそのように調律し直せばいいです。あんまり強く弦を巻くと本体を痛めるのでほどほどにしてください。

カンテレについて

カンテレは北欧フィンランドのお琴です。
伝統的には4~5弦ほどの小さな弦楽器で、テーブルに置いてつま弾き伴奏します。

近年、ギターの影響を受けて、ストラップを付けて肩から下げじゃんじゃんかき鳴らす演奏法が若者の間に広まりました。カンテレ本体もそれに応じて、ギターのように演奏しやすいように、左手のアームレスト(ウイング)が大きく張りだした形状に進化しました。これをモダンカンテレ、あるいはウィングカンテレと呼びます。

一方でピアノやチェンバロなどの影響を受けたらしい、大型のグランドカンテレもありますが、ここでは説明しません。

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